令和の玲!
練馬区議会・無所属のしもだ玲です。
法務省が、
Netflixの恋愛リアリティ番組『ラヴ上等』と
タイアップした更生保護の広報が
議論になっています。
法務省HPより引用
私は、更生支援そのものを
否定するつもりはありません。
しかし今回の件には、
行政広報として考えなければならない
大きな問題があると感じています。
「人は変われる」は大切。
でも、その前に
犯罪や非行をした人が反省し、
社会に戻って人生をやり直せる
環境は必要です。
再犯を防ぐことは、
新たな被害者を生まないことにも
つながります。
一方で、社会には、
・苦しい環境でも犯罪に手を出さなかった人。
・誘惑があっても一線を越えなかった人。
・地道に働き、ルールを守り続けてきた人。
が大勢います。
ところが、
こうした人たちの努力は当たり前とされ、
なかなかスポットが当たりません。
「一度道を外れる→反省する→立ち直る」
というストーリーの方が、
ドラマとして注目されやすい。
私はこの構図に、違和感があります。
被害者からはどう見えるのか
もう一つ忘れてはいけないのが、
犯罪被害者の視点です。
「人は変われる。一緒なら。」
更生保護の理念として理解できます。
しかし、犯罪によって人生を
変えられてしまった人もいます。
法務省保護局は、
更生保護だけでなく
犯罪被害者等施策にも関わっています。
だからこそ、広報を企画する段階で、
「被害を受けた人がこれを見たら、
どう感じるのか」
という視点がどこまで検討されたのかは
確認する必要があります。
「更生した人」
だけが主人公ではない
目指すべきなのは、
「過ちを犯しても、やり直せる社会」
であると同時に、
「最初から真面目に生きてきた人の努力が、
きちんと報われる社会」
ではないでしょうか。
そして当然、
被害を受けた人が再び生活を
立て直していくことにも光を
当てなければなりません。
「加害者の更生」
「被害者の再建」
「地道に生きてきた人の努力」
この三つの視点が必要だと思います。
行政広報は
「バズれば成功」ではない
行政の広報は、
注目された人数だけで
評価するものではありません。
認知度が上がっても、
社会に誤ったメッセージを与えてしまえば、
本来の目的から外れてしまいます。
今回問われているのは、
単にポスターの好き嫌いではありません。
行政が誰に光を当て、どのような生き方を
社会に評価されるものとして発信するのか。
「やり直せる社会」は大切です。
でも私は同時に、
「真面目にやってきて良かった」
と思える社会であってほしいです。
政治の世界も同じ
これは、
決して法務省だけの話ではありません。
私自身が身を置く、
政治の世界にも通じるものが
あると感じています。
政治活動用ポスターの無断貼り。
事実と異なる申し出によって、
他の議員の活動を妨げる行為。
問題があると分かっていても、
自らの立場や保身を優先して口をつぐむ。
そうした行動をする議員が注目を集める。
一方で、ルールを守り、
地道に地域を歩き、議会で調査し、
政策を提案し続ける議員の仕事が
評価されないのであれば、
それもまた健全な政治とは
言えないのではないでしょうか。
もちろん、私自身も完璧ではありません。
だからこそ、自分の行動も含めて
問い続けなければならないと思っています。
目立った人が評価される政治ではなく、
何を積み重ね、何を実現したのかが
評価される政治へ。
「真面目にやってきて良かった」
と思える社会を求めるのであれば、
まず政治の世界から、
そうならなければならない。
私は、そう考えています。
皆さんは、
今回の法務省の広報をどう感じますか?














































