令和の玲!しもだ玲です。

 

本日を以て、37日間にわたる練馬区議会第一回定例会が閉会しました。

 

今回は区議会での会派が、ひとりでのスタートとなるなど、波乱の幕開けではありましたが、目玉である『令和6年度予算』については、この間に指摘してきたことを組み込んでいただくなど、形となっていることを嬉しく思います。

 

■仕事の内容が不透明な行政委員たち

今回、区から議会に付託された議案のなかには、区長・議員・行政委員等の報酬UPの議案がありました。

 

そのうち、議員と行政委員の報酬UPについては今回反対し、討論を本会議場で行いました。

 

 

ハイライトとして今後報告していきますが、今回は行政委員の報酬UPについて反対したことを報告します。

 

■行政委員会とは

首長(区長)から独立した執行権限を行使する委員会または委員を置く制度のこと。

 

練馬区においては、

・教育委員会

・選挙管理委員会

・監査委員

・農業委員会
以上のことを指す。

 

政治的中立の観点から、首長が自ら事務の執行などを行うに適しない事務を処理する組織とされています。

 

各委員会は監査委員会を除けば、議事録が公開されていますので、更新されれば議事録を確認して、普段どのような会議を行っているのかチェックをするようにしています。

 

ここに登場する選挙管理委員会ですが、ここでの仕事は『公正な選挙の執行』が大きな仕事です。

 

練馬区に関する選挙は区・都・国の議員および区長や都知事といった首長の選挙があります。

 

選挙管理委員会の実態は過去も指摘しています。

 

 

■90分924,000円のお仕事

今回反対討論に立つために、選挙管理委員会の会議が行われた令和6年1月~3月1日時点の5回開催された中身を議事録で確認しました。

 

驚くことに5回開催の会議に要した時間は合計90分。委員長は毎年交代制で、月308,000円の報酬。3ヶ月分で924,000円になります。ちなみにヒラの委員は月/246,000円で、3ヶ月で、738,000円となります。

 

会議の中身については下記リンク先をご覧ください。

 

 

職務実態に疑問があるとし、報酬を月額制ではなく日当制にするべきと申し上げて、反対しました。

 

■結果は、反対が一人

結果、議会では49:1の賛成多数となり、報酬は増額とされました。

 

議会は有権者の判断で当選した議員で構成されるので、議決は尊重されなければいけません。

 

しかし、90分で90万円の仕事って、あり得ないと思うので、投票に行ってない練馬区の有権者の6割にきちんとアプローチできるよう地域活動に努めます。