■ 国道418号線の起点方面にでかけてみた

 管理人が主にツーリング用として運用中のセロー250「ねこまぶし」

 このところ国道418号線が気になって、全線走行してみようと思ったものの、総延長267.1キロメートルあるという国道418号線の起点から終点までを一気に走破するのは(現状の管理人にとっては)難しいという現実に直面し、止む無く何回かに分割して走行している最中である。

 今回は国道418号線の起点となる福井県は大野市方面にまでセロー250で出かけてきたので、その際の記録について。

本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。

各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。

こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。

万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。

■ 根尾谷汲大野線(県道255号)

 以前、根尾から上大須ダムあたり【国道418号線から分岐】県道255号ヤマハ セロー250「ねこまぶし」で訪れた県道255号線。

 この後で、県道255号線から「猫峠」を経由して、国道418号線(国道157号線と重複)の温見峠に行けることを知って、これは再度訪れなければならないと考えるようになった。

 有名な国道418号線の「落ちたら死ぬ!!」区間が通行止となった際、迂回路として「猫峠」が利用されているということは聞いた記憶があるのだが、なんとなく国道418号線から繋がった道としてたまたま訪れた県道255号と「猫峠」「温見峠」が繋がっていることを最近まで認識していなかった。

 そこで、前回にすぐ近くまで到達していながら走行していない「折越峠」と「猫峠」を経由して、温見峠から国道418号線の起点まで行こうということで、セロー250で訪れてみた。

 

 

国道157号線を通過してみた(酷道)#01 XT660Zテネレ 「ねこわさび」

国道157号線を通過してみた(酷道)#02福井県側 XT660Zテネレ 「ねこわさび」

梅雨入り前に出かけてみた(九頭竜湖・箱ヶ瀬橋・伊勢峠・旧西谷村方面)#03 ヤマハXTZ125「

梅雨入り前に出かけてみた(温見峠・真名川ダム・九頭竜湖・箱ヶ瀬橋・旧西谷村)#04 ヤマハXTZ

 

 

 

 

■ 林道猫峠線から国道418号線(国道157号線)に復帰後、温見峠方面(福井県方面)

 国道418号線に復帰後、温見峠を目指して北上するのだが、

 国道上に鹿が出現。

 

 セロー 対 鹿

 鹿嫌いの管理人が鹿を追いかける。

 

 ちなみに、つぶらな瞳で車やバイクに体当たりしてくる鹿は非常に危険な存在。

 見た目と違って頑丈なので、バイクはもちろん、普通の乗用車でも衝突したらただでは済まない。

 安全な距離を保ったうえで追い詰めないように。

 良い子はもちろん真似しない方がよいだろうな。

 

 ひさしぶり「魚道付きダム」

 以前に国道157号線を通過してみた(酷道)#01 XT660Zテネレ 「ねこわさび」で初対面して以来、数回目となる対面。

 

 上流側にまわると、ほぼ土砂で埋まったような状態。

 

 ダムを越えて進むと、

 酷道名物の「洗い越し」が登場。

 

 路面上を横切って川の水が流れていく。

 橋を架けたり、路面の下に水路を作ったりするよりも、ずっと簡便な構造。

 大雨の後では水量が増えるはずなので、通行不能となることも増えるだろうが。

 

 交通量もほぼない国道を進み、

 

 洗い越しをいくつも越え、

 

 高度を上げていく。

 

 だいぶ高いところまで登ってきた。

 

 温見峠に到着。

 

 国道157号線の標識。

 福井県大野市の表示。

 ここまで来て大型車通行不能と言われても引き返すのは困難だろうな。

 

 福井県側から見ると、岐阜県と本巣市の表示。

 前回のスタート地点からここまでずっと本巣市内でのできごとだった。

 本巣市広大である。

 

 セロー250で温見峠を訪れたのは初めてとなる。

 

 こういった狭い道を通過するには軽い車体は最適。

 XTZ125等よりは重いのだが、出力的に余裕がある分、上り坂が多い場面では気が楽である。

 

 パラペットの下は断崖絶壁で、

 

 その下を覗き込んでみたりする。

 足を踏み外すと、そのまま車体が倒れて、谷底に落ちかねないので注意は必要。

 

 峠からしばらくは急な斜面を下る。

 

 途中で道端にスーパーカブ系のバイクが停まっていた。

 周囲にライダーが見当たらなかったので、どこかで山菜でも採っているのかも。

 

 峠を離れて傾斜も緩やかになり、

 

 人家らしきもの(住んでいるかは不明)が見えてくると、多少は安心したりする。

 

 すすきと国道157号線の標識。

 

 福井県側は整備された部分も多く、峠を越えてしばらく行くと、

 

 交通量もほぼない、整備された快走路になる。

 

 温見川沿いの道を快調に走る。

 

 大谷秋生大野線(かつてのXT660Zテネレで訪れた猿鹿の縄張りの道)を越えたあたりで開けた土地が見えてくる。

 麻那姫湖青少年旅行村あたりを通過。

 かつての西谷村の中島地区があった土地だそうだ。

 

 旧下笹又あたりの赤い橋を越えて、

 

 真名川ダムにやってきた。

 

 真名川ダムを通りすぎて下流側から見る。

 下流側から見ると思ったより巨大なダム。

 

■ 国道418号線の起点捜索

 国道418号線も大野市の市街地に入ってきた。

 ダムを越えて、人が住む空間まで僅かな距離。

 以前訪れた際には、国道418号線や国道157号線を辿るという意識がなかったので、このあたりから国道を逸れて近道を通って帰路についてしまい、起点には到達していない。

 

 今回は国道に沿って、

 

 標識の通り進んでいく。

 

 管理人が利用している年代もののナビゲーションデバイス(カーナビ)サンヨーのミニゴリラでは、国道418号線の起点は大野市上神明交差点になっているので、

 

 とりあえずナビの指示通り上神明交差点を目指して進む。

 

 上神明交差点の手前。

 新しい路線が設定されているようで、ナビでは国道の赤色なのだが、実際の標識には国道の印が付けられていないような。

 

 もうすぐ上神明交差点。

 

 上神明交差点に到着。

 酷道418号線の起点という表示は見当たらない。

 

 交差点の東側に右折して、振り返ってみるが国道の方向表示にも418の字は見えず。

 

 いちおうウィキペディアには「上明神」交差点が起点と書かれているのだが。

 

 念の為、周囲の道を少し進んでみるが、

 国道476号線、国道157号線、国道158号線の表示は目に入るが、国道418号線は見当たらない。

 

 どうやら国道418号線の経路が変えられているようなので、東側に進み、グーグルマップ等で国道157号線のルートに移動してみる。

 おそらく国道476号線、国道158号線、国道157号線と交わるこのあたり(のどこか)が国道418号線の起点なのだろうということで、

 

 国道158号線を東に向けて(九頭竜方面に向けて)走る。

 上空の雲行きもあやしく、上神明交差点の手前あたりから小雨が降り出したので、早めに帰った方が良さそうな雰囲気。

 ここから帰るには温見峠を通過するのが手っ取り早いのだが、日没後の温見峠を通るのは避けた方が良かろう。(雨降りだし、しかも鹿も出るし。)

 

 出かける前に天気予報を確認していなかった。

 (ねこのす地方の天気は雨の予報ではなかった)

 前方に見える山の一部は雨で霞んで見える。

 おそらくこの先の山の中で雨に降られるのだろうなと覚悟はしていた。

 

 そして九頭竜川のあたりで強雨に見舞われる。

 夜間の強雨で暗い山道という悪条件。

 ヘッドライトをLED化したセローでも前方の視界が十分に確保できないということで、途中のトンネルかシェッドの途中にある分岐箇所を曲がって、屋根がある空間で休憩と雨具を着込むことにした。

 

 非常駐車帯なのか、トンネル途中のT字路なのか。

 公衆電話が設置された空間。

 

 ちょっと雨宿り。

 いちおう防水透湿機能をもった(はずの)ジャケットとオーバーパンツを着こんでいるのだが、トップケース内に常時積載の雨具があったので、念の為追加で着こんでおく。

 

 その後、

 道の駅 九頭竜で休憩。

 

 しばらく雨の中を走り、山を抜けて美濃白鳥から郡上大和のあたりで雨があがる。

 道の駅 美並で小休止。

 交換したばかりの標識灯(ナンバープレート照明)の明るさを確認してみたり。

 

 という訳で、走行距離がまだ一万キロメートルに到達していないセロー250「ねこまぶし」

 

 予定外の強雨に降られたりはしたが、計画はしたが長い間実行できなかった国道418号線起点探しを実行できたので、これはこれで有意義なツーリングだったのだろうな。

 

 何か思い出したら追記する予定。

 

・ そういえば、自作のハンドガードエクステンションの防風性と手元の防水性にはずいぶん助けられたので、後日追記するつもり。

 

 

あっぷあっぷ【毎月】 2022年11月