しっぽのみかたで保護をしているまる子とアッキー❣️まる子一家を関東へ運んでくれたのは平山ガンマンさんでした
まる子一家は「2000の野犬たちを救え!プロジェクト」と「しっぽのみかた」を山口県の野犬たちに関わるきっかけを作ってくれたのです
↓↓↓↓↓2000の野犬たちを救え!プロジェクトより
夕暮れの大雨の中の東名道路
幸せを探して東に走るおんぼろ車
一匹の犬はわずか50センチのキャリーの中でその身を置く
疲れと最悪の道路状況で目を霞ませながら運転する後部座席から聞こえて来たものは、あまりに小さな産声だった・・
ganman
ボクが産まれたのは、雨降りしきる高速道路をひた走る車の中のまた狭いキャリーの中です。
〔どうして そんなところで 産まれたの?〕
そうですね
おかしいですね。
では、どうしてのか お話しすることにします。
ボクのお母さん〔まる子〕は野犬として生きていました。
人間に虐待され怖い体験だけをして人間が怖くて仕方がありませんでした。
そして捕獲されてしまい
挙句の果てに殺処分寸前の身になったのです。
でも殺処分施設の場所に移動される寸前にまる子は引き出され保護されました。
ボクたち七匹をお腹に宿しどんなに怖かったでしょう
どんなに嬉しかったでしょう。
死から救われてもお母さんは、不安で一杯でした。
《お母さん、頑張って!お母さんもう大丈夫だよ!》
ボクらはお腹の中で叫びました。
不安と安堵からなのか、お母さんは 大粒の涙をぽろぽろ流していたのをボクらはしっかり感じました。
そして、幸せ探しに東へ向かった車の中で雨の音と車の轟音が鳴り響く真っ暗な狭いキャリーの中でお母さんはしっかりと
ボクたちを産んだのです。
どんな想いでお母さんはそんな異次元のような状況で産んだのでしょう。
ボクは最初に産まれて後から落ちてくる兄弟たちに押しつぶされて行きました。
お医者さんに行ったとき
〔生きていることが奇跡だ〕とまで言われました。
そして山口県から1000キロ離れた神奈川の地で優しい人たちに囲まれすくすく育ったボクたちは、お母さんとボクの他のみんなは素敵な家族に貰われて行きました。
ボクは産まれたときの圧迫で体が弱かったので、まだ仮ママのお家で大好きなお母さんと暮らしています。
でも今はすっかり元気になりました
今、ボクが思うこと
ボクらの仲間がいっっぱいの荒波の中で生まれ生きている。
それでもみんな頑張って生きてる
それほど命って大切なんだって
お母さんが死ぬ思いで産んでくれたこの命を大切にしたいと思います。
この世界には、優しい人間と怖い人間がいる。
ボクたちは、あなたたちに支配されてその中で出会った人間で不幸にも幸せにもなります。
優しい人間に出会ったボクらは幸せ者です。
お母さんの名前は殺処分〇(まる)の願い込めて〔まる子〕
そんなまる子お母さん、ありがとう
沢山の人間のお母さんありがとう。
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高級車に乗ってドライブをしている純血種も、走るおんぼろ車で産声をあげたのも同じ命です。
まる子 親子に幸せあれ!
2000の野犬たちを救え!プロジェクト