宝塚歌劇星組『花の踊り絵巻』『愛と青春の旅だち』 @大劇場 | 転妻よしこの道楽日記

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11時公演を観てきた。

れおん(柚希礼音)くんがもともと巧いうえに貫禄がついてきて
なんとも見事な男役姿だった。
現役の生徒さんの中で、私の望む傾向の男役度が最も高いのは
多分、れおんくんだなと観ていて思った。
型ができていて、そこに演技の奥行きが備わっていて、ムードもあり、
こう言ってはナンだが、まさに「歌えて踊れる麻路さき」で(爆)、
私のイメージの中では、れおんくんは宝塚トップの決定版に近いと思った。
こういう人こそ、若くてもトップを任せていいし、またそうするべきなのだ。

更に、今の星組はトップ男役の上に上級生が何人もいて、
その中にはすずみん(涼紫央)のように、純然たる星組系の
男役のたたずまいを身につけた人までいるので、本当に見応えがあった。
上級生が充実していてこそ、舞台は豪華になるし下級生も育つのではないだろうか。
過去の組や現在のほかの組でも起こっていることだが、
組長のすぐ下がトップ男役、という配置は私にはあまり良いこととは思われない。

『花の踊り絵巻』は、日舞の素養がない私にはよくわからない演目だったが、
出演者の生徒さんも、裾捌きや立ち居振る舞いに苦労している様子が
客席で観ていてもときどき感じられた。
しかし花道にずらりと和装の生徒さんが並んで、チョンパ!で幕開き、
というのは、やはり日本物ならではの華やかさで、良いものだと思った。

『愛と青春の旅だち』は映画を踏襲した内容で、
演技的にも、皆のキャラが際だっていて、見応えがあった。
ただ、書割が高校美術部の製作みたいな慎ましさで(爆)
よほど予算が無かったのか、とも、つい思ってしまった。
すみません(逃)。

芝居で、軍隊用語のまま出て来る『DOR』が何の略なのか
(士官学校を中途で『希望退学』する、という文脈で使われる)、
途中から気になって、困った(苦笑)。
DはDrop、それともRがRetire?と悶々とした。
帰宅して検索したら、「Drop by Own Request」らしかった。