追加治療:体外衝撃波 | 転妻よしこの道楽日記

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(写真は、手術室の無影灯、…ではなく枕元のライト(笑))

朝10時に、指定されていた通り某総合病院泌尿器科の外来に行った。
ここは3月にも入院してお世話になった病院で、
きょうは午後に、右尿管結石へのESWL(体外衝撃波結石破砕術)が予定されていた。
事前検査としては、総合的な血液検査と胸部レントゲン、心電図検査、
が毎回行われるが、高齢者にも施術できる治療法で、特別な危険は無いものだ。
私自身、既に3月に4回ほど右腎盂の結石に対してこれを受けており、
今回は、最後に残ったカケラが排出されずに膀胱手前にあるので、
それを砕くことを目的とする追加治療だった。

本来、麻酔や鎮痛剤などの前処置は何も要らないのだが、
私は今回に関しては、直腸を空にする作業が必要になった。
医師「石が下のほうに来とるからね。腸にモノがあると衝撃波は難しいね。
 朝、おトイレ済まして来た?」
転妻「10時にここに来ようと思ったら、朝から大変でそれどころじゃなかったですっっ」
医師「大腸によけいなもんがあると、ここは衝撃波がとどかんのよ」
転妻「じゃあ浣腸やりますかっ」(←私は医療機関では恥じらいなど皆無です)
医師「浣腸はねえ、かえってガスがたまってくるのよねえ。座薬やろっか。ええ?」
転妻「構いません。積極的に行きます!」
医師「(笑)」

という次第で私はこのほど、生まれて初めてデルデランス坐剤のお世話になった。
うちの転姑ばーちゃんがかつて愛用していた品だったが、
なるほど、こーゆー使用感のものだったのか(爆)、と我が身をもって知った。
30分ほどすると穏やかながら素晴らしい効果が見られ、
実に具合の良いものでした(爆爆)。

ESWLは、腎結石のときには背中からあてるので患者は仰臥位だが、
石が下がって来て尿管結石の下のほうになると、
部位的に骨盤が邪魔になるので、今度は腹臥位で受けなければならない。
しかも膀胱が空になっていては都合が悪いのだそうで
(直腸は空でないといけないのに、難しいヤツだ(--#))、
治療の1時間半前に排尿したら、あとはためておくという指示があった。
そして時間になって治療室に降りていくと、まず膀胱エコーがあり、
それから治療開始となった。

この病院の機械はエダップLT02Xというタイプで、
姿勢が拘束されることを除けば、患部の苦痛など無いに等しかった。
衣服をずらして肌を出し、衝撃波が発生する柔らかいドーム型の部分に
患部を合わせて、じっと60分間、治療台にうつぶせになっているだけで、
衝撃波が繰り返しあてられて、中の石が砕けるのだ
(腎結石や上部尿管の場合は背中からあてるので、仰向けで受けられる)。
「じゃ、始めま~す」
という先生の声に続いて、メトロノームにして160くらい?の速さで、
カチカチカチカチと衝撃波が当たり始めて、
皮膚表面は軽くゴムではじかれている程度の感覚があったが、
これは全くどうということは無かった。
ときどき、当たり具合が良いのか石が動くのか、
ズンと内部に響くような感触はあったけれども、
もしこのカチカチだけなら私は昼寝ができたことだろう。
問題は、治療中は動いてはいけない、ということだった(汗)。

軽くエビ反った姿勢でうつ伏せになっているので、
腰はだるくなるし、どっち向きになっても顔面のどこかが圧迫されるし、
頭部の下に腕を置いているのでこれもしびれるし、60分間は長かった。
処置室の中ではラジオがかかっていて、
この日はクラシック音楽の番組だったのだが、カチカチカチカチがうるさくて、
残念ながら説明も音楽も途切れ途切れにしか聞こえなかった。
顔の下にある腕時計を無理な体勢で見ながら、耐えに耐えて、最後に
「もうじき終わりま~す」
という先生の声がしたときには、天からの声に聞こえましたね(涙)。

終わってすぐ尿検査があり(直後はたいてい血尿だ)、
つづいてレントゲン検査と診察があった。
「ほほ~、うまく割れたようですよ」
と先生はご機嫌だった。
尿の中に既にいくつもの破片が出ていたし、
レントゲンで見ても、石はあきらかに小さくなっていた。
「ここに残っとるヤツが全部出たら、退院です(^^)」
と言われ、よっしゃ!と内心ガッツポーズをして病棟に帰った。
病室に戻ると、体温・血圧測定があり、点滴をされた。
打たれて石が動いたらしく、治療直後から体の内部に違和感があったが、
点滴が終わる頃には、右下腹部から右腰にかけて、
なんとも言えない圧迫痛が来た。
尿管結石の疝痛発作の前触れ的な感触だった。
勿論これは想定内で、予め処方されていたボルタレンを飲んだら、
一時間ほどでとても楽になった。

ということで、第一日目、終了。
待っているだけで夕食が出てきて、後片付けも何もしなくていいし、
テレビは鳴ってないし、21時半には消灯、夜は極楽であった(爆)。