潰瘍性大腸炎3つのアプローチ | ヴィーガンスイーツ通販サイト"RawSweetsLabo ロースイーツラボ"

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今日はヘルスフード講座のショートプログラム「クロスコース」というのをやりました。
3回だけのコースで、本来は「ドレッシング作り」「デトックススープ」「天然酵母パンorロースイーツ」なのですが、今回は受講してくれたKさんの病気の回復に合わせた食事内容でやることにしました。
Kさんの潰瘍性大腸炎という病気に対して食事でできる3つのアプローチを提案してみました。

1つは、マクロビオティックを取り入れる方法



腸を調えてくれる葛と、下痢や腹痛のときに飲む梅エキスを使って、梅エキス葛湯を作りました。甘味に少しハチミツを加えています。
これ、よく飲んでたな~と懐かしく思いました。
小さい頃、お腹が痛くなると父がスプーンに梅エキスを少しだけのせたのを喉元に突っ込んでくれて、それを無理矢理飲み込んで、お腹痛いのを治していたのです。
つい最近も父は梅エキスを自分で作っていました。
母は、自分では効果がないと思っていたのか、なぜか梅エキスを飲み込ませるのは父の仕事でした。

大人になってからは、梅エキスを葛とはちみつor黒砂糖で飲むようになって、随分飲みました。梅醤番茶もいいと思います。

2つ目のアプローチは、低速ジュースを取り入れる方法。



低速ジューサーは持ってないので普通のジューサーで作りました。腸壁を傷つけないよう、繊維を取り除きます。

人参、レモン、リンゴ、セロリ、小松菜です。



毎朝このジュースを飲んで、昼まで何も食べないで胃腸を休めておけばいいんじゃないかと思います。
繊維がないので、直接栄養が吸収されるし、ビタミンやミネラル、酵素、フィトケミカル、いろいろな成分がとれます。
実は、昔あれほど美味しいと思って飲んでいた梅エキス葛湯よりも、このジュースを飲んだ後の方が身体がすっきりして、爽快でした。

お昼に、玄米粥と、カブラのスープを作って食べました。



玄米粥は、玄米を8倍の水で炊いて柔らかくしてあります。白米のお粥は食べても糖ばかりで、血糖値を上げるので玄米粥の方がいいのではないかと思います。
玄米粥には梅干しと鉄火味噌があるといくらでも食べられます。

でも炭水化物ばかりだとすぐお腹が空いてしまうので、納豆でタンパク質を補充。

カブラスープは、人参とネギを入れて水で柔らかくなるまで煮て、野菜スープの素と一緒にミキサーにかけてなめらかにしたものです。
カブラ、ネギ、人参のそれぞれの甘味が引き立ってとても美味しいです。

その後、ジンジャールイボスティーを飲みました。
ルイボスティーはカフェインが入っていないので、緑茶やコーヒー紅茶よりもおすすめです。お粥ばっかりだと、だんだん物足りなくなってきて口が寂しくなって刺激あるものを求めてしまうのですが、そこはジンジャーを大いに活用してください(´∀`)

3つ目のアプローチは、酵素のサプリです。「酵素の治癒力」の著者ディキー・フューラー氏のサプリが「サプー.com」で買えるのでお勧めしました。
消化が十分できないと腸の中がますます腸内環境が悪化してしまいますので、消化を助けてくれて、腸内に残ってる未消化の食べ物をお掃除してくれるような酵素サプリがいいかと思います。そうすれば善玉菌も増えて免疫力も上がるのではないでしょうか。

腸にとってよくない食べ物は小麦粉、糖分、油。特に小麦粉は避けて通った方が良さそうです。でもあれもだめ、これもだめと思うとストレスがすごいことになるので、自分の身体の免疫力を信じて、日々一進一退しながらいくしかないです。そう言えるのは、私も胃潰瘍だったときのことを思い出すからです。
30歳過ぎた頃のある日、突然胃潰瘍になり、胃カメラを飲むと胃壁からいっぱい出血していました。
それから胃潰瘍と格闘して、どうやったら治せるのか日々手探りで良くなったり悪くなったりを繰り返しました。4~5年ぐらいかかって治ったのですけど、すっかり胃が弱くなってしまって胃痛腰痛に悩まされました。ローフードに出会って随分よくなりましたが。。。

胃が痛くなるたびに、自分が高校生の頃、胃が悪くなれば食べれなくて痩せるのに、とわざわざ胃が悪くなるのを願っていた愚かな自分を思い出します。
きっとあのときそういう無責任な願い事をしたから、本当にある日突然胃が悪くなって食べられなくなったのだと思います。自分が蒔いた種なのでがっかりですよね。

皆様も自分の身体を痛めつけるような願い事は絶対にしないでくださいね。
身体はどうなってもいいからそれを叶えてほしいなどと思うと本当にそうなってしまいますよ。
m(u_u)m

今は、胃痛の原因は脳の神経伝達物質にあるのではないか、と思ってます。ある思考回路が胃痛を引き起こしていて、無意識の領域で行われているので、自分ではどうしようもない。何かを食べたから、とか食べ過ぎたからというのでなく、単なるスイッチのon/offなのだろうと思います。
A→B
この思考回路を断ち切る。それだけで胃痛は随分減ったような気がします。

自分の胃潰瘍を経験して学んだことは、食欲を完全に断ち切るスイッチをもつ、神経質にならないようにする、自分を痛めつけないようにする、もし胃痛になったらどうすればいいかすぐできる対処法を自分なりに身につけておく、
そして今日は悪くても明日はよくなると信じることです。
何はともあれ、Kさんが早く回復されることをお祈りしています(^o^)



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