Win10時代に付属していたメールアプリを今でも使っている人はいると思うが、残念なことに2024年末にはOutlookに強制移行させられます。ここでOutlookについておさらいしておくと、元々はオフィスに付随しているメーラーでした。
ちなみにこんなこともできてました
VBAも完備しており、自分で決めたフォーマットのメールタイトルで自分にメールを送ると、その内容をパースしてファイル共有アプリを立ち上げたり、VPN起動させたり、テレビ録画アプリを起動して録画予約したり、どれだけファイアウォールが厳しい会社でもメールやポート80まではスルーなのでやりたい放題でしたね。ポート80番使って自宅PCを遠隔操作したりなんてのもやってました。TCP/IPトンネリングなんて考え付いたやつ賢いですねw
Outlook2024年問題
本題のOutlook以降問題ですが、現行のメールアプリで全く問題ないのに (厳密に言うとちょっとだけ問題はありますが)、サポート終了なんだそうです。そして、新しいOutlookなんですが、2023年の夏か秋くらいから移行を促すように自動的に切り替わるようになっていました。Gmailは対応しているのでメールアプリから設定を引き継いでくれますが、Yahooメールは未対応のままです。なんか一応画面は出てきますが、リダイレクトされたウェブページはyahoo.comなのでどうがんばっても設定はできないんです。フィードバックでバグを報告しましたが、2024年6月現在も未対応のままです。
こいつが諸悪の根源↓
この無料Outlookの正体はC:\Program Files\WindowsApps\Microsoft.OutlookForWindows_1.2024.516.100_x64__8wekyb3d8bbwe\olk.exeでした
Outlookウェブ版
そんなものがあるんです。でもメールアプリでカレンダーの同期や連絡先も同期されていたので使う必要性はありませんでした。今はどうなってるのか分かりません。YahooやGmailの設定ができるのかも知りません。
Outlookオフィス同梱版
わたしはオフィスを持っているのでこちらにもOutlookがあるのは知ってました。でも重いので使っていなかったのですが、このOutlookはふつうにYahooメールアカウントを追加することは可能です。
無料のフリーメーラー
Thunderbirdとか昔使っていましたが、今はどうなんでしょうか。今回ちょっと調べてみましたが、な~んか聞いたこともない名前のメーラーをやたら必死に勧めてるブログ多いですね。こんなのオープンソースでやるのが一番いいに決まってるのでThunderbirdを久しぶりにダウンロードしてみました。
スクショすると隠さなければならないメールや個人情報が多すぎるので画面は省略しますが、Yahooメールの設定は10秒で完了でした。自分のメールアドレスとパスワードを入れればあとはThunderbirdがやってくれます。
結論
マイクロソフトオフィスを持っている人はオフィスのOutlookでもいいし、持っていない人はThunderbirdで全く問題ありません。