222.真夏の街.23 | マリンタワー フィリピーナと僕といつも母さん byレイスリー
さて、今日はフィリピンを去る日です、気分が乗らないまま来て、気分よく帰る事が出来ないまま去るフィリピンですが、こんなもんじゃないだろう、まだまだ見るところはあるだろう、そして、いつかまた来る事になるという予感を持っていました。



そして、ヘレンが来てくれてヘレンの兄さん(本当は恋人でしょうが)の車でワタクシ、江川さん、メイと乗り込み空港に向かいました、江川さんとメイも軽くチューしあっさりとお別れです、ワタクシはヘレンにお礼を言いさっさと空港に入って行きました。


飛行機が飛び立ち、ワタクシはやっと江川さんから小岩のフィリピンパブから解放してもらえると言う気持ちでした、勿論フィリピンパブが嫌いではありません、しかし自分の本当の心トキメクようなお気に入りは小岩にはいませんでした、行くなら自由気ままに自分に合った店を探したいと言うのがワタクシの希望でした。


しか~し、飛行機の中で後一時間もすれば日本に着くという頃に江川さんがボソッと言うのです
江川さん「何か、寂しいねー、日本着いたら行こうか店」


ワタクシ「えーっ、店って小岩ですかー」


江川さん「うん、時間もちょうどいいしね、ねっ、レイスリーさん」
始めメイに惚れたと思っていた江川さん、しかし途中からメイではなくフィリピンパブに惚れた、或いははまってしまっていたのでしょうか、成田空港に着いたワタクシたちは江川さんの駐車してあった車で小岩に向かいました、店に着いたのは23時頃でしょうか、二人が店に入ると30人以上いた女の子が一斉にこちらを向きました。


皆は当然、江川さんがメイと一緒にフィリピンに行った事を知っていました、女の子たちは帰って来たんだと思ったでしょう、そしてワタクシは彼女たちフィリピーナのターゲットになったのでした、あんなに店に来てくれる人たちが自分の客になってほしい、フィリピーナなら誰でもそう思うでしょう。


江川さんに付いたのはジャスミンという、見せかけだけは、いかにも清純と言った可愛い顔をした娘でした、ワタクシにはアイナという名の娘がつきました、アイナは日本人好みの顔をしたフィリピーナでしたが相変わらずピンとこないワタクシ、店を出て江川さんにしばらくフィリピンパブ通いをやめるように提案しました。


江川さんのカードの支払いは3ヶ月ほどで400万円を越えていました、多分、江川さんはメイに現金で渡していたでしょう、借入金1300万円のうち600万円は株式投資に残りは江川さんが持っていました、カードが落ちれば手元には200万円、或いはもっと少ない金額しか残らないでしょう、ここは辛抱しましょうと提案し江川さんも了承しました。

しかし、フィリピンから帰った3日後の事でした、江川さんからの電話です
江川さん「レイスリーさん、今、小岩の店にいるんだけど、おいでよ」


ワタクシ「えーっ、店ですか、いや、もったいないですよー、止めときますよ」


江川さん「まあ、そういわずにさー、アイナがレイスリーさんに会いたいって言ってるんだよー、ねっ、待ってるよ」
ワタクシは「チェ」と舌打ちして小岩に向かいました、時間は23時を回っていたでしょうか、ワタクシは怒っていました、今日行ってジャスミンやアイナの化けの皮を剥がして江川さんに正体を見せつけようと考えていました。


ワタクシは浅草まで自転車で行き電車を乗り継いで小岩に着きました、そして店に入ると江川さんが嬉しそうにジャスミンとアイナを横に座らせワタクシに手を降っていました、ワタクシはほくそ笑みながら3人のいる席に向かいました。



次回に続きます、いつもご訪問誠にありがとうございます。