この人は人間何周目なんだろうか | Scenes From A Night's Dream

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Japanese code progression sucks

人を褒めるというのは難しいですね。どんな組織でもある程度年月が経過すると新しい人が入ってきて、教えなければならない状況になります。そんな時に自分が期待するレベルに達していない人をただ叱りつけるというのはどうかと思うんです。その人ができていないところを指摘するのではなく、できているところ、または些細なことでもできるようになったことを褒めてあげるほうがその人にとってよい結果を生むだろうと思うわけです。難しいですけどね。

 

世の中にはいろんな人がいるわけですが、他人を絶対に批判しない人ってたまに見かけます。もしくは絶対に怒らない人。この人は怒ってるところを見たことがないというタイプの人たちです。

 

本人に会っているわけでもないので、勝手な思い込みかもしれませんが、わたしが知る限りでは、お笑い芸人のロッチの2人。彼らのお笑いスタイルがそもそも人を否定しないお笑いというのがあまり世間に認知されていないような気がします。「さくらひなたロッチの伸びしろラジオ」という番組を毎週聞いていますが、否定的なことは絶対に言わないです。「それは違うやろ」程度の否定ですら聞いたことがありません。すごいことですね。

 

怒ったところを見たことがない、または「私あんまり怒らないですね」と言っていた人は石田純一さん、それと最近AKB48を卒業した柏木由紀さん。ゆきりんに関してはドッキリで普通なら後輩がそんなことをしたら怒るでしょみたいな状況でも怒らなかった人です。

 

怒りという感情はあるけど、それを表には絶対に出さない人。それは以前勤めていた会社の上司です。わたしはまだ駆け出しということもあり、ミスはするわ、不適切発言はするわ、それはそれは問題児でした。そんな私に対して怒鳴ることもできたはずです。でも、彼は絶対に怒らなかったんです。あああ、怒ってる、やっべえええみたいな時もありました。でも、そういう時に彼がしていたのは、10秒くらいこめかみに手を当てて怒りを鎮めていたんです。

 

その後、数年が経ちAnger Management (アンガーマネジメント、怒りの管理法)という言葉を知り、アメリカの管理者達ははそういうことを学んでいるということを知りました。

 

怒りという感情を持つことがない、または制御できるというのは本当に羨ましいことです。

 

 

 

そして、最後にもうこの人はいったいどういう経験を積めばこんな性格になれるんだろうという人格者のダンサーTAKAHIRO先生。この人はもう別格です。何周目なんていう次元じゃないです。この人のことを知ったのは櫻坂48の動画を見るようになってからで、3期生の子たちを指導する際でも絶対に否定的なことは言いません。必ずいいところを見つけるようにしています。コミュニケーションが苦手なメンバーもいますが、TAKAHIRO先生は絶対に最後まで聞いてくれるという証言をしているメンバーがいました。

 

彼のインスタグラムをフォローしていますが、普段の日常で彼が思ったことを書き綴った投稿があります。この人はきっときれいな心の持ち主で、私たちが見ている世界とは違う世界を見ているんだろうなと思います。