性能重視のラジコンファンの皆さんへ
新作ロアアーム紹介 その2
の続きですが
HRCの拘りを説明していきます
前回のBLOGでベアリング部分の解説でしたが
今回ご紹介するのは
「調整箇所」ですね
っと思ったんですが~
その前に
なんと
HRCの新型ロアアームを付けると
速くなる!!
ロアアームで?まさか~?って
思うでしょ?
まぁー聞いてくださいよ
ホリーラフォンショッピングのお時間
まず、よくコンビニとかで売られてる?
他社の汎用ロアアームは、車軸はロアアームのセンターなんですね
ボールエンドの位置が、ロアアームの中心
これって気にした事あります?
そーなの
YD2用と比較してみるとーーー
左:ヨコモ社「YD2用」
右:ラップアップ社製
なのですが
わかります?
同じ位置に並べると
YD2の方が5mmほど、車軸が前側なんです
前側を揃えると
こんなに車軸が変わってきます
これって、YD2が速いって言われてるポイントの1つで
とても重要なファクターなんですね
ロアアームが前に出せるって事は
お猿さんでもわかるよーに
ホリーラの超適当な絵で解説するとー
こんな感じ!!
仮想でシャーシは同じ物で例えると
(※ホイルベースは一緒)
左:通常のロアアーム位置
右:ヨコモ製のロアアーム
ヨコモは車軸が前側にあるので、同じ位置にロアアームを取り付けると
前後の重量バランスはリヤが重くなるんですっ
こっちの方が分かりやすいかな?
ロアアーム位置が一緒でも、タイヤの位置が変わってきますよね
タイヤが前側に行く
↓
シャーシの重量はリヤ寄りになり
↓
リヤが寄りになって、重量バランスは後ろに
↓
もう、わかりますよね?
リヤトラクションも上がって速くなるんです
激速っすよー
ビュンビュンで
ヤバイでしょー
ボディーの位置?
そこは実車と違う
ラジコンなので、ボディーは前側にオフセットして乗せればOKです
ロアアームの車軸位置が
いかに重要なのか、理解したいただけたでしょうーか?
アルミロアアームにしたくて
YD2に手持ちの社外アルミロアアーム付けてる人は・・・
車を作る上で、前後の重量配分はとても大切なんですよねー
うちで制作している車両も、製作する前にいつも考えて作ってます
で、話を元に戻して
HRC製は、ニュートラル状態(可変部分真ん中)で
アームの車軸はフロント側に5mmオフセットしています
これはYD2のロアアームと一緒になるんですがー
ロアアームの幅はYD2よりも狭く作ってるので
サスマウントに入れるカラーを後ろに入れれば
YD2用よりも、更に前に出せますね
この辺も、よく考えて設計しています
そして更に
「調整式」
上面のビス2本を緩めれば前後調整が可能となっております
これで、更に前側に調整も可能なわけなんですよー
どーですか?
やばいでしょー?
あ、あと
ベアリング化によって、脚の動きも良くなってトラクションも向上しますね
では、長くなったので今回は
この辺で
次回こそは
可動説明していきます