326.始まりはいつも雪.改訂版(37) | マリンタワー フィリピーナと僕といつも母さん byレイスリー
ワタクシがトイレで用を足しているとカマ太郎もワタクシを追うようにやってまいりました。


カマ太郎「ハーイ、クーヤ」


ワタクシ「何だ、カマ太郎は女便所じゃないのか、ハハハ、‘フィリピンの連れションベン,だな、これどこのコトワザだったかな?」と言ってワタクシはチラリとカマ太郎のモノを見てしまったのです。

「オッオー、オー
デ、デ、デッカ~」
思わず叫んでしまったワタクシ、そのデカさはコーラ便並みです、そしてカマ太郎がワタクシのを見ると「フフフ」と鼻で笑われてしまったのです、
ワタクシ「クッチョー、か、完敗だ、フィリピン恐るべし」と、ショックでトイレでガックリと四つん這いになってしまったワタクシ、「クヤー」とカマ太郎が心配そうにワタクシに手を差し伸べます。


ワタクシ「カ、カマ太郎、オ、オマエ、オマエ、オマエって奴は~.......手ー洗ったのか、アホンダラ!!手を差し伸べるのは手を洗ってからにしろ、このバカタリー!!」

ワタクシはよろけながら自分で立ち上がり席に戻ります、
レイアが「イカウ ドウシタノ」と心配そうです。

ワタクシ「も、もうダミかも~」


ニッポンに恥をかかせてしまった痛手を負ったワタクシはタクシーでレイアとホテルに帰る事に、カマ太郎はと........

「ドボジテ、どおしてタクシーいっしょなのよーッ!ドボジテなの!!」

レイア「チョコレート ト タバコ アゲタラ カエル ダカラ」


ワタクシ「アッそう、フントに本当だな、分かったよ~」


結局、カマ太郎はホテルの部屋までついて参りました、そしてレイアがタバコ1カートンとチョコレートを5箱そしてタクシー代1000ペソ渡すと出ていこうとします、しかし何故か寂しそうにワタクシの方をチラリチラリと見るのです。


ワタクシ「何だよ、カマ太郎さっさと帰れよ」


カマ太郎「ジャア、カエルネ」と聞こえるとバターンとドアが閉まる音がしました、
ワタクシ「帰ったね、カマ太郎帰ったよね」

レイア「オッオー」
カマ太郎が帰ってホッとしたワタクシはシャワーを浴びようと浴室のドアを開けます、
カマ太郎「ハーイ、クヤ」


ワタクシ「まだ、いるじゃないの~~!!!」
しかし、そんなカマ太郎との別れの時が来たのでございます、ワタクシも最後の言葉をかけます、
ワタクシ「カマ太郎、今日は有り難う、楽しかったよ、日本に来たときはここに電話しろよ」と関係ない梅津君とao-haruさんの名刺を渡します。


そして「日本に来たら名前は中臣のカマ足(なかとみのカマたり)にしてカマ田(蒲田)かカマ倉(鎌倉)に住め、いいな、わかったな~」
ワタクシが何を言っているのかジェンジェン(全然)解らないカマ太郎ですがしきりにうなずきます、カマ太郎は目にウッスラ涙を貯めて「クヤー、アリガトウ」と言ってガッツリとハグして部屋を出ていきました。


ワタクシ「カ、カマ太郎、忘れないよ、お前のコーラ瓶並みのサイズだけわ、.....死ぬまで忘れないよ~!!!」


そしてメモ帳にフィリピンに1勝3敗と書き込むワタクシだったのでした。


次回に続きます。いつもご来席、誠に誠に有り難うございます。