前回のブログで
カユミやフケが出ている人は
低体温で
お腹が冷えていると
お伝えしました
低体温でお腹が冷えていると
血流がめぐりにくく
皮ふ(頭皮)が
作られにくいからですね
じっさいに
カユミやフケが出ている9割の方が
このタイプに当てはまるのですが
今回ご相談された方は
健康体温である
36.5℃以上あるし
お腹の冷えも
そこまで強くありません
それなのに頭皮を診ると
皮がめくれて
乾燥肌になっています
こういった方は
もともとの皮ふが薄く
水分をためにくい肌質です
一般的に
水分をためておける
角質層という
皮ふ表面が
「肌」といわれますが
この肌の厚みは
約0.01~0.02mmで
サランラップ1枚分です
ものすごく薄い部分が
さらに薄いとなると
それだけ
水分をためておくチカラが
弱いのですね
頭皮博士の私も そうなのですが
光があたると
おでこがテカりやすい肌は
皮ふが薄い体質で
乾燥肌になりやすいです
薄い肌質は
乾燥していると
そこから刺激物が入りやすいです
とくに
今の季節たくさん飛んでいる
PM2.5という排気ガスは
粒子がとても小さいので
乾燥肌から内部へ侵入し
これが
カユミの原因となります
マイクロスコープで視て
頭皮全体や
毛穴が黄色くなっていると
PM2.5の影響を受けている肌です
また
肉眼で見ても
お顔や手が黄色くくすんでいると
乾燥肌で
PM2.5が体にたまっている
サインが出ています
もともと肌や頭皮が
乾燥しやすく
刺激に弱いのですから
まずは
頭皮や髪にふれるときに
刺激を極力あたえないことが
重要です
いつもブログでお伝えしている
頭皮をこすらない・
体温より低い
ぬるま湯ですすぐことが
おすすめです
今回
フケとカユミでご相談された方は
長い髪がからまるので
毎朝
くしで何度も
ブラッシングしていたのですが
からまった髪を
無理やりとかすと
頭皮もひっぱられて
傷がつき
そこからPM2.5が入ります
頭皮のカユミ・フケ対策や
血流を良くしようとして
ブラッシングを念入りにされる方は
かえって頭皮を傷つけ
乾燥敏感肌にするので
逆効果なのです
ブラッシングは
地肌や根元からするのではなく
からまりをとくために
毛先中心に
とにかくひっぱらないように
やさしくとかすのが
おすすめです
あとは
頭皮が薄く
乾燥しやすいタイプの方は
頭皮に化粧水を付けることを
強くおすすめします
(くわしくは過去ブログをどうぞ)
ただし化粧水を付けるにしても
シャンプーやすすぎのとき
ブラッシングのときに
頭皮をこすったり
引っ張ったりしていない
刺激をあたえないことが
前提ですので
フケやカユミでお困りの方は
まずは
頭皮をこすっていないか?
37℃以上の
熱いお湯ですすいでいないか?
チェックしてみてくださいね
<目がお疲れの方は音声版をご利用ください>