韓国の育児関連の支援 | れいちぇるの韓国→日本日記

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日韓ハーフの子供たちを連れ、韓国から日本の田舎に移住しました。日本での生活のこと、子供の臼蓋形成不全のことなど書いています。

今まで、保育園や幼稚園に通う子どもは、満3、4歳を除いては

(これまでは3、4歳は所得の条件がありました)

保育料が全額支援されて無料でしたが、

今年(3月から)はその支援が拡大され、全年齢が対象となりました。


また、保育園などに通っていない子どもたちも、

所得の条件なく(おそらく)、養育手当というのがもらえるようになりました。

これは年齢によって月々にもらえる額が決まっているようで、

12カ月未満が20万ウォン、24カ月未満が15万ウォン、72カ月未満が10万ウォンのようです。


で、その手続きが昨日から始まっています。

住んでいる場所の住民センターか、ポクチロというサイトから申請ができるそうです。


今月中に申請すれば3月分から支援されるとのこと。

ただ、今まで保育料の支援を受けていた人は新たに申請する必要はないようです。


あと、うちのような国際結婚カップルの家庭の場合は、

満5歳まで、家庭保育教師制度(家に保育士さんが来てくれる)というのを申請できるそうで、

その保育料も支援対象となるらしいです。


保育料、じゅんの場合は3月から月34万7千ウォン。日本円にすると3万円弱。

全額支援していただけるのはとても助かります。


でも、支援拡大によって、多くのお母さんが子どもを保育園に預けるようになって、

中にはいい加減な保育を行うところもあるというのが現実なようです。

保育園(オリニチプ)といっても、先生が自宅でやっているところから、

マンションの一室(これが一番多いかな)、単独の建物があるところなどいろいろです。

そういえば、以前、多文化家庭支援センターで訪問教育をされていた先生も、

センターをやめて友達と保育園を運営し始めたと言っていました。

韓国も少子化は進んでいますが、ベビーグッズや文化センターの子ども向け講座、

キッズカフェなどは不況知らずな印象。

子ども関連の事業は将来性があるのかな。