遂に24:00を越えて… | 競輪_大西祐オフィシャルブログ

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日々の生活の出来事を、なんとなく記していきたいです。

他の公営競技が終わった時間帯から始まり、もうすっかりお馴染みとなった売上復活の起爆剤となったミッドナイト競輪。

初期は、斡旋に含まれない2日制・一着のみの勝ち上がり制であり、新型コロナの影響や民間サイトの普及等、急激に売上を伸ばしていきました(当初は1日約1億円の売上)。

今日においては、通常の3日制やガールズ、3場所開催等、開催されない日が珍しい程となり、完全に定着していると感じます。


そんな開催当初から、選手間でも話題になっていた一つとして、発走時間があります。

当時は、モーニング、デイ、ナイターとあり、ナイター最終レースで20:40頃で、新しく出来たミッドナイトはそこから1レースが始まり、最終が23:30とあり、「他選手が終わった時から自分らは走るんか〜。でも2日制やし気合でいける。」とよく耳にしました。

無観客の中での競走、不安視されていた売上、不規則な斡旋日程がクリアになってからは、「今度は24:00過ぎて始まって26:30とか最終レースになる"スーパーミッドナイト"とか出来るんやない?」のような話題が出ていました。

それは結局は杞憂となり、その代わりといってはなんですが、3場所開催やミッドナイト→中3日ミッドナイトやモーニング等、ミッドナイト開催も特段普通となり、厳しい日程の中での競走が続きますが、これはこれで嬉しい悲鳴状態なのは全員把握しているので、全体で頑張って競走を盛り上げている昨今です。




そして今日です。
競輪と同じJKA管轄のオートレースより上記発表がありました。
最大の注目点は、『最終レース24時30分発走』です。

遂に、24:00を越えて競走が開催されようとしています。
これは、かなりの衝撃があります。
後々、確実に競輪界にも影響があるものと思われます。
(※選手間の噂では、自転車競技法や風営法が〜、日付を跨ぐと賞金等の事務処理が〜等、24:00を越える開催には懐疑的な目が向けられていましたが、同じJKAのオートレースが出来るとなると競輪でも…となる可能性は非常に高いと感じます。)

一先ず、オートレースの動きを注視しております。
あと、24:00を越える開催に、個人的には賛成する立場です。
他の公営競技売上が僅かに落ちた昨年、競輪は未だ上昇しています。
各種要因はあり、開催日程(モーニング・ミッド)増加、グレードレースの売上回復、民間サイトやYou Tubeのより一層の普及がパッと思う大きなものだと感じます。
しかしながら、いつかは売上増加が止まったり競合勢が出てきたりと、先行きの不安はどうしても付き物です。

今回の24:00を越える開催について、関係団体の尽力は勿論、人でないと出来ない強みもあってのものと考えます。
我々選手は、与えられた環境の中で最大限努力し、走っていくのみです。とにかく頑張る、、これに尽きます。
皆様も、今後のミッドナイト競輪(、モーニングも?)の動きについて是非とも興味を持っていただければ幸いです😌