週末、主人が熱を出していた。
主な症状は発熱と頭痛、それに胃が重い感じ、だった。
夏の疲れか、変なウィルスがいたのか、理由は不明だが、
我が家では9月後半から半月ごとに、私→娘→主人の順に寝込んだ。
これで打ち止めとして貰いたいものだ(汗)。
昨夜、居間で娘が中間考査の勉強をしていたとき、
主人が自分の部屋から出て、こちらへ来た。
居間のソファで本を読んでいた私は顔をあげて、
「どうですか」
と具合を訊ねた。つもりだった。
「まあ、ちぃとは、ええわ」という主人の返事と
「とりあえず背中がカユいですわ」という娘の言葉が重なった。
娘「なぁんだ~。私に訊いたんかと思うた」
夫「んなワケないじゃろ」
私「それはまるで、アレだな、美容室で、
『お痒いところはございませんか』『お尻』
と言うようなハズし方だな」
娘「はははは!」
いや別に、そんなにウケてくれるほどの面白い話ではない。
昔から定番の枕ではないか。
娘「ホントにああいうときに『お尻』って言ったらどうなるかね」
私「笑ってオワリだろう。肩くらいなら、それでも掻いて貰えるかもしれんが」
娘「おかーちゃん、言うたことある?」
私「ないわ!!社会的リスクをおかしてまで笑いを取りたいとは思わん」
娘「違う(笑)!!頭のどこが痒いか言って、掻いて貰ったことある?」
私「そっちか(^_^;)」
多くの方がご経験になっている通り、あれは実際、説明しにくい。
痒い箇所があったとして、それが「生え際」「右の耳の後ろ」等々と
名称のついている部分をもとに、説明できる場所なら良いのだが、
大抵は、後頭部の、なんとも口頭では表現できないあたりだったりして、
「ココ!」と指さす以外になく、髪は濡れているしで、諦めることも多い。
娘「そうだよね~、言いにくいよね~。
全体をごしごしやってくれているから、そのうち当たるだろう、
と思って待っていたら、ちょこっと、当たっただけで通り過ぎて行って、
『うぉおおおおー!』って内心モンゼツすること多いよね~」
私「そうそう。あとさ、利き手の関係か何か知らんけど、
決まった方向ばっかり洗ってて、肝心の、カユい側に行くと
さっと軽く触っただけで、またもとの場所に戻ってゴシゴシと」
娘「逆!!もっとゴシゴシゴシゴシって!!って思うよね~」
それで思いついて検索したら、掻いて欲しい箇所のオーダーの仕方として、
『右の耳の横うなじから行くと一塁線上のあたりをお願いします』
という表現を使ったことがある、という人の話が出ていた。
なるほど具体性があって良いかもしれない。
しかしこれも結局、微妙に美容師さんの手が届かず、届いても力具合が足りず、
なんともストレスの溜まる結果だったそうだ。
『痒いところはありませんか』というのは、かなり無意味な問いだ、
もう廃止しても良いのかもしれない、と娘と私は意見の一致をみた。
とゆーか、そんなこと今いいから、勉強しろ。