令和の玲!しもだ玲です。

 

 

練馬区は急速な都市化を迎えつつも、武蔵野の景色が色濃く残る緑豊かな街として、最近では住みたい街ランキングにも上位に食い込むほどスポットが照られています。

 

 

が!政治や選挙の仕組みはふるく、汚いとも言われているのも事実です。

 

 

最近では、地元選出の国会議員が住民や町会、商店会にモノやお金の寄付しまくっていた件で、検察審査会から起訴相当の議決を受けました。

 

連日、関係機関が町会や商店会などに取り調べを行っていることや、マスコミが毎日のように押し寄せています。

 

 

しかし、こうしたことは表に出る前から地元では有名でした。また、一部の「区議会議員や都議会議員もやっている」と地元民が口を揃えて言うくらいですし。

 

 

上記のようなことは、すべて公職選挙法では『違反』とされており、いままで何のお咎めもなかったのが不思議でなりません。

 

 

こうした違反行為に厳しく目を向けるために、練馬区には区議会や都議会だった議員のOBOGたちが任命される『選挙管理委員会』というものが設置されています。

 

練馬区選挙管理委員会

任期 : 4年間

報酬 : 月/20万円

 

私は以前からこの選挙管理委員会が機能していないと思っていて、議事録のインターネット公開を訴えていました。

 

 

・・・というのも、現役の区議会議員たちによる、ある意味『任命』のようなものです。なので、現職の議員たちに公選法の遵守を強く言える立場にあるのか疑問ですし、特定の国政政党に所属していた元議員から選ばれる傾向が強いため「お前だってやってただろ」とかなりかねません。

 

 

選挙管理委員に任命されると、選挙活動が出来なかったりと様々な制約を受けるようですが、はじめての選挙のときに、ある選挙管理委員が自らを任命した議員の事務所に出入りしていたのを目撃しました。その場で理由を伺いましたが、「各事務所をまわって調査している」というので、私の事務所にも来るように伝えたところ来なかった・・・なんてこともありました。それ以来、こういう職の人たちを信用していません。

 

 

選挙管理委員会として、会議録の作成は行っていました。しかし、閲覧するには申請書を提出し、可否の判断を受け、窓口に行かなければ・・・と、時間と労力がかかります。

 

 

そりゃ、区民も暇じゃないので行きませんわ!ということで、議事録のネット公開を求める。という経緯に至ります。

 

 

さて、4月の会議の議事録から閲覧可能となりましたが、さらに不満が。

 

 

■4月9日開催 

  会議時間 : 44分

  議題数  : 議案3件、報告2件、その他2件

■4月23日開催

  会議時間 : 52分

  議題数  : 議案3件 報告1件 その他2件

 

■5月10日開催

  会議数  : 10分

  議題数  : 議案3件 報告1件 その他1件

 

となっていました。4月の会議時間合計96分。んで月20万。

 

 

落選中、派遣社員だったときの私の待遇は、8時半出勤、昼1時間休憩。17時半業務終了。月約20日間勤務。んで、額面は月20万円。

 

 

ブチキレますわ!

 

 

さらにいま、練馬区で話題の公選法違反の話題も出ず、政治活動用のポスターの無断貼りの多さ、名前入りタスキで街頭活動などなど、いままさに区内で起っている選挙違反について議論されていませんし、報告さえされていません。

 

 

これ区民からみてどう思いますか?私の同じ意見の人が大半だと思いますが。