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友人の紹介でデズモンド先生のクリニックを
訪れた私達。
先生のクリニックは、
チャイナタウンという地区のホテルの
２階にありました。
チャイナタウンの風景↑
チャイナタウンというと、
日本にもあって有名ですよね。
横浜中華街↑
少し話がそれますが、
シンガポールは多民族国家で、
中国人、マレー人、インド人、フィリピン人など
多くの民族が雑多に生活しています。
人口で一番多いのは中国人。
全体のおよそ８割を占めています。
よって、街で一番よく聞くのは英語の次に中国語。
公用語も英語、中国語、マレー語、
タミル語（フィリピンの言語）
と4つ指定されていて、国民は英語を基本に、
他の言語もしゃべれる人が多いです。
基本的にみんな好きな場所に住んでいますが、
同じ民族が固まって住んでいる地域もあり、
リトルインディアと呼ばれるインド人が
多く住む地域や、
アラブストリートといってアラブ人が
多く住む地域など、
シンガポールだけどシンガポールじゃない
雰囲気の場所が散らばっていて、
そういう場所は少しノスタルジックな
雰囲気が漂っています。
リトルインディアの寺院↑
アラブストリートのモスク（お寺）↑
チャイナタウンは
そこまでノスタルジックでもないですが、
中に入ると英語が全く通じない
高齢のご老人などもいるので、
やっぱり少しだけチャイナ。
さて、そんな雰囲気のチャイナタウンの一角にある、
先生のオフィスを初めて訪れた私達。
先生のオフィスは、はっきり言って
ちょっと異世界です。
（別にディスっているわけではありません。
客観的な感じとして）
大まかな雰囲気で言うと、
豪華なルネッサンス風の装飾の内装。
この辺のインテリアの感覚は、
おそらく日本人とは違うところなのでしょう。
どうやら先生の意図としては、
ここにいる間は楽園でくつろいでいるような
安らぎのひと時を感じてほしい、
という意図のようです。
（先生自身が熱心なクリスチャンであることも
理由の一つだと思います。
あ、別に先生のオフィスに行っても、
キリスト教の勧誘があるということは
全くないのでその点はご安心下さい。）
なかなか派手な装飾に一瞬ひるみつつも、
施術スタート。
先生は主人の足のむくみ具合をまず調べ、
それから丁寧に足裏を触って、
チェックしていました。
そう、まさにチェックしているというのが
正しい表現。
足裏に書かれている情報を
スキャンして読み取っているような感じ。
今、数多くのお客様の足を触るようになって、
私もようやく少しずつ
先生のとった行動の意味がわかるように
なってきましたが、
あれは、足裏にある臓器のスイッチのどこが正常で、
どこに異常が出ているのかを
色、炎症の具合、ハリなどをもとに
最初の触診で調べていたのです。
実はリフレクソロジーは
そんなに丁寧に調べなくても
足裏の老廃物を流すだけでも
ぐっと体調は改善する優れた技術なのですが、
より丁寧に、繊細にチェックすればするほど
体の状態を教えてくれる情報は増え、
その時の内臓の状態がわかるようになることが
今ならわかります。
先生は主人の状態を見て、
まだ施術に入らない段階で
「大丈夫。これは病気ではないから、
僕のいう間隔で通ってくれれば改善するから」
「ちなみに僕の得た情報が正しければ、
きみの父方のおじいさんもしくはお父さんは
高血圧だったか、糖尿病だったりしたのではないかな？」
これには驚きました。
確かに、主人の父方の祖父は、高血圧気味で
体調管理に気を配っていたのです。
先生は
ニコッと笑って言いました。
「今足裏を触っただけでも、
いろんな情報を足が伝えてくれたよ
遺伝的情報で、父方からのものか、
母方から来ているものかもわかる」
なぜにそんなことまでわかるの？
しかも主人も改善する？
治るってこと？
いやーーーーいやいや！？
半信半疑でしたが、他に頼る手段ももうなく、
そして何よりも先生が足をさわる様子から
患者さんのことを心から大切に思っていること
そして自分の今までの自分の経験から
自分の診断に自信を持って言っていること
が伝わってきたので、
この先生に主人を任せてみよう。
そう思いました。
先生の言ったペースは、
2か月目くらいまでは間隔を詰めて1週間に1度
その後は様子を見ながら、2週間に1度を４，５回
トータル3カ月半くらい、だったと思います。
そして3カ月後には、信じられないことでしたが、
先生の言った通り、主人のしびれは消えていました。
足つぼを試してみてよかった！！！
その頃には、私達はすっかり先生の
リフレのファンになっていました。
先生のリフレ後は、いつも、
施術後不思議と元気になって
体が軽くなることがだんだんわかってきたからです。
つづく。