火曜日は、娘がいちばん忙しい日だ。
学校が六時間あったあと、ピアノの稽古に行くからだ。
ピアノは学校の近くの先生宅で習っているのだが、
これが終わるのが六時半頃で、娘はそれから、
やおらバスに乗って、佐伯区から中区まで帰ってくる。
きょうも、娘が広島バスセンターに着いたのは夜7時過ぎだった。
私がバスセンターまで迎えに行ったら、娘は着くなり、
『お腹すいた。パン買っていい?』
と言い、地下で売っているミニクロワッサンを所望した。
が、行ってみたら、ミニクロワッサンは売り切れだった。
私「どうする?チョコクロワッサンならあるけど」
娘「じゃあ、いい。ほかのパン屋さんで別なの買う」
ということで、娘の希望に従い、最初のとは違うパン屋に寄り、
ロング・ピザとか、パターブレッドなどを買った。
それから、娘と一緒に、家まで歩いて帰った。
道中、ふと見ると、娘が涙ぐんでいる。
私「どうした!?きょう学校で、なんかあったの?」
娘「(ぶんぶん、とクビをヨコにふる)」
私「じゃあ、お友達と喧嘩でもした?」
娘「(ぶんぶん)」
私「ピアノで、巧く行かなかったとか?叱られた?」
娘「(ぶんぶん)」
私「じゃあ、なに?言うてみなさい」
娘「ミニ・クロワッサンが、食べれなかった(T.T)」
本気か、オマエ。
私は、真面目に脱力した。それが小学校5年生の言うことか。
楽しみにしていた『ドラえもん』が、野球中継で中止になり、
テレビの前に突っ伏して泣いた、年中さんの頃から、
全然、進歩がないような気がするぞ(--#)。