2024 韓国ミュージカル
「紅蓮 ホンリョン」
- HONG RYEON -
홍련
2024年7月30日(火)~10月20日(日)
韓国ソウル・大学路自由劇場
2024年『紅蓮 ホンリョン』
創作陣ミニインタビュー
作家 ペ・シヒョン
Q. ミュージカル『紅蓮 ホンリョン』を構想したきっかけは何ですか。
A. 私は文章を書く時、断片的な考えをまとめて書くことが多いのですが、「薔花紅蓮伝 (そうかこうれんでん)」と似た構造を持つ密陽 (ミリャン) の「アラン伝説」という説話を見て、「なぜ我が国 (韓国) の生娘の幽霊は死んでから使道 (サト) を訪ねるのだろう」と思いました。
そうするうちにふとニュースを見ると、「この世の中は誰かが死んでこそイシュー (重要な問題) になることが本当に多いんだな」と思いました。
このような考えは「弱者の声はなぜいつも無力なのだろうか」などに拡張され、その断片が「薔花紅蓮伝 (そうかこうれんでん)」と「バリデギ説話」に触れ、ミュージカル「紅蓮 ホンリョン」を構想することになりました。
Q. 以前に行ったショーケースとどのような点が変わったのでしょうか?
A. 計3回のショーケースを行いましたが、CJバージョンと比べると... 結末が変わりました。
直前に行ったK-ミュージカル国際マーケットバージョンと比べると、この物語をよりよく伝えることができる安定感のある方向性を見つけたと思います。
本公演はその点をまとめて作業中なので...。
変わったというより、進化したというか、成長したというか!と表現したいですね。
うちの子が2年の間に背が伸びましたね!みたいな感じで(笑)
Q. 観客の皆さんに一言お願いします。
A. 公演を準備しながら「一人の子どもを育てるには1つの村が必要だ」というアフリカのことわざがずっと頭に浮かびます。
『紅蓮 ホンリョン』という子を育てるために、いま本当に多くの方が集まって情熱を尽くしています。
その情熱と愛で育った『紅蓮 ホンリョン』が、どうか観客の皆さんに良い作品として届きますように...!
そして、最終的には観客の皆さんと同じ村民になれたらいいなと思っています...♡
関心を持っていただき、ありがとうございました!
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作曲家 パク・シネ
Q. ミュージカル『紅蓮 ホンリョン』を構想したきっかけは何ですか。
A. 最初に作家さんが「薔花紅蓮伝 (そうかこうれんでん)」と「バリデギ説話」を組み合わせた素材を持って、一緒に作ってみようと提案した時、このようなひらめきの素材を考えた作家さんが本当にすごくて、書いてくださった作意が私の心に響きました。
では、音楽でどのように作っていくか考えながら、弱者たちの物語を思う存分世の中に叫べるように、ロックのジャンルと国楽的な要素を混ぜてみたら面白そうと思い、作家さんに最初の曲『담장 안 소녀 (塀の中の少女)』を作って聴かせたのを覚えています。
「綺麗にー 編みこんだテンギモリ~」 ※テンギモリ: 三つ編みでひとつに結った髪
Q. 以前に行ったショーケースとどのような点が変わったのでしょうか?
A. ショーケースは、舞台化される前に様々な試みをすることができる実験の領域だと思っていたので、心の片隅に安堵感がありましたが、やはり本公の作業は、これまで頭の中で想像していた場面がとても鮮明に目の前に広がるように現実化させなければならない作業なので、一緒に作っていくスタッフ、俳優の方々とセリフ、動線、歌の呼吸ポイントまで一つ一つより繊細に作業を進めていたように思います。
Q. 観客の皆さんに一言お願いします。
A. 素晴らしいスタッフと俳優の皆さんが多くの情熱と努力で作っています。
ミュージカル『紅蓮 ホンリョン』の今後の歩みに、愛情のこもった関心と応援をお願いします!
ありがとうございます :)
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演出 イ・ジュヌ
Q. 初めて台本を読んだときの印象はどうでしたか?
A. 一番最初に目に入ったのは『紅蓮 ホンリョン』というタイトルでした。
固いながらも、悲しみを秘めているような感じでした。
台本を読んだ後、その感覚は間違っていなかったと思いました。
台本を読んだときの感覚を観客の皆さんと共有したいと思います。
Q. 観客に注目してほしいところはありますか?
A. 観客の皆さんにも、裁判の傍聴者として紅蓮 (ホンリョン) の物語を見守ってほしいですし、一編の戯曲のような『紅蓮 ホンリョン』ならではの舞台言語を感じ取ってほしいです。
また、公演を通して自分と自分の周りを振り返ることができる時間になることを願います。
Q. 観客の皆さんに一言お願いします。
A. 彼らだけの物語ではなく、私たちの物語で近づくことができればと思います。
楽しく楽しんで、一緒に心を分かち合えたらと思います。
みんな一生懸命準備していますので、たくさん観に来てください。
劇場でお会いしましょう!
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音楽監督 イ・ソンジュン
Q. 初めて台本を読んだ時の印象はいかがでしたか?
A. 初めてこの作品に偶然出会った日を今でも鮮明に覚えています。
最も韓国的なようで、最もグローバルなこのコンテンツに惹かれました。
「この作品に参加できたらいいな」と思っていたのですが、実際にこの作品と向き合うことになると、本当に最善をつくななければと誓いました。
何よりも、「薔花紅蓮伝 (そうかこうれんでん)」と「バリデキ説話」を組み合わせた新鮮な素材には大きな力があると感じました。
塀の外に声を出せなかった力のない子供たちの物語を書き上げた作家と作曲家に心から拍手を送ったのを覚えています。
Q. 観客に注目してほしいところはありますか?
A. 「音楽が驚異的だ」という言葉が、私が一番よく表現できる言葉だと思います。
ミュージカル『紅蓮 ホンリョン』は様々なジャンルが織り交ぜられ、音楽的な面白さまで感じられる作品です。
この音楽に込められた音楽的な物語を追いかけていくと、いつの間にか歓喜と悲しみを発見し、一緒に感じることができるでしょう。
Q. 観客の皆さんに一言お願いします。
A. 愛され、慰められたかった人たちの物語です。
この作品を通して、多くの方に慰めていただければと思います。
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振付 キム・ジン
Q. 初めて台本を読んだ時の印象はどうでしたか?
A. 初めて台本を読んだとき、物語の中の歌詞に魅了されました。
曲を聴く前に、漠然とですが、曲の感じが私に伝わってくるような妙な気分でした。
様々な俳優の方たちの多彩な「声」で満たされる舞台が期待されます。
Q. 観客に注目してほしいところはありますか?
A. ミュージカル『紅蓮 ホンリョン』のドラマと音楽、その中の動きと感情をすべて見逃さずに楽しんでほしいです。
Q. 観客の皆さんに一言お願いします。
A. ミュージカル『紅蓮 ホンリョン』を観に来てくださる皆さんに感謝いたします。
いつも健康で、自分自身を愛する人生を送ってください。
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