388.褐色の花嫁.53 | マリンタワー フィリピーナと僕といつも母さん byレイスリー
ワタクシはフィリピンに渡る覚悟を決めています、今は母親の介護があるので渡れませんが、何れ渡り永住つもりです。



と、言い切ってしまいところですが、現時点では資金の問題もあり絶対行きますとは言い切れないのです、よく先輩ブロガーの皆さんは日本と比国を行ったり来たりするのが理想系だと言われる方が多く、実はワタクシもそうしたいのですが、日本では賃貸しのマンションに住んでいて、日本には根城がないワタクシですから往き来できるのかと考えたらちょっと難しいかなという感じです、取り敢えず比国に行き家を買うという事までは出来ても問題はその後でしょう、その後の生活費はどうするかとなるのですが、三年後に年金の数万円が貰えてもいかに物価の違うフィリピンでもやっていける筈はありません、その為の蓄えが当然必要でしょう。


もちろん、ジョイが今後どうしたいのかも聞いています、彼女の一番の気掛かりはやはり子供のリィアンの事です、ジョイの子供はワタクシの子供として育てていきたいと思っています、ただ日本に呼ぶよりもフィリピンで学校もちゃんと通わせたい、出来るならジョイの兄弟たちも学校に通わせ専門の知識を持たせてやりたい、下手に中途半端な学校に行かせるよりも職につながる物を身に付かせたいと真剣に考えています。


フィリピンでも日本でもどこの国でも子供たちには無限の可能性を秘めた未来があると思っています、後は周りの環境と教育です、ワタクシがファミリーの子供たちに手を貸せば将来ファミリーたちは楽になりワタクシがいなくなった後もジョイを頼る事も無くなるでしょう、男も58歳にもなれば後残された時間はそうは多くないでしょう、しかしフィリピンに渡るとなると10年、15年先を見て動こうと思っています。


兄弟たちと縁を切ったワタクシは母親が亡くなれば日本には前妻との間に出来た男の子が二人だけです、二人は結婚はしてないものの働いていて自立もしています、母親が入院した時も二人ともに週に一回は来てくれましたが二人ともにワタクシ頼よろうなどとも思っていません、だからと言ってワタクシと仲が悪いわけでもありません。


ただ、二人には何かを残してやりたい、好き勝手をやってきたワタクシを今更許せなどとはいいません、せめて、何かの足しになにがしらの物を残してやりたいと思ってはいるのです、そしてフィリピンの事や二人の子供の事を考えるとまだまだ資金が足らない現状です。


ワタクシはジョイを幸せにしたいと思っています、ジョイの幸せとは何か、彼女は「今は幸せだ」と言ってくれます、しかし、やはり遠く離れた自分の息子は一番可愛いはずです、出来れば一緒にいたいでしょう、ワタクシに取ってはジョイの幸せがワタクシの幸せになりつつあるのです、ならば彼女の願いを叶えてフィリピンで暮らす事が一番だというのがワタクシの結論です。


ただ前途のように目標まではまだまだですが、渡るまでに時間はあります、フィリピン人に負けず劣らず楽天的なワタクシなのでどうにかなるでしょう、昨日の競馬はハズレたので今日のレースに期待するワタクシなのでした。



次回に続きます、いつもご訪問いただき誠に有り難うございます。