下町ロケットに学ぶ、人をひきつけるストーリー | 豊田礼人の正しく愛される経営術

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レイマック代表で愛される会社経営コンサルタント(中小企業診断士)の豊田礼人(とよたあやと)のブログ。

今年7月に直木賞を受賞した池井戸潤氏の「下町ロケット」を読みました。


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母親にプレゼントする目的で買ったのですが、渡す前日に僕が一気に読んでしまいました笑。

それくらい、面白い小説です。

内容は、研究者だった主人公が家業の工場を継ぎ、銀行やライバル企業、大企業などと戦いながら、会社を成長させていくストーリーです。

知的財産権や資金繰り、社員のモチベーションなど、中小企業が直面する問題を解決していく主人公の奮闘振りを、社員との結束というヒューマニズムを絡ませながら展開していくサクセスストーリーです。

このストーリー展開、典型的なスコップ型ストーリーになっているので、とても読みやすく、支持されやすいのだと思います。

スコップ型ストーリーとは、主人公の幸福度が、①最初そこそこ→②急降下→③底辺に這いつくばってもがきながらも、人生や仕事の真実を徐々に見つけていく→④最後に大成功、というように展開していくストーリーです。

グラフにするとこんな感じです↓


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縦軸が幸福度、横軸が時間。時間とともに幸福度の曲線がスコップの形のように変化していきます。

アカデミー賞で外国語映画賞をとった「おくりびと」も、典型的なスコップ型でした。

スコップ型のストーリーは「ベタ過ぎる」という批判が一方でありますが、痛快で親しみやすいことは間違いありません。

僕が推奨しているのは、自社のストーリーをスコップ型で語ることです。創業の苦労から現在の取り組みまでをストーリーとして発信することで、顧客を惹き付けることが可能です。この取り組みは、ブランド力の強化につながります。

もうひとつ言うと、このスコップ型ストーリーに、男女間や夫婦間の愛物語を絡ませると、ストーリーとしては最高に面白くなります。

おくりびとでは夫婦愛が描かれているし、大ヒットした「ザ・ゴール」という本も、生産管理という硬いテーマに中に夫婦の愛の物語を挟み込むことで、最高に面白いストーリーに仕上がっています。

「下町ロケット」も別れた奥さんが要所要所で登場し、夫婦愛を超えた友情愛のような形でストーリーにアクセントをつけています。

一番いいストーリーを持っているものが勝つ(by トム・ピーターズ 米の著名な経営コンサルタント)


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あなたのストーリーを、スコップ型でまとめるとどうなるか?

ビジネスに使えないか?

ちょっと考えてみても面白いと思います。


追伸

実は僕のストーリーも、スコップ型に夫婦愛を絡ませています。
豊田礼人の創業物語



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