～引退覚悟の移籍～
こんにちは。
今日はとてもとても眠い日でした
こんな時は無理をしないのが一番
ワンコ達とゴロゴロするのは最高です
さて。
続きのお話しさせていただこうと思います。
17歳でプロボウラーになりましたが、泣かず飛ばずで結婚。。。。
詳しくは・・・
当時の旦那様は、10歳年上の後輩プロでした。
私は子育てをしているので、もちろんボウリングからは離れていますが、
旦那様は毎晩ボウリング。
帰宅後、楽しそうに出来事を話されると、
私もだんだんボウリングが恋しくなるんですね・・・
でも
産後太りがひどくって（今思えばストレス太りでしょうね。）
ユニフォームなんて着れないし、膝も痛くなっちゃうし・・・とクヨクヨ悩んでいました。
でも まず痩せよう！！と一念発起
サプリメント飲んだり、補整下着買ったり、エステ行ったり・・・
一体いくらかけたんでしょうね
ちっとも痩せなくて、最後にたどり着いたのが、「耳つぼダイエット」でした。
耳つぼダイエットって、健康的に痩せるんですが、
・食べちゃいけないものとか、
・毎日水を2リットル飲んでとか、
・トイレに10回以上行くとか、
・夜21時以降食べちゃダメとか・・・
結構条件が厳しくて、今考えれば、そりゃ痩せるよ
っていうカリキュラムでした（笑）
でも素直に言うこと聞いて実行し、若かったから代謝もよかったので、3か月で10キロの減量に成功
軽くなった身体で、筋トレ開始
26歳くらいで練習復帰に成功しました！
そろそろ本格的にトーナメントに出ようかな～と思っていた時、
「新しく女子プロボウラーの団体ができるらしい！そっちは毎月トーナメントがあるらしい！」
という、とても魅力的なお話が入ってきました
日本には、JPBA（日本プロボウリング協会）という団体があり、そこに登録するのですが
新しい団体は、JPBAを辞めて、アメリカのライセンス（PBA）を持って
プロ活動をするというものでした。
新しい女子プロ団体は「LBO」
今だから話せますが・・・
当時、移籍は大問題で、LBOに移ったプロボウラーは、
ボウリング場協会に加盟しているボウリング場（昔からあるボウリング場はほぼ加盟しています）の
出入り禁止！！とか（練習場所がなくなります
）
LBOに移籍したプロの家族もボウリングができなくなるような圧力があったり・・・
狭い世界なので迫害を受けた状況でした
両親も旦那様もボウリングに関係しているし、この移籍は私一人の問題ではないと悩みましたが、
両親も旦那様も、応援してくれて、私の移籍に背中を押してくれました
周りの方々にとても迷惑をかけて移籍した・・・
この時私は、ボウリング人生をかけて
LBOがなくなったら プロボウラーを引退する！
と心に誓いました。
結局4年でLBOは解散になりました。
でもこの4年間は、私にとって、とても濃厚で充実した日々となりました
毎日泣きながら練習したり（笑）
スポンサーがついてくださって、感謝の気持ちでボウリングができたり
車追突されてトーナメントに出られなくなり、危なくシード落ちしそうになったり（落ちませんでしたよ
）
最後の年は、自信をもってボウリングしていたのに、無冠の人だけが出場できるトーナメントで予選落ちしたり
（この時はもう辞めたいと思いました。情けなくて、涙も出なかった
）
最後のトーナメントで、しかも埼玉県の会場で、優勝できたり
どれも、とても良い思い出です
そうそう
LBO移籍後3年目の時、無事に（笑）当時の旦那様との離婚が成立しました。
色々考えた結果、子どもは、旦那様の方に置いてくる形になりました。
引退後・・・
無気力症候群のような状態に陥り、
私にはもう何もない。
命を懸けて生んだ大事な子どもも手放した。なんてダメな母親だ。
私なんて生きている価値なんてない。
もう死にたい。死んだほうがいい。
私なんて誰からも愛されていない。
等々、考えるようになると、人に会うのが怖くなりました・・・
そして、精神科で「適応障害」と診断されました
2年間引きこもるのですが、
今の私の礎となる出会い があったんです
ということで・・・
続きはまた次回に
読んでくださりありがとうございました
今日のワンコ
我が家唯一の姫
らびんちゃん
「私のところに来てくれてありがとう」を伝えると
すごーーく安心しているイメージを送ってくれて
安心しきって、寝た
