愛のアレゴリー | 転妻よしこの道楽日記

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官舎の引っ越しのため、膨大な量の蔵書を整頓していたら、
長いこと探していた、中田耕治『メディチ家の人びと』が出てきた。
私はこの人の書いた評伝がどれも好きなのだが、中でも
コシモ一世とエレオノーラ大公妃、その子供達の物語は、
それぞれ起伏に富んでいて、
ところどころに挿入されているブロンツィーノ作の肖像画とともに、
大変印象的だ。
もう一度読みたいと思っていたので、
こんなところで出会えてとても嬉しい。

エレオノーラ大公妃は、画家ブロンツィーノのパトロンだったので、
この本に載っているもの以外にも、彼は一族の肖像画を数多く遺している。
見事な構図の「コシモ一世」像や、
愛らしい「マリーア・ルクレツィアの肖像」、
輝くばかりの「エレオノーラ大公妃とその息子」等々、
私は見るたびに、そのうちこれを宝塚で
取り上げてくれちゃったりなんかしないだろうか、
と、つい妄想茸を育ててしまうほどだ。

ところで、ブロンツィーノというのは、
どの程度有名な画家なんだったっけ?
なんでもかんでも理屈の多い私だが、
絵画はまったく無知で、白紙の状態に近い。
実は、主人のほうは、ああ見えて絵画鑑賞がご趣味でいらっしゃいまして、
十年前、NYで結婚式を挙げたあと、私をほっぽって、
ひとりでメトロポリタン美術館に出かけ、
何時間もお過ごしになったほどでございます。
「まだ足りない」とか仰って、翌日もお出かけになりましたっけね
(と言う私はラジオ・シティの見学ツアーに
勝手に行ったのだからおあいこなんだけど)。

で、そのご主人様による解説は。
「ブロンツィーノ?有名じゃん。あれだよ、あれ。『おつまみ』描いた人」
http://sunsite.tus.ac.jp/cgfa/bronzino/p-bronzino10.htm