■ 北海道ツーリング2019出発直前のゴム板フラップ取り付け作業
ヤマハのトレーサー900「ねこけり」のツーリング適性を(気持ちだけ)向上させる目的で、後サスペンションのクッションユニットを後輪が巻き上げる水や汚れから守るためのゴムフラップを取り付けることにした管理人。
北海道に向けて出発する直前、いつものように出発当日になって取り付け作業他を行ってしまうのだった。
本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。
■ 後サスペンションクッションユニットの保護
今回のゴム板取り付け作業の目的は、リアサスペンションのクッションユニットが「泥だらけ」になるのを防止すること。
実際のところは「掃除をする必要性を減らしたい」というもの。
機種によってはクッションユニットのロッド部分にカバー(スリーブ)が被せられているとかで、後輪が巻き上げる泥水等がクッションユニットを直撃してしまう機種もあったりするのだが、仮に機械的には問題ないとしても管理人の精神的には問題があったりするので、何らかの対策を講じてしまう。
■ 作業とか
北海道に向けて出発するという日。
後輪上のシート下。
後輪が巻き上げた路面上の水とかが付着していたりする。
正直、機械的には何も問題ないはず。
ただ本ブログ的には大問題となるので、
用意したゴムシート。 ゴムフラップ。 ゴム板。
見ての通りタイヤチューブを切り刻んだもの。(もとはXT660Zテネレが工場出荷時に装着していたタイヤチューブ)
もとがタイヤチューブだけに「ひらき」状態にしても完全な平面にはならず、大きな曲率の球面の一部的な形状となる。
これがタイヤまわりを覆うフラップとしては都合が良さそう。
車体側のプラスチック製ファスナーの位置に合わせてポンチで穴を開けて、
これをシート下のカバーを留めているプラスチックファスナーに挟みこんで固定すると、
こんな感じで取り付けることができた。
適当に切ったタイヤチューブなのでサイズ的にもう少し長くても良かった気がする。
当初の想定ではスイングアーム上にある小さなプラスチック製パーツの穴にゴムフラップを挿しこんで固定しようかと考えていたのだが、ゴムフラップの長さ(上下方向)が足りなかったので、ゴムフラップは上から吊り下げられて、スイングアームの上にただ載せられているだけ。
前方からの走行風が強ければ、当然ゴムフラップは後方に流されるだろうな。
仮に風で流されてもタイヤと干渉はしないはず。
ゴムフラップが捲れても走行に支障はないはず。
ゴムフラップが捲れるだけなら問題なし。
ゴムフラップが吹き飛ぶのも避けたいが、仮に吹き飛んでも想定内。
ゴムフラップと一緒にプラスチックファスナーが脱落してしまうのはちょっと痛い。
ツーリング中にプラスチックファスナーが無くなって、カバーが脱落したりすることは避けたいので、
念のため車両導入時にあわせて注文しておいたプラスチックファスナーを予備部品として携行していくことにした。
■ 試走(北海道ツーリング2019)とか
ゴムフラップを取り付けてからすぐ、北海道ツーリング2019に出発し、
北海道に上陸して苫小牧から道南を回る2日目には早速雨に降られて、
北海道での移動速度でも吹き飛ばされることもなく、ゴムフラップは当初の取り付け位置に残存していた。
ゴムフラップ(クッションユニットを雨水等から保護する)という機能は果たしていることが確認できた。
汚れは少ないと言ってよかろう。
(ゴムフラップを取り付けていない状態と比較していないので正確なところは不明だが。)
さらに北海道を回って、
ニセコのあたりでもやっぱり雨に降られて、
フラップの上に泥が溜まったりするが、目的は果たしているはず。
雨があがって乾燥しても、
泥や砂は残るがクッションユニットは守られているはず。
網走のあたりまで到達したころには、
反省というか、課題というか、今後の計画的なものは、
適当にゴム板を切り刻んだので、
車体側のレギュレーター部分の開口部を中途半端な形で覆うことになってしまった。
この穴を通った水がゴムフラップ前側に流れることも確認できたので、次にゴムフラップを作る機会があれば、この穴全体を覆うようにして、プラスチックファスナー3個で固定するようにした方が良いだろうな。
レギュレーターの放熱部分を塞ぐと放熱に影響を与える可能性もあるが、ゴムフラップ前側の開口部だけでも空気の流通量は稼げそうなので実際には問題ない(といいな)。
変更でもあれば続くかも。