TRAVIS1でロールマシンを目指しているが、それと関連してピニオンとスパーの組合せ可否について考える。
TRAVISの例。隙間は攻めすぎない。
スパー中心とシャーシまでの距離:26.5mm
シャーシとの隙間:1mm 確保する
この時スパーギヤ許容外径は51mm(25.5×2)
以前紹介したようにギヤの計算式より
ギヤ外径=(Z+2)×m
48ピッチなのでm=25.4/48
よって歯数は
Z=51/(25.4/48)-2≒94
トップラインは96Tまで豊富にラインナップ。
スパーはシャーシ隙間限界まで大きくして、これに組合せ可能なピニオンを求める。
スパー軸中心とモーター軸中心間距離は簡易計測で31mm〜33mm。
ピッチ円直径D=Z×m
なので、(ピニオンD+スパーD)/2が31〜33なら組合せ可能。
まぁこれは目安であとは組み合わせてみて決める。
ひとまず94/28にした。
最終減速比は94/28×40/13=10.3
外径計算値=(94+2)×(25.4/48)=50.8mm
スパー外径実測50.4mmで低歯ぎみ。
だからシャーシとの隙間も1.6mm位ある。もちろん問題無し。