高級車グロリアの歴代をイラストにして系譜をたどっています。
今回は3代目、A30型です。
1967年4月、グロリアはフルモデルチェンジして3代目「A30型」となりました。
ちょうどプリンス自動車と日産が合併するタイミングで発売された3代目。
最後のプリンス高級車ですね。
縦目のヘッドライトが特徴的です。
日本の乗用車としてはとても珍しい。
「タテグロ」と呼ばれました。
最近行ったハワイアンレストランの前のタテグロを描いてみました。
発売当初は、エンジンはプリンス製の2000cc 6気筒SOHC（G7型）でしたが、
1969年のマイナーチェンジでは、日産のL20型に変更されて、プリンスの色は薄れてしまいましたね。
ちなみに、同じ時期に皇室に納入された御料車「プリンスロイヤル」もヘッドライトが縦目でした。
縦目、です。（写真はwebから拝借）
3代目グロリアは、フロントビューがこのプリンスロイヤルと似ていたので「ロイヤル・ルック」と呼ばれていました。
1971年まで売られていましたので、その頃高校生だった私でも見たことがあります。
当時の写真です。
（写真はwebから拝借）
シャープで堂々としていてカッコいいです。
でも…当時は私とは全く縁のない遠い存在でした。
