もう一度人生を巻き戻すならどこからやり直したい?5年生の息子が聞いてくる。ターニングポイントがありすぎるけど、一人もかけてほしくない。巻き戻したらまたあの地獄の日々を潜り抜けないと3人の息子に会えない。だからママはこの人生をやり直すなんでまっぴらごめんだ!
つまり子供たちが私の人生を後悔させない存在なんだなー。
「でもどうしても!!というならば、夢だったデザイナーになれてバリバリと商品企画をして、海外出張にも行ったり、現地スタッフとベロベロになるまで呑んで。そんなママになる前の時期かな。」
でもそこに戻ったら、私はもう結婚もしないだろう。相手の家族を結局いろいろ背負ったり、もう疲れたしめんどいよ。
自分に自信があって、得意な事でお金を稼いで、終電だろうがなんだろうが仕事が楽しくて土日が惜しいくらいだった。お昼には同期のデザイナーとオシャレなランチをしてその後カフェで投資の話をしたり、会社の運営について熱く語ってた。休憩時間は喫煙所で営業のおじさんたちに自分がデザインした商品あの店舗に合いそうだから商談いってほしいなー♪だの、海外工場のスタッフがいればサンプルをなんとか作ってほしいとおねだりしたりと、若かったしいつも笑顔で人懐っこかったので、すごくみんなに助けてもらっていた。
毎日がクリエイティブで、失敗と成功を繰り返し、それにへこたれない強い自信があった。
「なんだってそれなりにうまく出来る!出来ないわけない」と思っていた。
子供ができた。もちろんしっかりと母になれる!といつも通り思っていた。「新しい人生」そんな気すらしていた。
初めての妊娠、辛いつわり。流産しそうになる体質だった。家で安静にしていないといけない体だなんて妊娠してみないとわからない。
母になってこのハードな仕事を続けられる自信がなかった。妊娠中に休んでチームの頭数にいる私。人員は追加されない。仕事の負担がチームに・・・」
とにかく冷静に考えられないほどに、バランスを崩していった。
「お前にもしものことがあったら俺はお前の両親になんて言えばいいんだ・・・だから辞めるというのも選択肢だと思う。また落ち着いたら戻ってくればいいじゃないか。」と、無理がたたって子供を流産してその後子供が出来なかった仲の良い役員の男性に言われる。
まだ会社では産休をとったことがある人はたった1人。3か月ぐらいで復帰した。妊娠中ものすごい会社と戦っていた。3か月で復帰なんて全然体調戻らないよなぁ;と今思う。戦う気力はなかった。私はベッドに寝たきりだし、産休を取るのも戦わないといけないのに産む前から休むなど、あの時は考えられなかった。
そして仕事を辞めた。
母になる。○○君のママと呼ばれる。
旦那にもママと呼ばれる。
ちゃんとしたママになる。
どんどん私じゃなくなっていく。
それに気が付かなかった。
得意なものはデザインです。
不得意なものは、しっかりと規則正しく生活することと、料理です。
一般的は母としては致命的です。
なんでも出来ると思ってたの。母だってうまく出来るって。
でも役所が一般が推奨する「ちゃんとした母」っていうのは、私にはとても難しかった。
頑張ろうとした。出来る限り、それ以上に。
ママになってもそのままの私でいていいのだ。
仕事を辞めなきゃいけない感じだったり、マタハラ、モラハラ、パワハラなどもってのほか。
「ママなんだからしっかり!」とか「母親のくせに」とか何かおかしいし。
ちゃんとしたママになんかにならなくていいんだよ。
これからママになる人は、ぜひ自分らしい子育てしてほしい。だって文句言ったり昔はこうだったのよーと価値観を押し付けられてもその人の子じゃないんだから。私の子なんだ!と自信をもって、私らしく思う通りに育てよう!
キラキラ笑って何かに夢中になってる元気なママが子供にとって一番の栄養な気がする。
だって子供たちなんか思い通りになんかなりっこないw
気持ちも体力も感性もそれぞれ違う。
もう好きにおもいっきし生きたらいいよ!ママもそうするよ!!












