抜群の打率 | 転妻よしこの道楽日記

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明日の晩はマツダスタジアムに行かんか、と主人が誘ってくれたので、
天気がもってくれることを祈っているのだが、予定通りだと巨人戦だ。
もしやヒドいめにアわされるのではないか、と今から気分が晴れない(殴)。

先日、テレビCMにダルビッシュ選手が映っていて、
「こんな優れた投手がいても、それだけでは1位になれんのね」
と私が、つい、ド素人な感想を漏らしたら、主人いわく、
「当然だ。その証拠にマエケンがおってもカープは永遠のBクラスやろ」

確かに、その通りだった。
こんな身近に不幸な手本があったというのに、ウカツだった。
広島カープの誇るエースのマエケン(前田健太投手)は、
今やセ・リーグ1位の勝ち数で、両リーグ通して見ても
間違いなくトップランクの投手だ。
しかしチームとしてのカープは現在リーグ中4位、
……と言っても借金は10以上、3位の中日とは6.5ゲームの差が開いている。
むしろ5位のヤクルト、6位の横浜との差のほうがよほど小さく、
セ・リーグ下位3チームの情けなさは実質的に甲乙付け難い。
マエケンがいる分、辛うじて広島が半歩程度抜けている、というだけだ。

セ・リーグの個人成績ではマエケンと、巨人の東野投手が、
ともに9勝で現在どちらもリーグ中1位で並んでいるのだが、
この9勝の意味は同じではない。……と私は思う(汗)。
マエケンのほうが苦労しているし、9勝も優れた内容の9勝だ。

だって、東野は、本人も立派であるとは言え、
なにしろ、あの強打者揃いの巨人の投手なのだ。
セ・リーグの本塁打数ベスト10に入る選手のうち4人までもが巨人の選手だ。
一方、広島は、いつも変わらぬ12球団中最低のチーム打率であり、
一時期などスタメンが全員2割を切っていたというテイタラク。
もう、文字通り雲泥の差だ。
どっちで投げるのが幸福か、わかりきったことだろう。
しかも東野は少なくとも、その巨人の強打者たちを相手にしなくて済む。
投手にとって、これはどれだけ恵まれたことであろうか!

対するマエケン、
彼には打撃の援護は原則「無い」と思わなくてはならない。
12球団中12位のチーム打率は、半端ではない。
相手が3点以上入れて来たら、もう終わりという日がほとんどだ。
マエケンは、とにかく相手に打たせない・点をやらない、
これを徹底することで勝ちをひとつひとつ重ねて来た。
相手がそれこそ巨人であろうと、1点しかやらないくらいの力投ぶりだ
(↑でも負けた。打線が彼を見殺しにしたから。去年の話だけど)。
まさに水も漏らさぬピッチングがあればこそ、
マエケンはここまで来ることができたのだ。

し・か・も。
マエケンの最大の不幸はその抜群の貧打チーム、
滅多なことでは打線の繋がらないカープを相手に、
自分は決して試合をすることが無い
、という点だ(爆)。
もひとつオマケに、広島ではどんだけ活躍しても、年俸は12球団中、群を抜いての最低だ。
こんな状況に耐えて1位に輝いている投手なんて、ほかに、いない。