令和の玲!しもだ玲です。
たびたび議会の議題にも上がる、
『子どもの体験格差』
問題だからといって税金をかけて
旅行に行かせるという行政や
それを主張する議員の考え方に
違和感を持っています。
ニュースなどでは、
「ディズニー旅行に行ける子」
「海外旅行へ行ける子」
といった、
「近所の公園や市民プールばかりの子」
を比較するような議論も見かけます。
しかし、
私は少し違う視点が必要だと感じています。
私の経験をもとに、話を整理しました。
■本当に問題なのは「高額体験の差」か?
体験格差というと、
「お金をかけた経験が多い子が有利」
という話になりがちです。
ですが、各種調査や研究を見ると、
本質はそこだけではありません。
本当に重要なのは、
“子どもが社会や地域と接点を持てているか”
です。
例えば、
・地域のお祭り
・児童館
・学童クラブ
・図書館
・公園遊び
・地域スポーツ
・ボランティア
・自然体験
こうした日常の中の体験も、
子どもの成長に大きな影響を与えます。
■「世代間伝播」が体験格差の本質
ここが、
この問題の大きなウエイトを
占めているのではないかと思います。
体験格差は、親の経済力だけでなく、
“親自身の体験不足”
によっても連鎖しやすいという点です。
つまり、
子どもの頃に、
・地域活動へ参加した経験が少ない
・大人との関わりが少ない
・図書館や文化施設へ行ったことがない
・自然体験が少ない
上記のような経験不足が、親になった時にも、
「子どもに何を体験させればいいのか分からない」
という状態になりやすい。
これは単なる
“お金の問題”ではありません。
・情報
・人とのつながり
・行動習慣
・「こういう世界がある」という認識
そのものが、
世代を超えて引き継がれにくくなる。
ここに、
体験格差の深刻さがあると思います。

同じ光が丘に住むママ友の
ベビーシッターも経験させてもらいました
■私自身の原体験
私自身、
両親は共働きでした。
だからといって、
特別に高額な旅行へ頻繁に
行っていたわけではありません。
それよりも記憶に残っているのは、
週末の朝に、
家族で光が丘公園を散歩したこと。
ショッピングモールを歩きながら、
何気ない会話をしたこと。
そうした日常の時間です。
また、
学童クラブや児童館でお世話になった
先生方との関わりも、強く印象に残っています。
遠く九州に住んでいる先生とは、
今でも連絡を取り合い、
互いの活動報告をしています。
「どこへ行ったか」
より、
「誰と関わったか」
の方が、
今の自分を形作っていると感じます。
この感覚は私だけではないと思います。
■「高額体験」ではなく「接点」が大事
だから私は、
体験格差の問題は、
単なる「旅行格差」ではなく、
“社会との接続格差”
なのではないかと思っています。
高額なテーマパークへ行かなくても、
・地域で顔見知りができる
・信頼できる大人と出会う
・学校外の居場所がある
・「自分を見てくれる人」がいる
こうした経験は、
子どもの自己肯定感や、
将来の選択肢に大きな影響を与えます。
■行政が担うべきこと
だからこそ行政には、
・学童クラブ
・児童館
・放課後の居場所
・プレーパーク
・地域イベント
・子ども食堂
・自然体験事業
などを、
単なる「イベント実施数」ではなく、
本当に子どもたちの接点づくりに
つながっているのか。
そこまで検証する視点を訴えています。
いつも私が主張している、
“やってる感”で終わらせてはいけない
ということです。
■子どもの未来を支える「地域」
子どもの成長に必要なのは、
高額な体験だけではありません。
地域の中で、
・誰かと関わる
・安心できる居場所がある
・世界を少し広げられる
そうした経験の積み重ねです。
そしてそれは、
家庭だけで抱える問題ではなく、
地域全体で支えていくべき
「未来への投資」なのだと思うのです。



























































