今回は「警察庁」を騙る詐欺メールが来ました。
以下全文です。
「警察庁について
私たちは警視庁です。
あなたのお子様は窃盗容疑で逮捕され、被害者に90万円の賠償金を支払う必要があります。
至急下記口座にお振込下さい。
1:
金融機関:三菱UFJ銀行
金融機関コード:0005
支 店 名:六本木支店
支店番号:045
口座番号:普通※※※※
口座名義:株式会社※※※※
カナ:カ)※※※※
东京都千代田区霞关2-1-2 100-8974
「#9110」
03-3581-0141(代表)」
という内容です。
結論から言うと完全詐欺メールです。
メールの発信元は「警察庁」となっているにもかかわらず、実際の発信元アドレスは、「info-395dc119b4a1bfa8f5b40f078040e201@mail.my.softbank.com」となっていてソフトバンクの回線を利用しているのが分かるし、「警察庁について」と書いていて、「私たちは警視庁です。」となっていて、呆れるほどあまりにもお粗末な間違いです。
ある意味隣国の当局のような組織を表すような書き方です。
そのためか、日本で使われない「东京都千代田区霞关」という文字も見られます。
そして警察が賠償金を支払や振込先に民間会社を指定することはないです。
これを書いている際に思い出したのが、去年来ていた国税庁を騙る詐欺メールでした。
ある意味同じ書き方です。
本文の一部を検索バーに入れて検索するとやはり出てきましたたくさんの詐欺情報。
やはり同じような内容の文面であり、全国的に出回っているもので一部テレビのニュース沙汰にもなっているようです。
今回も書きますが、メールの件名や本文の一部を検索バーに入れて検索すると似たような情報がヒットするので慌てる前に一度冷静になって調べるということも必要です。
皆さんも気を付けてくださいね。