モーニング娘。'19はここにいるぜぇ！～勝利をつかんだプロの仕事～

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今日のブログもモーニング娘。'19が「ROCK IN JAPAN FES.2019」のGRASS STAGEでパフォーマンスを終えた直後の座談会の中から気になった部分をピックアップして書いていこうと思います。

今回モーニング娘。'19はロッキン最大のステージ・GRASS STAGEでライブを行いました。GRASS STAGEの持ち時間は50分。この50分をどう使うかはアーティスト次第。

モーニング娘。'19は去年ロッキンに出演した際、持ち時間40分のLAKE STAGEでほぼMCなしで歌い踊り続けたことが話題になりました。この時のパフォーマンスの成功を受けて、今年はGRASS STAGEのトップバッターに抜擢されたわけです。

同時にそれは大きなプレッシャーでもあったはず。

去年を超えるステージにしなければならない！という強い思いで臨んだ今年のロッキンは、持ち時間50分に対し想定時間49分59秒というとんでもないセットリストを組んできました。

披露した楽曲数は全14曲。

同じ日にGRASS STAGEでライブを行った他のアーティストさんが大体9～11曲、トリを務めたBUMP OF CHICKENがアンコールを含めて15曲（トリは持ち時間が少し多い）なので、モーニング娘。'19が50分という時間にどれだけ楽曲を詰め込んだのかが分かります。

座談会でも話が出ていますが、もし時間が押した場合は14曲目の「ここにいるぜぇ！」はカットだったそうです。そこで万が一に備えて、13曲で終わるパターンもリハーサルを行っていたとのこと。

【モー娘・ロッキン大成功座談会（３）】小田さくら１か月休んで実感「このグループでやりたい」

そして当日はMCを巻いて49分55秒でライブ終了。まさしくプロフェッショナルと言えるステージングだと思います。

ファンとしても最後に「ここにいるぜぇ！」があるかないかでは盛り上がりも違ったかもしれません。

この日はロッキング・オンの社長・渋谷陽一氏が前説を務め、集まった観客に対し

彼女たちの勝利を目撃したい人たちでこれだけ埋まっています

みんな彼女たちの勝利を見たい

勝たせたいじゃないですか！

このように熱弁し、自らモーニング娘。'19をステージへと呼び込みました。

最後の「ここにいるぜぇ！」を披露する時、メンバーたちはキャパ6万人のステージ上で

私たちは今ここにいるぜぇ！

と高らかに叫んだそうです。

それはまるでGRASS STAGEでの勝利を確信したメンバーたちの心の声のようでもあります。

ちなみに今回のセットリストは、前日のリハーサルを見たロッキング・オンの渋谷社長が「史上最高のセットリスト」と言っていたように、新旧の楽曲をバランス良く配置し、なおかつ激しく盛り上がるように組まれています。

例えば最後の2曲、「What is LOVE?」と「ここにいるぜぇ！」はモーニング娘。の楽曲の中でもかなりBPMの値が大きい、つまりテンポの速い楽曲になります。この激しい楽曲を、体力も限界近くであろうラストにもってくるところがすごい。

また「I surrender 愛されど愛」や「シャボン玉」のように激しく頭を振り回す振り付けの曲もあります。

これに関しては石田亜佑美さんもWWSチャンネルのインタビューで、今回のセットリストは激しく頭を振る楽曲が多かったことに触れ

鬼だなと思いました

と語っています。

WWSチャンネル@wwschannel
【動画】モーニング娘。'19「この1年RIJFに出演できることを楽しみにしてた」＜ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019＞ https://t.co/1jTqHpu0IQ #morningmusume19… https://t.co/4OQHdWyane
2019年08月19日 20:00