BASARA@宝塚歌劇 | 転妻よしこの道楽日記

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ゲーム「戦国BASARA」が宝塚ミュージカルに!(J Cast)
『カプコンは、人気ゲーム「戦国BASARA」シリーズを題材とした、宝塚歌劇団によるミュージカル「戦国BASARA」を2013年6月に公演する。2012年11月2日、発表した。』『過去にもカプコンのゲーム「逆転裁判」シリーズを題材とした「逆転裁判 -蘇る真実-」などを公演していた宝塚歌劇団が、「戦国BASARA」とコラボレーションし「戦国BASARA」のミュージカルを行う。』『原作となる「戦国BASARA」シリーズは、戦国時代の武将や史実を主軸としながらも、ユニークな世界観を創造したスタイリッシュ英雄アクションゲームで、今回のミュージカルでは戦国武将の生き様をドラマチックに描くとともに、宝塚歌劇ならではのロマンも加味され、「より華やかな『戦国BASARA』の世界が楽しめる」という。』『主演には花組のトップコンビである蘭寿とむ、蘭乃はなの両氏を起用し、脚本・演出は宝塚歌劇団演出家である鈴木圭氏が手掛ける。』『2013年6月15日~7月1日の日程で、会場は東急シアターオーブ(東京・渋谷区)。』

こんなもんが発表になったせいで、
「勉強頑張るよ!東京の学生になれるように!!」
と、うちの娘が萌えて萌えて、困っている(爆)。
これを知った日から、娘とBASARA仲間たちは盛り上がり、
さかんにメールのやりとりをし、来年6月は東京だ!!とばかり、
一緒に観に行く友人も早々と決まった。
……まぁ、そりゃ、私も、観たいけどもよ(逃)。

我が家では娘のせいで、…いや、御蔭で、
『戦国BASARA』はかなり以前から馴染みだった
主人がゲーム類を嫌うのと、私の視力が極端に悪いのとで、
家では基本的にゲームで遊ぶ習慣は無いのだが、
減量のためのWii Fitだけはあり(しかも誰も減量できてなくて)、
娘のお友達がソフト持参で遊びに来てくれたときは、
娘もゲームのBASARAを、家のテレビを使って楽しんでいたのだ。
また、西川貴教がBASARAの主題歌を担当して来た経緯もあり、
娘はアニメも漫画も実写も、BASARA関連は常に広くチェックしていた。

それを横から眺めて来た範囲の知識で、私が思うのは、
BASARAの設定そのものは別に宝塚向きではない、ということだ。
確かに、魅力ある男性キャラがたくさん出てくるので、
男役はスターから若手、ベテランに至るまで、しどころがあるし、
女性キャラも、数は多くはないが印象的なものばかりではある。
しかし、銀英伝でもそうだったが、「恋愛」がほとんど無いのだ。
純粋な恋愛となると、浅井長政とお市くらいしかないのでは?
上杉謙信と、くの一「かすが」も、麗しい関係ではあるけれど、
よほどフェアリー系の男役でないと、BASARAの謙信は似合わないだろう。

何より、BASARAをやるなら伊達政宗はやはり中心人物だろうと思うのだが、
彼の周辺で意味のある役どころは、もう本当に男性ばかりだ。
トップが政宗なら二番手が片倉小十郎だろうと思うが、
ほか、真田幸村・猿飛佐助・武田信玄、物語を動かすのはすべて男性で、
誰についても、恋愛は完全にどうでも良いことなので、
トップ娘役のやる役が、伊達軍にも武田軍にもひとつも見当たらない。
織田信長と濃姫の組み合わせなら、無難に使えないことはないだろうし、
若手男役に森蘭丸を演らせるというのはアリかなと思うのだが、
それなら何もBASARAでやらなくても、宝塚として普通にできる話だ(汗)。

だいたい、宝塚で戦国時代を扱うこと自体は、今までもあったわけで、
だのに今回、わざわざBASARAの名を借りるのは、
これでゲームファンを取り込みたい、という意図にほかならないだろう。
BASARAほど人気の高いゲームともなれば、
それはある程度、当たるだろうとは思う。
銀英伝だって、原作ファンとおぼしき男性客がたくさん来てくれたのだ。
しかしそうやって観に来た人達を、最低限、失望させないためには、
やはり宝塚歌劇の範疇で、BASARAがちゃんと成立していなくてはいけない。
過去に『逆転裁判』も宝塚歌劇として成功してはいるので、ゲームの虚構に、
宝塚の「夢」や「つくりごと」のエッセンスがうまくハマれば、
『宝塚のBASARA』として認識されることも可能だとは思うのだが……。

それにしても、これ、宝塚大劇場公演ではなくて、
渋谷のシアターオーブなのだね(汗)。
日比谷の東宝でも難しいのに、こんなのチケット取れるのだろうか。
娘はすっかり行く予定で気合いを入れているのだが、
その前に、チケットだよ、チケット……。