・微妙にだが、左半身背面のあちこちに筋肉痛や神経痛が来ている気がする。
何をやったという覚えもないのだが、先日来、娘の部屋を片付けたり、
二年に渡ってため込んだ粗大ゴミを、マンション下まで出しに行ったりしたので、
運動不足の身にそのテの労働がこたえた、というのは、あるかもしれない。
症状としては、肩胛骨下あたりがだるい日もあれば、
ぎっくり腰の一歩手前みたいな「ウ」と来る痛みを感じるときもあり、
左足に軽いしびれのような感じが腰から伝わっている、と思うときもある。
できれば年内に鍼治療を受けに行きたいものだ。
・そろそろ舅宅の年末大掃除に行かねばならない。
かつて、じーちゃん(舅)が自宅で療養していた頃、
「年末だし、これから何回かに分けてお掃除に来ましょうか」
と申し出たら、
「日頃からちっとずつ掃除しよるけ、心配いらんよ」
と言われたものだった。
私への遠慮もあっただろうけれど、日頃から掃除をしているというのも本当で、
舅の、自宅の徹底的な清掃と管理は、大したものだった。
だのに、今や、その舅宅は廃屋同然だ。すびばせん、じーちゃん(T.T)。
そして私は自分の住んでいるマンションの部屋に関しても、未だに、
「日頃からちっとずつ掃除しよるけ、心配いらんよ」
とは到底言えない有様だ(汗)。
・年末休みの、……と言っても主婦の私は別に休みではないのだが、
とりあえず年末年始に家にいる間にやろうと思っているのは、
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第5番の第3楽章を最後まで弾くことと、
モーツァルトのピアノ協奏曲第27番第2楽章の譜読みをすることだ。
前者は去年の夏からやって来て、ついに最終段階に到達したのであり、
後者は、来年の春に弾かせて貰うことに、この秋、決まったものだ。
それで、なんだかタイミングが良いような気がして、数日前、
「モーツァルトとベートーヴェン」(中川右介・著、青春新書)
を買った。この週末の読書は、これだ。
・読み物と言えば、「音楽の友」2011年1月号にポゴレリチのベルリン公演評が出ている。
城所孝吉氏の批評で、11月17日フィルハーモニア管のベルリン公演、
曲目はショパンの「ピアノ協奏曲第2番」なのだが、驚くなかれ、
ほぼ絶賛と言って良いほど好意的な記事なのだ。
「(ここ数年欠けていた)表現意欲、意志が感じられる」
「エキセントリックで天才的なポゴレリッチが息を吹き返した」
「アバドとのCDを凌駕するほどの出来」
「明らかにこの十年間のベスト」。
一体全体、どのような演奏だったのか。
案外、超平凡な演奏だったのではと、
偏執狂的ファンとしてはかえって心配だったりする(逃)。
ビョーキのため、どこまでも救われない、わたし。
・一方、「ショパン」2011年1月号には、森岡葉さまの取材による、
フー・ツォンのインタビュー記事が掲載されている。
「審査員フー・ツォンがすべてを語る」。
私は今回のショパン・コンクールをちゃんと聴いていないので、
彼が誰のどの点をどう評価したか、私の印象と照らし合わせることは不可能だが、
フー・ツォンは自身の音楽に関する考えに忠実であろうとしたことが強く感じられ、
ファンとしては大変興味深い記事だった。
参加者にとってはコンクールの順位が死活問題だというのは私なりに想像できるが、
長い演奏家生活を考えれば、順位が妥当であったかどうかはいずれ明かになる。
これからの演奏家としての実績と、聴衆の支持の有無とが、
ごまかしようのない歴史となって、その人の真価を記録して行くのだ。
フー・ツォンや、その他の審査員の聴き取ったものが、
今後、大きく実るか否かは、大変注目されるところだ。
何位だからどうとか以前に、その手前の予選落ちでも、
結局、世界的な演奏家になる人は、なるのだし(大汗)。