弾いたり聴いたりして | 転妻よしこの道楽日記

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・ピアノの稽古は、前々回のレッスンでベートーヴェンのソナタ5番全楽章があがり、
……と言っても、私の速度は遅くて、とても「弾けた」と言えるものではないのだが、
技術面については、あまり拘泥していても今すぐには良いことがないので、
ひとまず弾いたことで一旦終わり、また数年後に機会があれば、と考えることにした。
それで次は、念願通りハイドンのソナタ第48番Hob XVI 35をやることになった。
Katsaris plays Haydn Sonata No. 48 in C major, Hob. 16/35(YouTube)
(↑カツァリスの1970年チャイコフスキーコンクールでのライブ録音!)
ハイドンの作曲当時の楽器は、当然のことながら現代のピアノではなかったのだから、
むしろチェンバロ的な感じで、高い音など味わって弾きたいと思っている。
あとは、ハノンとツェルニー30番も、地味に、しかし途中を抜かしたりしないで続けている。
ハノンは今24番だ。大昔に習っていた頃の先生の鉛筆書きの字で、
『23番24番つづけて』『M=112』などと指定が書いてある。今更、ヤなこった(殴)。
ツェルニーは17番。装飾音がモタつき、三連符の速度も崩れがちで、弾けない(爆)。

・折しも、フー・ツォンが新譜でハイドンのソナタ集を出している。
Piano Sonatas [Import, from US](amazon)
アリアCD内の第56号お奨め単発アイテム(3)に解説があります。注文も出来ます。
2009年8月25-27日、ロンドンにて録音、とあるので、
一昨年の京都公演の直前の時期に入れたディスクだということだ。
まだ私は手に入れていないので、これから注文しようと思っている。
私は今年勝手に、二年おくれのハイドン・イヤーを一人でやっている(笑)。

・『私は、なぜフジコ・ヘミングが支持されるのか、今のところ理解できていない』
と、一昨日ツイッターで呟いたら、賛同者が即座に四名集まった(笑)。
いや、別に私は、「フジコ・ヘミングなど駄目だ」と言いたいのではないのだ。
彼女が大変な人気を誇っていることを知っているし、それが一過性のブームではなく、
きっかけとなったテレビ番組からでも既に十年以上が経過しており、
彼女の演奏に惚れ込んで、是非にと聴きたがる人たちが多数いることを感じている。
彼女の仕事ぶりも破綻がなく、常に聴衆の期待に応えるものであるらしいと見聞きしているし、
実際に私も、彼女の広島公演を聴いたことがある。協奏曲を二曲も弾いていた。
しかし依然として、私自身は未だに、その仲間に入ることが出来ていない。
私の感性は彼女の音楽とは「ねじれ」の位置にあり、交わることがないようだ。
この先、いつか私はフジコ・ヘミングに感応することがあるだろうか。
ファンがアンチに変貌するように、軍国少年が成長して共産党委員長になるように、
私も「全然わからん」から「ぞっこん」へと移ることが、ないとは断言できないだろう。

追記:この日記を書くときには全く気がついていなかったのだが、
なんと今日は、そのフジコ・ヘミングの広島公演があったのだった(O_O)。
もしや私、どこかで彼女と波長だけは合っているのかな(爆)。
6月18日(土)14:00開演 広島市文化交流会館(旧厚生年金会館)