もう1回気合入れてBE用のMT用ICを圧損低減加工します その10 | よしりんのブログ

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スバル車を中心としたインタークーラー加工ネタ中心ですが、自身の経験を基にしたメンタルに関することや、ごくまれにオーディオのこともつぶやいております。
今後は再燃した二輪ネタもお伝えしたいです。

前回の更新から1週間。そして、このトビをスタートさせたのが昨年の8月半ば。その後で尿管結石の手術で入院し、一度気持ちが萎えかけましたが、そこから地道に作業を続け、やっとここまでたどり着くことができました。

 

昨日時点での進捗はこんなところでした。

 

 

↑この状態でBNを4回塗布した状態です。私の基準では、BN塗布は6回としているのですが、私としたことがBNスプレーの在庫を見誤り、急遽追加発注をかけました。本日午後に到着し、残りを済ませました。

 

↑余剰の導風板を使って、試験的に耐熱塗料で塗装してみました。これはこれでアリですが、まだ検討の余地ありです。

 

↑前回の段階でやや不満だったので塗り直し、今日クリアを吹きました。あとは乾燥後にICがガードを取り付けるのみです。

 

ということで、0010に関しては明日ヤフオクに出品させていただきます。大変お待たせしました。

 

さて、それ以外にも、

0090の圧損低減加工を済ませたものが二つあったので、そのうちのひとつを加圧検査にかけました。この画像の前に軽く圧をかけてみたところ、今まで空気漏れが発生したことがなかった一部樹脂製コア(0090や0200など)が、空気が抜ける音が…。

 

↑in側のかしめの処理が甘かったようです。ツメの部分に傷をつけたくなかったので、ペンチにテーピングしてかしめたのが裏目に出た結果でした。将来のユーザーさんには申し訳ないのですが、キズ上等ということで遠慮なく渾身の力を込めて(?)増し締めしました。

 

改めて検査し、今回も及第点だったのですが、前回の0010のときと同様、ごくわずかながら空気注入部のチューブの膨らみが萎んでしまいます。これは異径パイプ(青色)以下の、加圧検査に使う器具からどうしても漏れてしまうから、だと思っていました。ところが…。

 

今日、もう一つの方のICの加圧検査をしようとしたら、空気入れの辺りから、ほんのわずかなエア漏れの音が…。

 

よく見ると、ポンプとゲージの間のつなぎ目から「シュー」と聞こえてきました。ということで、充填したら

ゲージを捻って増し締めした状態でやってみたところ、

 

はい、完璧に遮断できました。実は上の写真、充填した12:47にたまたまカップラーメンができたので、昼食をとり終えた8分後に撮影したものですので、事実上検査時間は14分弱です。もう充分でしょう♪

 

この10か月間で、私のIC加工のスキルは明らかに向上しました。今となっては、0010の加工は普通に本職の片手間にやるくらいの頻度で1か月半もあればできる確信が持てるようになりました。もう一度気合を入れる必要はもうありません。このトビはここまでとし、今後は進捗と更なるテクニックをお伝えするようなタイトルで、まとめて更新していこうと思います。

 

今後はエクシーガ&フォレスター用の0160の加工を進める手もありましたが、新たに挑戦してみたいテーマが二つ浮かびました。そちらの方で新たなトビを作って報告していきます。

 

P.S.

余剰のインタークーラーパイプやステーを洗浄しました。0010をご用命の方でご希望の方がいらっしゃるようでしたら格安でお譲りします。プライマリー側(左上の二つ)の樹脂製のジョイント部分、純正でも4千円程度するらしいです。ちょっとびっくり。