■ ステムベアリングの状態を確認

 しばらく前にレストア用として管理人のもとにやってきたBMWのF650GS「ねこかっつ」。

 前回まで、フロントフォークを抜き取り、ステムベアリングを確認できるところまで到達したので、今回は確認したステムベアリングの状態について。

本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。

各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。

こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。

万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。

■ カクカクのステムベアリングの状態を確認しておいた

 前回、 フロントまわりの整備#02【修理】ステムベアリングの交換 BMW F650GS「ねこかっつ」 でステムまわりをフレームから抜いたので、修理(交換)が必要なステムベアリングを視認できるようになった。

 

 ステムベアリングを交換する前に、これまで装着していた旧いステムベアリングの傷み具合を確認しておく。

 一番劣化が激しいはずの下側ステムベアリングのレース。

 ベアリングを外したら、テーパーローラーの位置に合わせてはっきりと筋(線)が残っている。

 

 この筋、旧くなったグリスが残っているという訳ではなく、グリスを拭き取っても筋は残っている。

 

 上側のテーパーローラーベアリングは、多少グリスが残っている状態。

 

 上側のベアリングレースにもグリスが残っている。

 下側のベアリングレースのようにはっきりした筋(線)は見当たらないが、

 

 グリスを拭き取るとテーパーローラーが当たっていた場所には若干筋状の凹みが見える。

 

 負荷が大きい下側のベアリングレースを指の触感で確認してみる。

 指で触ってみると、明らかな凸凹を感じる。

 これだけ凹凸があれば、ステアリングが引っかかっても仕方ない。

 

 下側の旧いテーパーローラーベアリングの状態。

 グリスはほとんど残っていないように見える。

 錆色の物体が若干こびり付いているが、旧いグリスが硬化したものだろうか。

 

 

 

 

 続いてしまう。

 

 → 続いてしまった。

 フロントまわりの整備#04【修理】ステムベアリングの交換 BMW F650GS「ねこかっつ」

 

 

ちょっとだけ反動があったか【毎月】 2020年6月