てんちょうです。
いまマックで読み終わりました。
「星屑の少年たちへ」郷田マモラ
人情味あふれる大阪下町の思春期専門診療所を舞台に、新米の臨床心理士が奮闘するお話です。
主人公は、心理士らしからぬ無邪気さと、人のこころに深く共感できる感性で、悩みながらも、訪れる子供たちを立ち直らせてゆきます。
「そりゃあ、めちゃんこつらかったやろなぁ。
こころを痛めた〇〇ちゃんは、人間の中でも特別人間らしい、人間の中の人間なんやで!
とゆう心理士さんのセリフがこころに残りました。
ここで描かれている心理面接場面で、回復の転機となっているのは、誰にも言えない「秘密」が、自ら、語られる瞬間のようです。
絶対誰にも言えない、
言ってはいけない、
誰も知らない、知られちゃいけーない、
知られてはヤバイ、こわい、
これだけは、無理、死んだほうがマシ、
そんなヤバイ、自分にとっての秘密って、ありますよね。
そんなヤバイ自分自身を抱えきれず、それは症状や、一見おかしな行動として、隠しきれなくなってクリニックにやってくる。
で、自分で、というのがポイントで、自ら見つめて、自ら気づいて、許されるかもと思える人と出会えて、はじめて口にできる。
言葉にする瞬間の、勇気、覚悟、そして、もう手放して、委ねるしかない感覚。
そしたら、
ハァー、大丈夫だった~!
あはは、って、なんか涙と笑いが起こる。
そうゆえば、
言えると、癒えるんです!
とか、誰かが得意気にゆってたな。
言えるまでが、、バンジー飛ぶまでは、人それぞれドラマがあるのだけど、癒しのプロセスは案外みんな似てるのかも。
いやー、僕はなかなか言えない人間です。
みんな、すごい。
クライエントさんには、かなわない。
あ、ちなみにこの漫画は、Rカフェ図書ではなくて、月曜セラピスト、和矢さんから借りてます。
読んでみたいひとは、月曜日にRカフェに来て、和矢さんに貸してーって、聞いてみてくださいね!

