先日北海道にて、生産者であり馬主でもあるいわゆるオーナーブリーダーを2軒回らせて頂き色んな話をして来ました。
北海道の方は牧場が先で後から馬主になっていて、私は馬主が先で生産を行っているわけですが、競馬談義していると非常に勉強になりました。
その中でも一番白熱したテーマは、これと言う期待馬が出た時にどうするか。
ちょうど気になっているテーマでもあったのですが、やはり牧場でもそうなのかと思いました。
誤解の無いように言いますと、牧場はみな売却する幼駒に活躍して欲しいと願っているのですが(そのために生産者賞と繁殖牝馬所有者賞がある)、牝馬は系統を繋いでいくために残す、もしくは自分で競馬に使うという発想があります。
こうした自分で使うという方向の馬で、思いのほか良い馬が出来た場合にどうしよう?
というのが今回の話ですが、やはりポイントになるのは育成と厩舎。
JRAで特に関西に入れる場合、人気厩舎は1歳の夏にはほぼほぼ馬房が埋まっていて、ヘタすると当歳で話をしておかないといけない厩舎があります。
本当は馬の成長に合わせて厩舎選択をしたいですが、中々個人馬主ではそこまで自由に選べません。
ということで、期待出来る馬については1歳の出来るだけ早めに厩舎を決定しこの後の馴致、育成へとスムーズに移行していきたいと思います。
写真はその期待馬。
詳細はまた近々書きたいと思います。
JRA東西、門別、南関東、園田などデビュー地は様々ですが色々なパターンで現1歳世代も仕掛けて行きます。