じゃんけんイベント~その歴史 1995ー2024 | 新横浜ラーメン博物館オフィシャルブログ

じゃんけんイベント~その歴史 1995ー2024

今回は、ラー博の

じゃんけんイベントの歴史をご紹介いたします。

 

その始まりは、ラー博2年目の年

1995年(平成7年)

まで遡ります‼

 

 当ブログ読者ならご存じの社内報

「鶴亀町内會報」にその記録が残っていましたキラキラ

 

    

大好評 勝ち抜き

ジャンケン大会

 

 去る八月七日(月)より地下二階鶴亀公園で一日二回じゃんけん大会が行われている。これは平日、閑散としてしまうアイドルタイムに来てくださったお客さまへのサービスの一環として店長会から提案された催し物である。

 

 夏休み中はアイドルタイムとはいえ子供も多く、常時五十人~六十人の参加者があり、好評であった。特に子供は館内で遊べる場所が少ないこともあり、張り切って参加していたようであった。

 

 また、夏休みが終わった九月以降の参加状況が心配されたが、キャストの方々の協力もあって参加者数は滞留者数の割には上々といえるだろう。これを受けて先日の店長会ではじゃんけん大会の九月以降の続行が決定した。

 

 ただ今までは漠然とじゃんけんをしているだけの感もあったが、司会者や店舗側の参加の仕方によって盛り上がりが大きく変わるのも事実。じゃんけんをしている人だけでなく、他の人も見て楽しめるような演出を考えていかなければならないだろう。ラ博をラーメンを食べる以外でも楽しめる施設にしていくためにも、今後館内でのいろいろな企画や遊びを考えていく必要がある。

 



その上の記事を見ると、お客様200万人突破記念として行われた船上パーティーでも、スタッフ同士でジャンケンをしていたみたいです♪

 

鶴亀町内會報第10号

1995年9月13日発行より

 

大学生の私が初めてラ博に来た時に、ちょうどこのイベントが地下2階広場で行われていました。

 

ハッピを着た女の子がメガホンを持ち、声を張り上げて盛り上げていましたね〜気づき

 

私はそれを横目に「六角家」さんへ入り、人生初の家系ラーメンをいただきましたラーメンラブラブ

 

この数年後に、自分がこのイベントの運営に携わることになるとは、この時は知る由もありませんでした。

 

この「勝ち抜きジャンケン大会」から

「じゃんけんイベント」の歴史が始まりました!!

 

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新横浜ラーメン博物館

じゃんけんイベント

歴史

 

 

1995年(平成7年)

勝ち抜きジャンケン大会

お客様は、横一列に並んだ各ラーメン店やラ博スタッフとジャンケン。お客様が勝つと次に進み、負けると終了。勝ち抜いた分だけ良い賞品を手に入れることが出来ました。

 

▼イメージ図

 

赤丸…お客様 青丸…スタッフ

 

 

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1997年(平成9年)

ジャンケンオリンピック

代表選手選考会

(通称「ジャンオリ」)

 

勝ち抜きジャンケン大会がリニューアル。いつか行われる「ジャンケンオリンピック」本大会への出場者を選考しているという設定でした。街の住人(キャスト)だけで運営する内容に変わりました。

 

参加者は3チームに分かれて列になり、先頭の人同士でジャンケン。勝つと”勝ち旗”がもらえました。ジャンケンが終わったら、列の後ろに回り、制限時間内に何度でもジャンケンができました。

 

ゲームは前半と後半に分かれ、ゲーム終盤には”勝ち旗”が2倍もらえるなど逆転のチャンスもあり、ドラマ性が高まりました。

終了後の旗の数で個人優勝者やチーム優勝が決定しました。

 

▼イメージ図

赤丸…お客様 黄丸…街の住人(キャスト)

 

勝者へ渡された"勝ち旗(かちばた)"

この原本をコピーして、ハサミでチョキチョキ。半分に折ってストローにホチキスで止めて完成!!

 

 

 優勝者には金メダル。

なるとマークか入ったオリジナルの金メダル。重量もしっかりあって、パンパンに詰まった箱はなかなか重かったです。今もまだ多少在庫が残っています。

 

 

優勝チームに渡された認定証。

 こちらもまだたっぷりと在庫があります。

 

 

参加賞のエンピツ。

「ジャンケンオリンピック代表選手選考会」の刻印が施されております。

 


 手作りの箱に上記のアイテムを入れ、その日のスタッフが衣装部屋から現場まで運んでました↓

(2024年撮影)

そして、イベント終了時には

優勝者と街の住人で

記念写真。

 当初は、フィルムカメラで撮影して、お店で現像した写真をお客様に郵送していました。途中からはポラロイドカメラに変更。その場でお渡しできるようになりました。

 

このイベントは大好評!!

平日のイベントの目玉となり、2011年まで続きました。

 

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2004年(平成16年)

7月10日~8月20日

ジャンケン

オリンピック2004

 

好評だったジャンオリの拡大版。夏休みイベントとして、新作のジャンケン企画を追加して実施いたしました。

 

①公式ジャンケン

団体・個人戦

いつものジャンオリ。司会者のセリフが本大会仕様に変更されました。

 

 

②ジャンケン・グリコ

グーで勝ったらグリコで3歩。チョキで勝ったらチョコレート、パーで勝ったらパイナップルで6歩進める、あのゲームをやってみました。

 

広場に集まった参加者は、階段踊り場に立つ司会者とジャンケン。勝った分だけ進み、司会者のいる場所に最初に到着した方が優勝となりました。

 

▼イメージ図

赤丸…お客様 黄丸…街の住人(キャスト)

 

 

③ジャンケン・

ジャポネスク

ジャンケンの必勝法をみんなで学んで、ぜひ公式ジャンオリに参加しましょう‼、という本大会の告知のためのイベントでした。

 

その必勝法とは…

・大声を出して相手をひるまし、パーを出す。

・やる気をなさそうにして、急にパーを出す。

・女性はパーが出す確率が高いから、チョキを出す。

・小さいお子様はグーが多いから、パーを出す。


などなど(笑)

 

上記の説明をした後に練習会を行い、みんなで実践していました。

 

今回調べるまで全く忘れてました。記憶にないなぁ~てへぺろ

 

 

④ジャンケン・オブ・

ザ・ワールド

世界のジャンケンを覚えて国際交流に役立てよう‼、という内容でした。

キャストが外国人に扮して、アメリカ、フランス、中国、インドネシアなどの掛け声をレクチャーしました。

 

インドネシアの掛け声「ホンピラ・ホンピラ・ホンピンパ!」というフレーズは今でも覚えています。懐かしいな~と思って、久々にネットで調べたら出てこず。「suwit(スイー)!」というみたい。はたしてあれは何だったのだろうか?

 

 

⑤休日限定ジャンケン

 

ハートが3つ付いたボードを首からぶら下げ、街の各所で住人やお店のスタッフとジャンケンするゲーム。休日のみ実施しました。

勝つとスタンプを押してもらえ、負けるとハートが取られるルール。ハートが無くなる前にスタンプが全部集まると、賞品がもらえました。

 

当時ハマっていた漫画「カイジ」に、もろ影響を受けて作りました(笑) 当初はスタンプを集めるのではなく、「カイジ」同様にボードにコインを貼り付けてました。ゴール地点に回収したコインがたまり続けるので、定期的にスタッフが各所へコインを配り直してました。忙しい日はこの手間が大変でしたね~。それで、スタンプ方式へと変更になったのでした。

 

 

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ジャンケンオリンピック2004の終了後、定番イベントの「ジャンケンオリンピック代表選手選考会」はもちろん継続。

ジャンケン・グリコ」はとても盛り上がったのですが、使うスペースが広すぎたため継続を断念。


もうひとつ好評だったのが「限定ジャンケン」。その後もたびたび実施されることになりました↓

 

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~「限定ジャンケン」あれこれ~

 

2005年(平成17年)5月 

GW限定ジャンケン

基本的なルールは同じ。食券の半券を持っていたり、露店・駄菓子屋・35ノット・やんちゃやで買い物をするとハートが回復しました。

 

 

2005年(平成17年)9

秋麺スタート記念!

ジャンケンラリー

「限定ジャンケン」から「ジャンケンラリー」に名称変更。旬麺企画「秋麺」にあわせて開催されました。ラーメン食券の半券があれば参加可。ハートが無くなっても、「秋麺パズル」をクリアするとハートが補充されました。

 

▼各ラーメン店の秋麺の画像を9分割にしたパズルでした。

 

 

2005年(平成17年)12

ジャンケンジャンボリー

・クリスマスバージョン

「ジャンケンラリー」から「ジャンケン・ジャンボリー」に名称変更。この年のクリスマスイベントの一環として行われました。さらに、クリスマスジャンケンというオリジナルのゲームも実施。「サンタ」「子供」「トナカイ」のジェスチャーをして、ジャンケンをするゲームでした。

 

★クリスマスパーティーの5つのイベント。

①聖歌隊コンサート

②クリスマスジャンケン大会

③紙芝居

④ナルト仮面大捜査線クリスマスバージョン

⑤ジャンケンジャンボリー・クリスマスバージョン

 


 

2007年(平成19年)

ジャンキング

これまでは何かのイベントの一つだったり、告知のためのものでしたが、ついに独立し、1回¥100の有料イベントになりました。賞品もアップグレードしました‼

 

▼ニュースリリースも作成されました。

 

現在、「一風堂」吉祥寺店店長齋藤アオイさんがモデルを務めてくれましたキラキラ

 

 

▼くわしくはこちら

 

 

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そして、2011年3月。

東日本大震災を機に、ラーメンの街は一変しました。

”街の住人”の数が減ったことで

実施するイベントの形式も変わっていきました…。

 

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2011年(平成23年)

ジャンケン大会

 

「30分飲み放題」「新横浜大道芸」で賑わう夜の広場にて実施されました。

司会者とアシスタント役の2名で運営。参加者は立ち上がり、街の住人とジャンケン。負けた方は座り、最後まで勝ち残った方が優勝!! というシンプルかつ、使い勝手の良いジャンケン大会でした。

 

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そして、時は流れ…

 

不定期ですが

「ジャンケンオリンピック」形式の

大会も行われるようになりました‼

 

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2014年(平成26年)12月 

クリスマス

ジャンケン大会

 

 怪盗ナルト仮面の乱入を予感させるポスターでした♪


▼不鮮明ですがジャンケン大会の様子です‼

 

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2016年(平成28年)1月 

帰ってきた!

ジャンケンオリンピック

 

 

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2016年(平成28年)7月~8月 

目指せ金メダル!

夏休みジャンケン大会

 

 

 

 楽しそうな写真ですね〜♪



 そして、その後もジャンケンイベントは続き…

 

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2017年(平成29年)

ラー博倶楽部の日

お楽しみ”ジャンケン”

福引大会

 

初期の倶楽部の日では、ジャンケンに勝ったら、もう一度ガラガラを回せるルールで行っておりました。

 

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2018年(平成30年)

しんちゃんと

ジャンケン大会

 

2018年公開「映画クレヨンしんちゃん爆盛!カンフーボーイズ~拉麺大乱~」のコラボイベントの一環として、しんちゃんとジャンケンをするゲーム大会も実施されました。

 

 

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その後も、ことあるごとにじゃんけんイベントを実施してきましたが…


2020年からのコロナ禍の期間、臨時休館が計2回、イベントの制限も行われ、ジャンケンはしばらくお休みとなりました。

 

しかし、

じゃんけんの火は

消えてませんでした‼

 

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2023年(令和5年)7月
久々に開催‼
じゃんけんオリンピック 

一万田町内会長も登場し、往年のジャンオリが期間限定で復活いたしました。


▼ラー博公式instagram

 

 

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そして、現在

2024年(令和6年)

 
地下2階の掲示板をのぞくと…

 
ジャ~~~~ン‼

 
毎週月曜火曜日の14時から地下2階の広場にて開催されております。
※中止の場合あり。

機会がありましたら
是非是非ご参加くださいませバイバイ
 
ジャンケン最高~‼
IWGP「ブクロ最高~‼」のイメージ(笑)