れいちぇると韓国②【高校時代】 ソテジワ アイドゥル | れいちぇるの韓国→日本日記

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日韓ハーフの子供たちを連れ、韓国から日本の田舎に移住しました。日本での生活のこと、子供の臼蓋形成不全のことなど書いています。


3人のペンパルとの手紙の内容は
お互いの文化的なことや日常生活に関することが多かった気がする。
食べ物、歌、芸能人、学校であったこと、などなど。

ある日プサンのS君から1枚のCDが送られてきた。
そのCDを聴いてカルチャーショックを受けたのを今でもよく覚えている。
それまでは韓国の歌手と言えば、チョー・ヨンピル、イ・ミジャ、ケー・ウンスクくらい。
つまり演歌歌手しか知らなかった。
だけど、送られてきたCDはダンスミュージックだったのだ。
「SEOTAIJI&BOYS(ソテジワ アイドゥル)」
後で知ったのだか、ソテジは韓国歌謡界の革命児、
韓国音楽業界をダンス音楽中心に塗り替えたのが彼らだったという。
(ちなみに初めてSEOTAIJIという名前を見たとき、この人はもしかしたら日本人?と
思ってしまった。だってローマ字読みだと「セオ タイジ」なんだもん。)

その時はもちろん歌詞の内容も、なんていってるのかも分からない。
でも、とても衝撃的だった。

あまりにはまりすぎて、地元のラジオ番組に友達の誕生日にリクエストをしたら
メッセージと一緒に音楽も流してくれた。
そう、彼らは日本版のアルバムを発売したのだった。
インターネットがないあの時代に、私はよくぞその情報を入手し
田舎のCDショップで取り寄せたなぁと、
自分のことながら今考えるとすごいなぁと思ってしまう。
アルバム発売とともにファンクラブも結成され、入会するものの
1996年1月31日、私の誕生日の翌日に電撃的に解散をしてしまったのであった。。。
マスクをしたソテジの解散記者会見の姿もまた衝撃的だった。。

そんなソテジワ アイドゥルにはまった高校時代、
小学生の頃から続けてきたピアノを勉強するために
音大に行く夢?をあきらめた私は、ソテジワ アイドゥルのような歌手がいることを
日本に紹介したい。そんな仕事につきたいなぁと漠然と思っていたのでした。