■ ゴムフラップ基部の穴を塞いだりした

 管理人が主にツーリング用として運用中のヤマハトレーサー900「ねこけり」
 昨年、北海道に向けて出発する当日に、後サスペンションのクッションユニットを後輪が巻き上げる水や汚れから守るためのゴムフラップを取り付けたりした。  (参考)【装備追加】リアサスのクッションユニット保護ゴムフラップ ヤマハトレーサー900「ねこけり」
 そのゴムフラップ、北海道ツーリング中には管理人が期待する機能は完全に果たして、後サスペンションのクッションユニットを後輪が巻き上げる泥水等から保護することに成功した。
 その効果には満足した管理人だが、短時間で適当に作った装備だけに、もう少し改良を加えてみようと考えたりしたのだった。
本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。
各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。
こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。
万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。

■ ゴムフラップ基部の穴を塞いでみようと考えた

 以前に取り付けたゴムフラップ、後サスペンションのクッションユニットまわりの汚れを防ぐことには成功したのだが、ゴムフラップの取付基部(シートカウルの裏側=ホイール側)には放熱器(たぶんレギュレーターの)が収められた開口部があり、ゴムフラップの基部が開口部を跨ぐ形で取り付けられていることから、後輪が跳ね上げた泥水等が開口部を通過してゴムフラップの前側に流れ落ちることもあった。
 クッションユニットまわりを保護するという目的には全く問題はないのだが、どうせなら見た目も気にしたいということで、ゴムフラップ取付基部の穴を泥水等が通過できないように改修してみることにした。
 

■ 作業とか

 以前、北海道ツーリング前に取り付けたゴムフラップ、
 北海道から帰ってきた後の様子。
 期待した機能は十分に果たしたはず。
 
 ただし、その取付基部には開口部が残っていたので、
 ゴムフラップの前面を泥水が流れ落ちることもあった。
 (クッションユニットまで飛ぶことはなくなったので、機能的には問題はないが。)
 
 今回、改良作業を行うにあたり、
 用意したゴム板の素材。
 以前に交換したタイヤチューブ(XT660Zテネレの後輪用)の再利用である。
 
 以前のゴムフラップを留めているプラスチックファスナー2個を外し、
 
 ゴムフラップを外した状態。
 
 開口部にはレギュレーターらしき放熱器が見える。
 
 タイヤチューブを切り出して、
 
 タイヤチューブの開きに、
 
 ポンチで穴を開ける。
 今回は穴を3箇所(フェンダー裏側のプラスチックファスナーの位置に合わせて)開ける。
 
 開けた穴にプラスチックファスナーを通して固定する。
 
 垂らしたゴムフラップの先端は、
 以前はスイングアームに取り付けられたフェンダー(所謂インナーフェンダー)の上に垂らしていたのだが、
 
 今回はゴムフラップ側に切れ込みを入れ、
 
 この凹んだ部分を、
 
 インナーフェンダーのスリットに通して、
 
 固定してみた。
 
 ひとまずゴムフラップの機能を強化することには成功したのだろうが、管理人が求める効果を考えると、若干ゴムフラップが大きすぎるようなので、
 若干ゴムフラップの一部を切り取って、
 
 ゴムフラップをスリム化してみた。
 
 これで泥水を堰き止めるという機能的には満足できるはず。
 
 ゴムフラップの下端も風でたなびくこともなくなっただろう。
 

■ 放熱の問題があるかも

 新型ゴムフラップの装備で、ひとまず後サスペンションのクッションユニットを泥水等から守るという機能は十分に獲得したはずのトレーサー900「ねこけり」
 
 ただし、ゴムフラップでフェンダー裏側の開口部を塞いでしまったので、このまま運用を続けると放熱器(たぶんレギュレーター)の放熱機能に支障を来たす可能性が高いように思える。
 実際にゴムフラップを取り付けた状態で、放熱器を手で触れてみると温かみを感じることがある。
 管理人がのんびり走らせている分にはそれほど高温になることもないのだろうが、ちょっとエンジン回転を上げた状態にすると放熱器が熱く感じるような気がする。
 
 このまま運用すると問題が発生する可能性がありそうなので、何らかの対策を施した方がよいだろうな。
 
 
 仕方なく続いてしまう予定。