主人が8月6日~9日に休暇を取る、というので、私は即座に言った、
「だったら!東京に遊びに行こう!!!」
主人に異存のあろう筈もなかった。
東京に行くなら、フランス料理だか蕎麦だか私は知らないが、とにかく、
心ゆくまで食べたいものを食べるのが、グルメの彼の、享楽のやり方だ。
一方、私がこの時期、東京東京東京っっっ!と思ったのは、
知っている人には当然のことで、
宝塚歌劇宙組『ファントム』東京公演があるからだ。
そのうえ、7日には和央ようかのお茶会まであるじゃないか。
行かいでか。
二泊三日もあれば、お互いに、どれか1日は、
主人はレストラン巡り、私は劇場入り浸り、に充てることが出来る。
そして、空いているほうが娘の遊びにつきあう。計画はバッチリだ。
幸い、姑のショートステイも、すぐ手配できた。
よっしゃ、完璧!!決まりだっ!!
と、思ったら、娘が突然言った、
娘「みーちゃん、駄目」
私「なんで!???」
娘「7日の晩は、集会所の横の公園で、盆踊りがあるもん」
私「なんだと?」
娘「だから盆踊り……」
私「却下!!!」
娘「え~っっ、1年前から楽しみにしていたのに!!」
正気か、お前。いつの時代の人間だ。
どうして東京旅行より、近所の公園の盆踊りを優先しようと思うのか。
もう1年、楽しみに待って、来年踊れ。
娘「じゃあね、プールがあるんなら、東京、行ってもいい」
夫「ホテルのプールでいいか?」
娘「流れるプールがいい」
夫「…………」
それで、ネットで調べてみたのだが、意外なことに、東京には、
「流れるプール」とか「波の起こるプール」などの施設が無い!?
以前はあったらしいところも、次々と閉鎖・閉店してしまったようだ。
今時のリゾート施設のスタイルは、もう、こういうものではない、ということか。
私「東京から帰ってきてから、広島の、ダイヤモンド・プールに行けばいいじゃないの」
娘「…………(T.T)」
やれやれ。
ここは親の私が、娘のために折れるべき?
しかし、あまりにあほらしいのだ、
こんな千載一遇のチャンスを、団地の盆踊りにくれてやるなんて。
かくなるうえは、切り札「ディズニーランド」に手をつけるかどうか、
主人と私は今、激しく迷っている。
これを切れば娘は大喜びでこちらに乗り換えると思うのだが、
さて、どっちが千葉まで連れて行くんだね。