シュナイダーのレンズが独特のクールトーンであるため俗にこういわれている。
銀塩(フィルム)での作例を見ると結構こってり青が乗っている。しかも色温度が高くて青くなっているというより青い色が乗っているように見える。少し専門的な話しになるがカメラにおける色には3種類ある。まずは、LB(ライトバランシング)という色温度上の色でK(ケルビン)で表される。光の色はシチュエーションによって変化する。たとえば夕日はオレンジ色、早朝は青かったりする。日中は少しい黄色がかった透明である。この光の色を数値化したのが色温度で、それを補正するための色(フィルター)がLBである。晴れの日の日中は一般的に5500K(ケルビン)といわれており、色温の中心点になる。これより赤いことをアンバー(A)といい、青いことをブルー(B)という。だいたい裸電球の色あたりが3600Kくらいで、パソコンのディスプレーが9300Kである。ケルビンを補正するためには逆の色のフィルターを入れる。色補正のために逆の色のフィルターを入れることはどの種類の色でも同じである。次の色はCC(カラーコンバージョン)と言う種類の色で、グリーンとマゼンタになる。蛍光灯などにおいてはグリーンスパイクという緑色の光が出ています。人間の目には透明に見えますがフィルムやセンサーには緑色に写ります。この緑色をマゼンタで補正します。このLBとCCというカラー補正機能はデジタルカメラに搭載されています。この2つに当てはまらない色がいわゆるエフェクトカラーと呼ばれる演出用の色です。
前置きが長くなったのですが、このシュナイダーブルーと言うのが色温度上のものであるのか、エフェクトとしてのものなのか、カメラのオートホワイトバランスを使って見て見ようと思います。
オートホワイトバランスで補正されてしまえば、温度上の青、補正されなければエフェクトとしての青、つまり演出された青になります。
Schneider Xenon 50mmF1.9 DeckelマウントとCanon FL58mmF1.2で撮り比べ。
カメラはOLYMPUS PEN E-P2
オートホワイトバランス
明らかにシュナイダーが青いです。
しかも他のサイトで見たのと同じ感じのブルーです。画角に若干の違いがあります。
ハイライトが明らかに青いです。
青さは安定してます。
これらの写真を見ているとシュナイダーブルーは色温度などではなく、狙った青であることが分かります。
安定して同じ青が出ることから分かります。
しかし青いですね。
ドイツにはシュヴァルツヴァルト(黒い森)と言う森がありますが、シュナイダーのレンズで撮ると、文字通り『黒い森』になりそうです。
シュナイダーブルーをうまく使いこなすことで幻想的な風景写真を撮ることも可能かもしれません。


















































