プレストの今年二度目となる試乗車キャラバンに行ってみた管理人。
前回は、
VMAX
XT1200Z「スーパーテネレ」
FAZER8
の3台に試乗した。
前回の試乗では、本命のスーパーテネレを「初めて運転」したわけだが、事前にいろいろ確かめたい事が多くあったにも関わらず、実際にはほとんど確認することができなかった。
試乗コースが渋滞で、加速空間が確保できなかった事もあるし、お目当ての機種に初めて乗った嬉しさのあまり、気になっていた事をすっかり忘れていた事もある。
所詮、素人の試乗などこんなものだ。
その点、プロは何らかの結果を出さねばならないのだから、試乗するだけでもさぞかし大変なことだろう。
「あー 素人で・・・(以下略)」

涙の撤退
バイクを試乗して、感想が「嬉しかった。」で終わってしまうようでは、管理人に夏休みの絵日記を書く小学生並みの能力しか無い事がバレてしまう。
前回の試乗を終えた後で、いろいろ確認し損ねた事を思い出して、ちょっと反省&後悔する管理人・・・。
試乗会場を振り返ると、XT1200Z「スーパーテネレ」の周りには、まだギャラリーが多数。
管理人が試乗した後にも、試乗の順番を待つ希望者も居る。
管理人のように周囲の空気を読む善人は、待っている人がいる中で、あまり何度もしつこく試乗するのは気が引ける。
「さっき試乗したのは、管理人に良く似た双子の兄だ」という事にして、もう一度、試乗待ちの列に並ぼうかとも考えたのだが、諸々の事情により、今回は涙を飲んで試乗会場をあとにする。
ちなみに、「ねこのす」に比較的近い会場での試乗車キャラバンは、祝日もあった関係で3日間も開催されていたのだが、管理人が参加できるのは都合により1日のみ。
残念ながら、翌日、翌々日には参加できない。
・・・このままでは、試乗車キャラバンが終了してしまう。
 
 
脳内で計算中・・・

おそらく、スクーターのように「大量に販売される」機種ではないスーパーテネレの場合(失礼)、管理人のような一般ライダーが試乗できる機会は極めて貴重なものに違いない。
たぶん、プレストの試乗車キャラバンだけではなかろうか?
今回の試乗できるチャンスを逃すと、次回の試乗車キャラバンにスーパーテネレが含まれて、例年通り開催されるとして、早くても来年の春まで待たねばならない。
・・・いろいろ考える管理人。
 
 
試乗会前線南下中
次の試乗会の開催を早めることはできないが、試乗車キャラバンを追いかける事なら管理人でもできる。
管理人も翌週、試乗会のキャラバンを追いかけて、旅に出る。
試乗会前線も1週間くらいでは、日帰りツーリングでは届かないほど遠くへ行ってしまう訳ではないので、大騒ぎする程の事でもないのだが。
ちなみに1回目の試乗をした試乗会場と、2回目の試乗会場は同系列の姉妹店だ。
 
1回目の試乗から1週間後。
管理人の都合により、前回の試乗以上にタイトな時間での試乗車キャラバンへの強行参加である。
 
 

やってきました試乗会場
時間もないので、試乗希望車両の周りを3回以上徘徊する等の正しい作法は全て省略して、すぐに受付のお姉さんに試乗のお願いをする。
机で試乗申込書を書いている間に、スーパーテネレ試乗車のスタンバイができていた。
早速車両の説明を受けて、試乗に出発する。

イメージ 4
 
今回の試乗会場は、幹線道路に面してはいるが、前回の試乗コースよりも合流や車線変更がしやすい比較的「楽な」試乗コースである。
前回の試乗よりも時間帯が早かったので、混雑が少なかった事もある。
とりあえず、信号待ちをしている間に、前回の試乗時に全く忘れていたメーターの操作に挑戦してみる。
メーターの前面パネルには、ボタンが二つあるが、
・左のボタンは、気温・水温の切り替え、
・右のボタンは、瞬間燃費・平均燃費
を切り換えるようだ。
 
イメージ 1
 
外気温表示中
 
イメージ 2
 
水温表示中
 
なお、試乗車の燃費表示は100キロメートルを走行するのに必要な燃料量(L/100km)を表示するパターンだった。
ヨーロッパとかで3リッターカーとか言う燃費の単位である。(排気量が3000ccの車のことではなく、3リットルの燃料で100キロメートルを走ることができる車のこと。)
イメージ 5
 
瞬間燃費表示中(車体が停止中なので、数値を表示していない)
 
イメージ 6
 
平均燃費表示中

ネットでの未確認情報によると、国内で一般的な1リットルの燃料で走ることができる距離(km/L)を表示するパターンもあるようなので、何らかのボタン操作によって、両者の切り替えができるものと思われる。(国内には南アフリカ仕様だけが入ってきていると思われるので、仕向け地による仕様の違いでは無いと勝手に推測した。)
なお、トリップメーター・オドメーターの切り替えはできたのだが、どちらのボタンで操作したのかは忘れてしまった。(左側だったかな?)
この辺りは、車両を購入したなら当然説明書が付いてくるので、現時点では特に気にしなくてもよかろう。
何も知らずに適当に触っても操作できたので、良好な操作性だと思う。
 
他の媒体で、メーターの前にはスロットルケーブルが被るという情報があったが、管理人は後からその情報に触れたので、全く気にはならなかった。
(管理人が撮影した画像を見ると、低い位置から撮影した画像には、たしかにスロットルケーブルが写っている。)
ひょっとすると、座高が低い人にはメーターとケーブルが被るのかもしれない。
おそらく管理人は他より座高が高いのだろう。

ちなみに某KSRの場合は、太いブレーキの配管がスピードメーターに被るので、管理人でも結構気になる。
某「ねこのひたい」は完全ノーマル仕様なので、メーターを見る必要があまりないので問題はないが・・・。
 
イメージ 3
 
スロットルワイヤー有り
 
細い道で
幹線道路を抜けて、細い道に入っていく。
水路脇の緩いカーブが続く道を、前車からの距離をとって走る。
普通に走っている限りは、見た目と異なり(管理人に)かなり余裕がある。
リッター級アドベンチャーバイクだと思って気合いを入れて乗ると、拍子抜けする可能性もある。
前回も書いたような気もするが、セロー225やジェベル200等の軽量車にでも乗っているような気がしないでもない。
低重心と乗車位置周りが細身に作られているせいだろうか?
タカタカと軽く回るエンジンで、トコトコと田舎道を走るのは、管理人は結構好きである。
これにリッター級バイク特有の「加速力」と「速度」と「積載力」が加われば、一粒で二度オイシイどころではない。
 
今回の試乗コースを進んで行くと、途中で一旦停止箇所がいくつかあるので、一旦停止をする。
例によって白黒パンダカラーの四輪車が影から見つめているので、わざとらしく大げさに停止しておく。
このあたりはシート高が低いので非常に楽である。
そして停止後は当然再発進するのだが、道の都合で坂道発進になる場所もある。
発進はそれほどトルクフルというわけでもなく、スロットルを空けないとストールしそうになる坂道もある。
坂道発進には、それなりに注意した方が良いと思う。
しばらく川沿いを走った後は、幹線道路に戻る。
交差点を回りながら、歩行者の都合で予定外に停止したりするのは、けっこう楽で余裕がある。
乗車姿勢的に視界が広いので、障害に早めに気付く事もあり、意外に街乗り運用の適性は高いようだ。
(足が届かない場合には、異なる評価になるかもしれない。)
 
 
そして試乗会場に戻る
店舗の前に到着したら、例によって足を使って後退する。
前回も感じたのだが、何故か後退はCBR1100XXよりも妙に楽である。
車両を出発時の位置に戻し、無事試乗を終えた。
今回は試乗コースの交通量もそれほど多くなかったので、それなりの加速を試すこともできた。
メーターもしっかり操作できて、このままツーリングに出かけても問題ないだろう。
トラクションコントロールスイッチは操作することは無かったが、おそらく管理人が乗る際には、最大限機能を発揮させる状態のままだろうと思われる。
 
スーパーテネレを停めたら、店舗に戻り、机で感想を書いて試乗終了である。

感想を書いていた時、お店のお姉さんから冷たいお茶をもらったのだが、多少でも心拍が上がった管理人には非常にありがたいものだった。
気温が高いこともあったし。
 
その後、店内の展示車を見に行ってたら、お姉さんがスーパーテネレのカタログを持ってきてくれた。
TABLOIDで開催された、スーパーテネレの1日展示会「XT1200Z Super Tenere One day special exhibition」の時点では存在していなかった。 
カタログ収集癖がある管理人にとって、おそらく非常に貴重なもの。
これから、若干長距離を走る予定があるので、傷まないように大判の地図の間に挟んでおく。
(それでもかなり傷んでしまったが・・・)

試乗の結果
ひとまず、スーパーテネレを運転することはできた。
やっぱり満足したとは言いがたいが・・・。
これは是非、長距離を走りたいものだ。
もし、キャンペーンで「10万キロメートル試乗」募集とかがあったなら、間違いなく管理人の3つ子や5つ子の兄弟が総出で応募するのだが・・・。
10万キロメートルも走ったら、すでに試乗ではない気がしないでもない。

今後の方針
管理人も、このまま順調に行けば、1,582年後にはスーパーテネレが調達できる予定である。
ただ、仮に管理人がスーパーテネレに乗っても、「スーパーテネレで行く(分割で)日本一周・全国デパ地下試食ツアー」とか、つまらない企画しか思いつかない・・・。
このままだと、万一調達ができたとしても「○○泥道でもがいてみた」とか、「○○国道を走っていたらスキー場だった」とかの普通の内容しか作れそうにない。
今までのように、ブログやサイトでいいかげんな事を書いてると、管理人の正体がバレた時にバイクを売ってもらえなくなる可能性もある・・・。
同じプレスト扱いのXTZ125で、クラッチの件とかもあるから、そのあたりは十分留意しなければなるまい。
 
だいたい、管理人の記事で中心となる「オイルを交換してみた・・・」とかのつまらない記事を、他の機種でやったら、おそらく他のユーザーから「袋叩き」に遭うのだろう。(例:某アドレスV125のページ等)
例外的に温和なユーザーが多いXTZ125だからこそ、許されていた内容も多いと思われる。
 
もちろん、管理人も他の車種に乗り換えたなら、その機種にあわせて、それなりに内容を、・・・変えたりはしない・・・はず。
たぶん、今までと同じ調子で乗っていくのだと思う。 というか、管理人の基本行動はバイクが変わったからといって、そう簡単に変わるものではない。
・・・なにしろワイルドでタフだから・・・。
 
この先、バイクを更新することがあるなら、それは管理人にとって、とてつもなく貴重な機会である。
管理人がブログやサイトを立ち上げてから、最初の車種更新になる。
それなりに考えて、楽しく悩んで行きたいと思っている。
 
 

追加:足の持ち上げについて
字数制限に引っ掛かったので、次回掲載。
 

他にも何か書きたいことがあったような気がしたのだが、書いている途中で忘れてしまったようだ。
時間もないし、今後、もし思い出したら続くかも。
 
 

 


 

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20240811 更新