めざせっっ！！歌って踊れるプロボウラー
こんにちは。
今日は寒かったですね⛄
週明けは季節外れの暖かさ到来だそうで、東京の桜は3月半ばには咲くようです🌸
先日「元プロボウラーが教えるストライクの出し方」を書きました。
さて今日は
なぜ「プロボウラー」になったのか・・・を少し書かせていただこうかと思います。
今から半世紀くらい前になるのですかね。。。もっと前かな・・・(゜.゜)
ボウリングブームがありました。
ボウリング場がじゃんじゃん建って、
どこのボウリング場も １時間、２時間待ちは当たり前
私の両親も例外なく（笑） ボウリングが大好きな大人になりました。
父が休みの日は、「遊園地」ではなく「ボウリング場」に連れていかれ
当時、スコアは手書きだったので、
ボールが持てない小さな私は、スコアを書く役割を与えられました
そのうち私もボウリングをするようになり、みるみる上達していきました。
そんな私を、褒めて喜んでくれる両親
小学校５年生の時に初めてマイボールを開けてもらい、
毎週火曜日は男子プロボウラー１期生の岩上太郎プロのレッスンに参加する
ボウリングが大好きでした
（過去形・・・笑）
ところが。
小学校６年生の時、芸能界に興味を持った私
新聞の端っこに出ていた「キッズモデル・子役タレントオーディション」に
親に内緒で応募してみたんです
この書類審査は、恐らく全員通過するものなんでしょうね
２次審査を受けるのにお金がかかるシステムだったんです。
母にお願いしましたが「そんなお金はだせません！」と言われてしまい・・・
どうしても諦められず、お金持ちの祖母にお願いしてみました
すると祖母は、とても言葉を選びながら
「あなたのことは、とても可愛いと思っているよ。
でも、おばあちゃんだから、あなたを可愛いと思うんだよ。
可愛いんだけど、他所の人はそうは思わないかもしれない。
世の中は広くて、あなたくらいの可愛さの女の子はたくさんいるからね・・・。
だから、芸能界に入りたいと本気で思うなら、
もう一つ誰にも負けない特技を持って、
その道から芸能界に入るほうがいいんじゃない？
あなたにはボウリングがある！歌って踊れるプロボウラーになったら？」
純粋だった私。
「わかった！！じゃあ、私、プロボウラーになる！！」
と、若干１２歳で将来の目標を定めました
幼い私は、「９９％の才能と１％の努力」ではなく、
『１％の努力と９９％の才能』 が、本気でかっこいいと思っていたので、
隠れて筋トレしたり、走り込んだり、投げ込んだりしていました。
才能があまりないことには、気づいていたようですｗｗｗ
でも今ならわかる・・・
努力している姿を多少なりとも見せることも必要なんだって事を・・・
そして私は１７歳、当時最年少でプロボウラーになったのですが
・・・歌は歌えるけど、踊れない
・・・そしてたいして可愛いくない
更に致命的なのは、私のゴールがプロボウラーになることだった。
だからゴルフの宮里藍ちゃんのように、若いうちからガンガン成績を残す！！
ようなことにはならなかった
埼玉県の承認大会でたまたま優勝したくらい。
結局鳴かず飛ばすのまま、結婚をし、
２１歳で長男、２４歳で次男を産み、子育てに励むのでした。。。（今で言う育休ね）
親が喜ぶ！！
親が私を見てくれる！
芸能界に入れるかも・・・
勉強したくない！！
みんなに自慢できそう！
とまぁ、、、
幼い私の動機がなんとも不純なんですね
この不純な動機が、
今後、大人の私を大泣きさせるほどの出来事につながっていくのでした。
でもそれはまだ、もう少し先のお話
では次回もお楽しみに
読んでくださりありがとうございました
今日のわんこ
３番目「ろう」と６番目「ぐり」
仲良くお昼寝中
