[ 白山菊理姫 ] | ラウルイクセンバーグ 『人間とは何だろう?』

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『人間とは、究極は何だろう?』
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[ 白山菊理姫 ]
 石川県白山市三宮町にある白山比咩神社は、全国の白山神社の総本社で、白山頂上には奥宮があります。

 雅楽や巫女舞にも通じている長年の友人が、突然呼ばれたということで、深夜バスに乗り、白山比咩神社に行って来たそうです。
 白山菊理姫に御縁の深い方かもしれません。
 
 その方が神社境内や近くで撮った写真をアップしますので、ご覧になってください。緑の帯、そして境内に向かう道の白い帯、白く発光したような滝など興味深いですね。 
 かつて、金井南龍という修験者で、精神世界の中では一目置かれる方がおられました。
 彼は昭和35年8月9日、白山山頂の奥宮に登り、埋没神と言われた菊理姫の封印を解いたと申しておりました。その件について、私ごときでは判断出来かねますが、そこで気になっておりましたのが八幡神と白山とのつながりです。
 八幡神社の本家は宇佐にありますが、この二つの系統はなんらかのつながりがあるのは確かと思います。
 菊理姫の役割は「くくる」ことにあると言われ、プラスとマイナス、表と裏、善と悪、魂と肉体、物質と非物質といった相反するものの調和をはかることが重要な役目と言われます。
 地球規模で、重箱の隅まで光が照らされるように、闇が表面化する今、貴重な存在と言えると考えます。
 神職に携わる方や神道研究者の中には、白山菊理姫、イザナミ、黒髪大神、瀬織津姫、果てはシリウスとの関係に詳しい方もおられると思います。謎の多い神であることは間違いありません。

 近年も菊理姫の人気は衰えることはなく、中には自らに降りてきたという方も出てきております。
 八幡神社系のある有名な神社の宮司様は私に、「菊理姫など高位の神が人にかかる、降りてくるということはほとんどありません。そのような方が出てきても、ほぼ信じるに足らないと言ってよろしいと思います」とおっしゃっていました。
 その宮司様は相当な力をお持ちの方で、その言葉には説得力がありました。