16日の朝、札幌のホテルから出した宅急便が、
きょうの午後到着した。
と言っても、別にイイものではなくて、
中身はつまり、私達が旅行中に着た衣類だ。
なんしろ五泊六日もいたもんだから、たまった洗濯物も大量だった。
それで私は、早速、それらをシヌほど洗濯した。
そして、洗濯物を干すために、私はさきほどベランダに出た。
夏の晴天は、洗濯に関してはまことに有り難い。
午後から干しても、夜までに十分乾くからだ。
が。
正午頃よりもずっと傾いてきた日が、今まさに私の顔の右上にあり、
その陽射しは、過去にもちょっと経験がないくらい強烈だった。
あまりの熱と眩しさとで、私は燃やされているような気分になった。
もしや、これは。
雲の上に巨大な宇宙人の学童がいて、彼ら仕様の天眼鏡で日光を集めて
私を焼こうとしているのではないか。
宇宙人の子供「こいつ、デカっ。動きもニブっ。焼いたろ♪」
暑い。本当にタダゴトではない暑さだった。
暑いを通り越して、なんだか全身が「痛い」ような苦痛さえ感じた。
このままでは背中から煙が立つと思い、
私は早々に洗濯物を並べて、ベランダから退散した。
宇宙人の子供「あ。巣に入った。ちっっ」