わたしがいかに広島が苦手かという話はご存知かと思います。
出張で2回ほど行ったことのあるあの恐ろしい広島に
まさかひとりで旅行をすることになろうとは
自分でも本当に驚きなのです。
どうしても行きたくなっちゃった理由があるのです。
行き先は宮島です。

宮島に用があるのは本当は月曜日なのですが
月曜日の開始時間が早いので前乗りです。
とりあえずひと通り宮島をロケハンしてから
広島市内に戻って初めての広島観光をしました。

観光といっても原爆ドームと資料館を見に行っただけで。
でも怖がってばかりいないでちゃんと向き合えて
本当に良かったと思えるすがすがしい時間でした。

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そして夕飯はお好み焼き。
でも日曜日から月曜日の夜までは精進料理が必須なのです。
お好み焼きもお肉や魚介は入れてもらえません。
でもそんなヘンテコなオーダーにも対応してくれた
お好み村のおかみさんありがとう!おいしかった!

前日のタロットナイトもおかげさまで大盛況のうちに
3時半までかかったので徹夜で旅立ったうえ
飛行機・バス・電車・フェリー・路面電車・徒歩
そして原爆ドームという心身疲労に襲われ
10時過ぎには就寝。

2日目も早起きしました。

つづく。
バランスボールの上で
膝でバランスを取ってみようとしたら
見事にバランスを崩して
背中から床に落っこちました~。
その腰の激痛はバランスボールに乗って治します。

そして今日こんなところにいます。

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とても美しくてパワフルなところです。
この鳥居は埋まってなくて砂の上においてあるだけ。
般若心経の文字がひとつひとつ書いてある石が
てっぺんの横木の中に入って重りになってるんだって。

もみじはまだ色づいてませんが
焼きたてのもみじまんじゅうはとてもおいしいです。

つづく。
雨が降って あがった途端に秋が深まりました。
土曜日の夜はごはんを作ってせなを招きました。

<秋のお献立>
栗ごはん
ひらめと銀杏の福袋煮
時部煮
洋ナシのキャラメルコンポート

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栗は一時間ぐらい水に漬けておく。
栗の中に虫が潜んでいたら苦しくて出てくるから。
今回は出てこなかった。。。よかった。
虫に食われた栗はどちらにしても食べれないけど
むいている途中ににょっきりと出てこられると
非常に気持ちが悪いのでこのプロセスは大事なのだ。

以前に栗拾いに行った人からもらった栗は
水に漬けておいたところ100匹を超えるほどの
おびただしい数のニョロニョロ虫が水面にうごめき
気持ち悪いやらむかつくやらで一瞬栗が嫌いになるかと。。

しかしそんな体験も克服できるほど
ひとつひとつ手でむく栗はとにかくおいしい。
おいしい栗ごはんを食べたい一心で栗をむく。
それでも栗の1~2個には虫が潜んでいて気持ち悪い。
そして皮はものすごく硬い。
そして渋皮はどこまでもむきにくい。
今でも右親指の腹がジンジンと痛む。
でもそれでも栗はおいしい。

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栗とごはんを合わせてだし汁とお酒に浸している間
洋ナシのデザートを作る。
バターに砂糖を入れて焦げ目がついてきたら
白ワインを加えて皮をむいた洋ナシをドボンと入れて
ソースが煮詰まるまで煮る。

油揚げを油抜きして袋状に中をあけ
ひらめと水切りしたお豆腐を軽くすり鉢であたった具を
銀杏と一緒に油揚げの袋に詰めてだし汁で煮る。

時部煮はどこだか忘れたけど確か九州のどこかの郷土料理で
本当は鴨がメインで片栗粉でとろみがついているのが特徴。
鴨は買えなかったのでササミとゴマとお豆腐でお団子を作り
まずごま油でお団子を焼いたあとにナスやネギを加え
そこにだし汁を入れて大根、かぼちゃを入れ
火が通ったところにお醤油とお味噌で味付け。
そして水溶き片栗粉でとろみをつけて
まいたけと銀杏を入れて完成。

福袋は大根を一緒に煮てほうれん草と一緒にお皿に盛り
栗ごはんが炊けている間に食べちゃった。

炊き上がった栗ごはんをおひつに移し
時部煮のお椀には湯がいたみつばを乗せて
わさびを溶かしていただきます。
栗ごはんはちょっと水加減を間違えてやや固め。。。残念。
でも栗はホクホクしてお上品に甘くておいしかったー。

デザートの洋ナシはラムレーズンのアイスクリームと
ロンドンで買ってきたチョコレートと
パウダーシュガーを添えて完成。

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あーおいしかった。

そして日曜日はY助のおうちでバースデーお鍋。
さすがY助だけあって素材の豪華さが半端ない。
鶏肉もカニもとにかくおいしいもんだから
最後のスープが罪深いほど美味でした。
シメは岩塩とコショウだけで味付けして
セリの葉でとじた雑炊。

バースデーボーイだというのにY助は自ら鍋奉行。
招かれた我々はお酒も進みすっかりもてなされ。

ありがとう、Y助!

おいしかったよ。
ロンドンみやげを渡すために
ママと新宿で待ち合わせをした。
小さい頃からの我ら一族のフェイバリットである
中村屋でごはんを食べてコーヒーを飲みながら
ふと、ふたりでうなづき「いるよね」と確認。

こんなことを言うのは何やらはばかられるが
「いた」のはおじいちゃんとおばあちゃん
つまりママのパパとママ。

ふたりにリスペクトを表して
ママの実家、おじいちゃんとおばあちゃんのお家があった
歌舞伎町に足を踏み入れた。

ママは歌舞伎町出身だ。
区役所に近いバッティングセンター/駐車場が
まさにママの実家の跡地。
ラブホテル街と新宿2丁目の間の
歌舞伎町でも割とディープな一角。

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朝、家から新宿駅に通学していると補導されたらしい。
そりゃ、無理ない気もする。

実家のある道の入り口に「マルス」というジュース店。
ママがうまれる前からあったらしい。
なんとも言えない妖気に包まれた恐ろしい店だ。
ママはこんなに近所にあるのに
ここのジュースを飲んだことが無いらしい。
そりゃ、無理ない気もする。

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おじいちゃんとおばあちゃんと一緒に訪れた
今夜の歌舞伎町は不思議と昭和の空気に満ちていた。
おばあちゃんが前掛けをしたままチョコッと買い物に行った
塩田屋という商店は今はコンビニのようになってるけど
看板は古臭いままだ。

ママが娘のような顔になってた。

。。。そして!
出た!「ラーメン二郎」の総本山!
本日「二郎」を剥奪された虎ノ門のラーメン屋と
ここと味はどう違うのでしょう?
食べ比べてみます。気が向いたら。

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職場の近くにはあんまりおいしいランチがないのです。
築地時代を懐かしみながら もはや5年。

今日はねぎたんが教えてくれたインド料理
ニルヴァナムにトライしてみました。
お試しなので今日はひとりで。。。と12時半。

すると見たことのあるスキンヘッドが社内に。
Nちゃんの朋友の「地獄の赤ちゃん」ことTさんだ。
そこで急遽Tさんの同僚のKさんと一緒に涅槃ランチへ。

ところが。本日。
ニルヴァナム開店一周年記念スペシャルランチの日でした。
階段まで人が並んでる。すごいわねー。
13時半までにAXに行かなければならないと言う
可哀想なTさんとKさんと残念ながらここでお別れ。
結局ひとり涅槃ランチ。

店内ほとんど全員外人。
それもインド人率高し。
手でカレーを食べている。本格的♪

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ランチは食べ放題ビュッフェなのです。
味は、薄味!
日本人はカレーはごはんと一緒に食べるものだから
すごく味を濃く作ってしまうのだね。
インド人が作るとスープ程度の味加減になるということ
本日発見いたしました。おいしかったのですが。
スペシャルランチと言われても普段どんなだか知らないから
特にスペシャル感は味わえず。。。1100円也。

そして帰り道にスタバのアイスラテを購入。
スタバは10周年記念で無料でシロップを入れてくれる。
今日は周年づいている!

ふと気づけば会社の近くの「ラーメン二郎」の
「二郎」が外されてただの「ラーメン」になってる!
さては「ラーメン二郎」の本山から暖簾を剥奪されたのね?!

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この次わたしに会う人は
ロンドン出張前と後のわたしの微妙な変化に
お気づきになることと思います。
大した変化ではないですが。
鼻にピアスをあけました。
予想以上に痛かったです。

今朝9時過ぎに成田に到着しました。
今帰宅途中ですが道が混んでて
なかなかたどり着けない。。。コテツ。。。

今回は大チームだったのでかえって楽でした。
アーティストに着いて街に取材に出たりできたので
秋のロンドンの情緒も楽しめました。
イベントはさすがイギリス人の仕切り。
適当ですべてが分刻みに変更になりますが
そんなときは諦めの気持ちが大事です。
番組の制作チームの皆さんも場数を踏んでるので
いちいち怒ったり焦ったりしません。

イベントの開始は急遽レッドカーペットが設けられ
報道などやったことないはずの制作スタッフが
急遽Mロゴ付きのマイクを取り出したときは感動。
。。。感動してる間もなくセレブが入場してきたら
報道ロープの向こうの監督がわたしにマイクを差し出した。
えー!!わたしがインタビュアーやるの?!
わかりました。
「現場の東海林さん」をイメージしながら
現場レポーターになりすましました。

昨夜の出来事のはずなのに
時差とフライトの効果で数日前のことのような錯覚が。
そして今夜ロンドンメンバーは
新木場にてオールナイトイベントです。
昨年の新木場は手打ちでしたが
今年は岩盤のイベントに協賛というかたちだから
相当楽をさせてもらえました。
で、でも今日も寝れないんだ…。

帰りの飛行機で10時間近く寝れたから、ま、いっか。

ちなみにヴァージンアトランティックのアッパークラスは
ほんとに快適です。
皆さんロンドンにお越しの際は
ヴァージンアトランティックが断然おすすめです。

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上の写真は左90度回転してあります。
正しくは下のポーズです。

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今朝から金曜日までいないので
小一時間遊び貯めしました。
やんちゃなテンションが冷めずに
壁を相手に屈伸運動…。
フシギなネコ…。
しばらくごはんの日記をつけていませんでした。

去年は食べ物の日記ばっかりだったのに
めっきり書かなくなったのには理由があるのだ。
結局わたしが自信のある献立は
去年の日記でほとんど網羅しちゃったということ。
だいたいそんなレパートリーの応用の連続で
わたしは料理をし続けているんだということを自覚。
。。。新たな方向性を見つけないとな。

本日はそんなこんなで基本に立ち返り
正しい食卓を目指しました。

<今夜のお献立>
秋刀魚の塩焼き
蓮のきんぴら
だし巻き卵
お豆腐とほうれん草のお味噌汁
白いごはん

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さんまは海の塩を振って臭みを取っておく。
蓮は皮をむいて薄切りにして酢水であく抜き。
かつおぶしから丁寧にだしをとる。

オーブンをグリルモードにしてさんまを焼く。

フライパンにごま油を温めて鷹の爪を加え
水を切った蓮を炒めてお醤油とお砂糖を合わせてかけて
すりゴマを振ってきんぴらの完成。

卵はあまり溶かずに塩と砂糖とお酒とだし汁を加えておく。
小さいフライパンに油を引いて満遍なく熱して
卵液を少しずつ入れながら巻いていく。

蓮はわたしが一番好きなお花の根っこです。
食べるときはナゼかちょっと緊張します。
とても聖なるものを食べちゃってる気がするのです。
シャクシャクしておいしいです。
玉子焼きはフルフルしておいしいです。
オーブンで焼いた秋刀魚は皮がパリッとしておいしいです。
魚にはやっぱり海のお塩です。岩塩ではないです。
肝の苦味と甘味が引き立ちます。

だしをとるとわたしもおいしいけど
コテツもだしがらが食べれておいしいのです。
濃い目のおだしのお味噌汁とごはんは幸せな味がします。

そしてこのお献立、異様に、安上がりでした。
材料費300円弱よ。ごちそうさまでした。

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今朝は寒くて目が覚めました。
そりゃ、タオルケットとブランケットだけじゃ
もう寒いのね。

羽毛カバーを出しました。
今夜はお陰で暖かく眠れます。

そしてブランケットを丸洗いして
乾燥機でホワホワに乾かしました。
ダウニーの香りがします。
熱を冷ますために物干しに広げてたら
コテツが目ざとく物干しに登って
あったかい洗い立てのブランケットに腹ばいになり
相当幸せそうな風情を漂わせています。
そりゃ気持ちいいに決まってるわ。

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今日ラジオで聴いたJames MorrisonというUKの新人の
You Give Me Somethingという曲に
電流を流されたように感銘を受け
久々にiTune Music Storeで楽曲を購入してしまいました。

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来週はロンドンです。
早く、秋のイギリスの空気を感じたい。。。
とため息つきたくなるほどUKなサウンドです。
でもJames Morrisonの根底を流れているのは
スティービーやオーティスといったソウルです。

でもどこまでもUKです。
メドウズの落ち葉のカサカサした音が
聴こえてきそうな温度感です。
きっと母校のキャンパスのカフェテリア辺りでは
この曲がものすごいヘビーローテーションで
かかっているのでしょう。。。んー。

大学時代はこの季節になると長い夏休みがようやく終わり
そろそろエジンバラに戻っていたのでした。
日本に帰ってきてからもう8年か。。。んー。。。
ネコ眠る秋…。
よく眠る生き物ですがそれにしても
よく眠ります。

寝起きがいちばんかわいいです。

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