今日の1曲目:「B:U:T」東方神起

先週の文化の日に
母と一緒に行った神田の古本市で
大げさではなく膝から崩れ落ちるほど懐かしい本と
出会いました。

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飯田深雪さんは
わたしが8歳のときに
産まれて初めてひとりで料理をしたときの
動機となったレシピを考案した人なのです。

買った本にはまるで「わ、わたしに?!」と勘違いしたくなるほど
サラサラとサインがしてありました。

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うちの母はお料理があまり得意ではないというコンプレックスからか
料理本だけは一流のものを揃えていました。
海外の料理家による本が大多数だった中
日本人の料理家なのに妙に写真がきれいで
かつ「わたしでも作れそうな・しかも食べてみたい」
ちょっと難しそうながらも楽しいレシピで溢れていた飯田深雪さんの本は
ちいさかったわたしの「愛読書」でした。

見よ。とても40年以上前のものとは思えない
このセンスの良さ。

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わたしが人生で初めて挑戦したレシピは
飯田深雪さんによる「クリーム・オブ・コーンスープ」
でした。

トウモロコシが大好物のわたしにとって
レストランやインスタントでしかお目にかかれなかった「コーンスープ」を
自らの手でゼロから作るということは
額面以上にエキサイティングなできごとでした。

小麦粉を炒めてブイヨンと牛乳を入れる
という最重要な工程は
特にわくわくしたのを今でも思い出します。
※オリジナルレシピはブイヨンも自作する内容ですが
「とりがら」を買ってもらえなかったため
固形スープで泣く泣く妥協しました。

時間をかけてていねいに作ったコーンスープは
どのレストランで食べたものよりもおいしくて
家族全員からも賞賛を浴び
わたしは窓を開けて世界中に「やったー!」と叫びたくなるほど
うれしかったのでした。

持論ですが
料理の下手な人などいなくて
優秀なレシピさえあれば
どんな人でも料理はうまく作れるはずなのです。

料理がうまいのと
うまいレシピを作れるのは
全く違う技術が問われるんだと思います。

飯田深雪さんのレシピは
小さな子ども
料理コンプレックスのひと
キッチンに立ったことの無いおじいちゃんにとっても
簡単すぎず絶妙にチャレンジングで
何やらわくわくしながらお料理ができる魔法のレシピ。

昨今は
ささっと簡単に作れて
体に良くて
塩分や甘さや油が控えめで
ということばかりにとらわれて
「わくわく」しないレシピが溢れている気がするのです。

それは「料理」ではなく「調理」では?
と突っ込みたくなる雑なレシピも多いです。
便利は便利ですがサミシイです。

ソースを「一度漉す」とか
「器を温めておく」とか
「わーめんどくさっ」と思うことは
実は間違いなくおいしいものを作る
ショートカットだったりもします。

そして事実
バターやお塩を「おっっ?」と躊躇するほど入れた方が
お料理はちょっとおいしくなります。
お砂糖いっぱいであまーいデザートのほうが
確実においしいと言われます。

飯田深雪さんのコーンスープにも
バターはたっぷり大さじ2杯入れますが
でもみんなで食べれば
ひとりのボウルにたどり着くバターは
たかだか小さじ一杯です。

わたしの料理本コーナーに
およそ30年の時を超えて
飯田深雪さんがふたたび参加してくださるというのは
思ってもみない光栄な出来事なのでした。

ちなみにわたしの料理本コーナーには
ジョエル・ロビュションさんもいらっしゃいますが
こちらの方もまた
魔法のレシピを作ることのできる
特殊技能の持ち主です。

しかもこの方は
食材に対する愛情が度を超えており
たとえば「メロン」のページを読んでいるのに
まるでエロ本を読んでいるような気分にさせられるほどです。
この料理本のお話はまた別の機会に。。。

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今日の1曲目:「F**kin' Perfect」P!nk

先週金曜日にNちゃんの加圧トレーニングを受け
その足で行ったTipnessでおよそ3ヶ月ぶりに測定をしてみました。

加圧を始めたのは2009年の12月でしたが
その頃から比べて
体重-5kg
内訳は体脂肪-約10kg
筋肉+約5kg
その響きもおぞましい「隠れ肥満」から
やっと「適正」へと変貌を遂げたのです。。。

体脂肪を10kg減らすには
72000kcalの消費が必要だそうで。
ごはんに例えるとお茶碗およそ400杯分。

2年前に自転車から転げ落ちて骨を折るという
まことに屈辱的な目に遭い
「こんなぶざまな体はもういらない」
と心の底から感じて始めた体質改善作戦も
とりあえず納得できるところまでたどり着きました。

いろいろやったので何が決め手だったのかは
イマイチわからなくなってしまったのですが
恐らくわたしの体質と生活習慣にあっていたと思われた方法は
以下のとおりでございます。

・加圧トレーニング
もともと主に「脂肪」と「水分」で形成されていたわたしの体。
ええ、マヨネーズとさほど変わらない成分表示。
ウエイトを持ち上げることも
腹筋で自分の体を起こすこともできなかったので
手っ取り早く筋力を上げるにはこれしかないということで
お金がかかることも覚悟で続けました。

少ない負荷で筋力アップが目的なのですが
成長ホルモンの分泌でお肌がツルツルになったり
ムキムキしてない柔らかい筋肉が欲しいところについていく感覚が
継続の要因だったかと。

・たんぱく質強化ダイエット
筋肉がつけば脂肪が燃えやすくリバウンドしない体になれる
と一念発起してたんぱく質中心の食生活に切り替えました。

それまでのわたしときたらイギリス留学時代からの名残で
主食は「じゃがいも」副食は「チーズ」
はい、欧米です。

思い切ってこの食材を一切買わないことにして
代わりに「ささみ」「えび」「牛の赤身」「卵の白身」などなど
高たんぱく低脂肪の食材を常備する生活を
ストイックに1ヶ月続けてみました。
これ、今年の2月頃のはなし。
体のカタチが変わってきたなと自覚するようになったのは
この頃からのような気が。

今では適当に好きなものを好きなだけ食べていますが
もう「ジャガイモ」と「チーズ」は前ほど欲さなくなりました。

なんとプロテインドリンクも適当に取り入れています。
このわたしがそんなものを買って飲んでるなんて。。。
でもコラーゲンとか酵素とかビタミンがいい具合に調合されていて
朝ご飯を食べないわたしにはうってつけの飲み物なのです。

・ランニング
筋力がついてきたところで
近所の世田谷公園を少しずつ走り始めました。
最初は2kmも必死でしたがこのごろは5kmをゆっくり
なんてそれまでのわたしからは想像もつかないようなことをやっています。
これ、今年の3月頃からのはなし。
久しぶりに会う人から「何か雰囲気変わったね?!」と言われ始めたのが
この頃からのような気が。

~その他 ポツポツやっていること~
・バレエストレッチ
ご近所さまのEちゃんに誘われて行ったバレエストレッチが楽しくて
なかなか予定が合わなくてきちんと通えないけど
行くと体のラインが目に見えて変わるのがたまらなく楽しいです。
もっとちゃんと通います。

・トレーシーメソッド
あのエクササイズDVDです。
10分もあれば手軽にできる割には
「ここにこうやって筋肉つくとカッコいい」というところに
チョイと筋肉がつくので楽しいです。

~続かなかったけど やってみたこと~
・エンダモロジー
強力な掃除機のようなものでズビズビとセルライトを潰すという機械ですが
これが痛くて痛くて「もうヤメてっ」と激ギレしそうになるぐらい苦痛で
2回しか行きませんでした。
やっぱり寝てるだけで脂肪を減らすなんてダメだ。
ちゃんと体を動かして脂肪を燃やそう。
と決意させてくれた痛みでした。。。

・ホットヨガ
サウナのように暑いスタジオでヨガをやるという
怪しい宗教の修行みたいなホットヨガ。
ご想像の通りキモイほど汗が出ます。
とにかくデトックスしたい風邪の治りかけのときとか
効果がありますがあんまり頻繁にやるもんじゃないです。

要約いたしますと
加圧とランニングとバレエストレッチの組み合わせが
相当わたしにとって理想的なプログラムなので
時間が許す限り続けたいと思っています。
もうちょっとだけ脂肪も減らしたいし
筋肉もつけたいし
しかも楽しく体質改善を続けたいので
この組み合わせを発見できたことにつくづく感謝です。

妙な決意表明のような日記になってしまいましたが
体質改善が波に乗って来た実感をぼちぼち得られている今
次の目標は「貯金」。
これもダメダメな分野のまま目をそらし続けて来たので
そろそろ向き合ってみようと思います。

その決意とまっこうから逆行するかのように
来月には「お引越し」を企んでいます。
今すんでるとこから数メートルしか離れてないところですが。

そろそろ
「寝るところ」と
「食べるところ」と
「くつろぐところ」が
分かれている部屋に住みたいなと思いまして。

それもちょこっとだけ思うところがあってのことですが
それはまた別の日記を
別の日に。





今日の1曲目:「Beetlebum」Blur

らでぃっしゅぼーやでオーダーした
「活あさり1kg」が伊勢から届きました。

1kgは相当の量があることは覚悟していましたが
実際目の当たりにするとさすがの迫力です。
「届いたその日にぜんぶ調理してみせる」と
妙なアドレナリンが出ました。

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まずは塩水にゆっくりと浸して砂抜き。

おなかが空いていたので
味見をかねてボンゴレビアンコを作ってみました。

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身がパンパンに入っていて
うまみと甘みに溢れてます。

あさりごはんとクラムチャウダーを作ることにしました。

あさりをひたひたの日本酒といっしょに強火にかけて
貝が開くまで一気に加熱します。
身を出して一度ざるを通し
煮汁とお醤油をごはんの水量に調整して炊飯器に入れます。
あさりの身としょうがとはちみつを加えて炊くだけの
シンプルな内容にしてみました。

わたしはしょうがが好きなので
らでぃっしゅぼーやで買う無農薬のしょうがを
皮ごとブレンダーでペースト状にして
はちみつと混ぜて冷蔵庫に常備しています。

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煮物やドレッシングにちょっと入れるだけで
しょうがの風味とはちみつのやさしい甘みが足せるので
けっこう便利です。

お湯で溶かして飲んでもおいしいです。
指先までポカポカになります。

クラムチャウダー:
たまねぎ-1個・セロリ-1本・パンチェッタ-3センチぐらいのかたまり
全部みじん切りにしてバターでゆっくり色がつく直前まで炒めます。
1.5センチ角に切ったじゃがいもも加えます。

ふたがぴったりと閉まるフライパンに
あさりとたっぷりの白ワインを入れて
強火で一気に加熱します。

身を出してスープを一度ざるに通し
炒めた鍋に入れます。

別のお鍋にバターを溶かして小麦粉を加え
ゆっくり牛乳を混ぜながらベシャメルソースを作ります。
ポコポコと煮立って滑らかなソースができたら鍋に加えて
ベイリーフと黒こしょうで香りをつけます。

味付けは塩だけでじゅうぶんです。
イタリアンパセリが売っていなかったので
チャービルで代用してみたらむしろパセリよりおいしくて正解でした。

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ごはんが炊けたので全部おにぎりにして
今週のお弁当用に冷凍しました。

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連休明けの忙しい一週間になりそうです。
あさりごはんを食べてがんばります。

それにしてもいいお天気です。
大好きなひとは母の日におかあさんをびっくりさせようと
早起きしてさきほど弟くんといっしょに
日帰りで神戸に向かう飛行機に乗ってゆきました。

わたしはクラムチャウダーを食べて
のんびりうちっぱなしにでも行ってこようと思います。
今日の1曲目:「Last Night」The Strokes

昨夜のウィリアム王子とケイトのロイヤルウェディングを見て
「やっぱりウエストが細いって大事なことだな」
と改めて痛感しまして
今日も加圧トレーニングがんばるつもりです。

今日で4月が終わるわけなのですが
誕生月にふさわしく
今月は色々と騒がしいひと月でございました。

目覚まし時計をセットして
セットした時間に針が合うと
わーっと音が出るような原理で
「セットされていた」と感じるような
そんな出会いがありました。

目覚まし時計みたいに
セットしてもスイッチを押さないと
時間に針が来ても鳴らないように
ずっとずっと前からセットされてたんだけど
その「スイッチ」が押されてなかったから
音が出なかっただけなのかな
なんて思ったりもしました。

で、そのスイッチって何だったんだろうな
と考えてみましても
何だか結局よくわからないのですが
すごろくみたいにコマをいっこいっこ戻ってみると
どうやら新月の週末に行った出雲の神さまが
首謀者なのではと感じずにいられないでいます。

これまで生きてきて一番むずかしい仕事が
ふたつ一気にハッピーエンドを迎え
すべての力が抜けて
これまで生きていて一番開放的な気分になった夜は
偶然にも出雲に行ってから月が地球をぐるっと一周した
4月の新月の夜でした。

その日は日曜日で
日中に加圧トレーニングをして
心地よくクタクタになっており
部屋でコテツとゴロゴロしていたのですが
そんな折にNちゃんからお誘いがあり
何しろ開放的な気分になっていたので
恵比寿まで出かけたのでした。

忙しかったときは次の日のことを考えると
夜に出かけることすら自制してしまうほど
緊張感に満ちあふれていたのですが
次の日のことなんて何も考えずに秒速でタクシーに乗っていました。

そんなこんなでNちゃんは
わたしのよろずの神さまのひとりとなりました。

Nちゃんとワインを飲んでほろ酔い気分で
恵比寿から三宿まで歩いていた途中で
節電中の暗い道の先で
目覚まし時計の針が「カチッ」と合いました。

そこに居合わせた偶然のお友達の網が
わたしをすーっとすくいあげて
わたしの大好きなひとがはいっている水槽に
ポチョンと入れてくれたみたいな感じでした。

このように
浮かれポンチな4月でございました。
あしたから5月ですが
せっかくスイッチを入れてくれた神さまに
がっかりされないように
あの日パワーストーンをそっと包んだ紙に書いた願いごとを
ちゃんと続けていこうと思います。

みなさま
願いごとをするときは
どこまでも具体的に。
上から目線でごめんあそばせ。
今日の1曲目:「Warm Sound」Zero 7

あたたかくて
桜がさいていて
どうにもこうにも
しあわせな気持ちにならずにはいられない
週末なのでした。

とはいえ最後は仕事だったのですが。
仕事とは言ってもライブにご招待いただいて
日比谷の野音で「ザ・クロマニヨンズ」を見てきました。

昨年末から分刻みで揺れに揺れ
先月の地震からはさらに状況が混沌として
一時はもう納品できないのではと思ってしまうほど
制作チームの全員を悩みのどん底に突き落とした企画が
先週の土曜日にとうとう完成し
でき上がったCMが月曜日から流れ始めました。

CMではクロマニヨンズに音楽を提供していただきました。

わたしは学生時代を海外で過ごしていたから
音楽は99%洋楽を聴いていましたが
唯一と言っていいほど聴いていた邦楽が
ブルーハーツでした。

クロマニヨンズとお仕事をさせていただくというのは
ちょっと大きな意味を持つ経験です。

この仕事をやっていてよかった。

今日はライブを見ながら
ものすごく素直にそう思いました。

いちばんかっこよかったのは
この「エイトビート」という歌でした。

そして
大好きなひとができました。
どうにもこうにも
しあわせな気分ですが
あしたも仕事ですので
そろそろお風呂に入って寝ます。
今日の1曲目:ラジオから流れて来たEddie Vedderの歌(曲名調べてないや)

金曜日に地震がおこってから
ニュースや身の回りの音を聴くのに必死で
音楽を聴くことをすっかり忘れていました。

会社で聴いていたラジオからEddie Vedderの声が流れてきたら
何だか窓を開けた時のように空気の味が変わりました。
音楽を、聴かなくっちゃ。

月曜日が来て
一週間が始まって
バスに乗り
地下鉄に乗り
会社に行って
メールして
電話して

やってることはいつもと変わらなくても
向き合っている内容が
先週の金曜日の午前中とは
明らかに違うのです。

日本は
変わってしまった
という現実。

******

タイトルの「同姓同名」のおはなし。

ツイッターで
わたしと同姓同名の人をフォローしています。

その人は福島の川内村という
ちいさなちいさな村で「ダノニー」という名前のカフェをやっていて
ゆずでジャムを作ったり
おいしそうなケーキを焼いたり
風が強い日はさっさとお店を閉めて紅茶を飲んだり
大自然のなかのひっそりとした暮らしぶりを
ツイッターでひっそりと紹介していました。

金曜日のあのときから
その人のツイートが見当たらなくなりました。

そして夕方に
「CAFEDANONY」のツイートを発見したとき
わたしは心臓を直接ぐっと握られたように胸が一瞬苦しくなりました。

「大震災、ダノニーは裏の元第二小学校のグランドの土砂崩れにより崩壊しました」

そしてツイートによるとその人は
いちど山を下りて安全を確保してから
次の日の夕方には炊き出しの材料と機材をかき集めて村に戻り
山奥で村人に食料を振る舞っています。

でももう
材料が底をついてしまったようです。

「限界です。」

先ほどのその人のツイートです。

******

「名前がおなじということでフォローしていますが
どうにも他人事と思えず。。。
祈るしかないのかと
くやしいばかりなのですが
そちらにたどり着くことができる日が来たら
必ずコーヒーを飲みにいきたいです。」

わたしにはそんなメッセージを送ることぐらいしか
思いつきませんでしたが
間髪入れずにお返事が送られてきました。

「ありがとうございます。
がんばります。」

同じ名前を授かった
共通点はそれだけですが
その人のところにコーヒーを飲みにいく日が
いちにちも早く来るように
わたしもわたしができることを
東京でがんばろうと思います。
今日の1曲目:「Touches You」MIKA

占いをするのに
自分ではいまいち占いを信じていなかったり
霊感があるということになっているけど
実際それがどういうことなのかよくわかっていなかったり
そんな感じなので
「スピリチュアル」などのコトバにはシンパシーを持てないでいます。
そんなつながりで
「パワースポット」というコトバにも首を傾げがちです。

占いが当たるとか
幽霊が出るとか
願いが叶うパワーがあるとか
そういうことが事実なのかどうかには実はまったく興味が無くて
結局そういうことが「ナゼ」おこるのかという理由にしか
興味を持つことができないのだと思います。

でもそんな理由なんて考えたってわかりっこないので
わたしはいつも「スピリチュアル」とか
「パワースポット」みたいなコトバに触れると
漠然と拒絶反応を示してしまうのかも知れないです。

そんな感じなのですが
先週末にご近所さん4人で行った島根に
「パワースポットだ」と確信した場所がありました。

もちろん「出雲大社」にも行ったのです。
「神在祭」の「稲佐の浜」にも行きました。
「日御碕神社」もたどり着くことができました。
出雲では出雲そばを食べ
かわいいローカル電車の終着駅でゆっくりおまんじゅうを食べたり
鳥取までドライブして「植田正治写真美術館」で贅沢なときを過ごしたり
境港で新鮮な魚介を食べたり
だいたい何かをおいしく食べていたことはさておいて
何ともすばらしい1泊2日の旅でした。

2日目の朝に
宿泊していた玉造温泉にある
「玉作湯神社」に
ほとんど「散歩ついでに」寄りました。

ここには「願い石」というまん丸の石が祀られており
「叶い石」という石をお守り代わりに買って
それを願い石に押しあてて願いごとをすると
願いごとが叶うということになっているようなのですが
この神社の境内に入った瞬間からどうしようもなくいい気分になり
「もしかしたら」と思って
いつもタロットを清めるために袋に入れている
わたしの大好きなブルームーンストーンを願い石にあててみたら

あらふしぎ

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ぽわっと、ひかりました。

そりゃ、ブルームーンストーンですから
光の具合によれば青白く反射するのですが
この神社のなかに流れているきれいな空気と
願い石の周りを流れているきれいな水と
それに育てられた鬱蒼とした森と
そこに差し込んでくる太陽の光が
こんな小粋なサプライズを提供してくれたのだと思います。

さすが
神話の国です。

こういうサプライズの積みかさねが
神話を紡ぎだしたのだろうなと
ちょっとだけ「ナゼ」がわかった気がして
わたしは確実にパワーをもらったのでした。

わたしが「出雲大社に行きたい」とひと言つぶやいただけなのに
それに完全に賛成してくれた無敵のメンバーが
飛行機から宿泊、レンタカーにいたるまで
すべて魔法のように用意してくれました。
出雲大社が結んでくれたご縁は
実はこの4人だったのかも知れません。。。
ありがとう。
今日の1曲目:「Just」Radiohead

週末に出雲に旅行に行ってきました。
旅の中身のおはなしは、のちほど。

帰りの空港への道すがら寄った「道の駅」で
摘みたてのふきのとうが
袋いっぱい100円で売られていました。

昨夜うちに帰ってきて
すぐに洗ってタッパーに入れましたが
その作業だけでもキッチンの空気はすでにほろ苦くなりました。

$RASPBERRY BERET-未設定

どうやって食べようかいろいろ考えましたが
小麦粉をまぶして軽いフリットにして
リゾットといっしょに食べたらおいしいんじゃないかと思い
さきほどちょっと作ってみました。

$RASPBERRY BERET-未設定

小さいタマネギを粗みじんに切って
オリーブオイルを少したらしてよくまぶしてから火をつけ
ほんのり茶色くなるまでゆっくり炒めます。

ごはんは七穀米と白米をブレンドして半カップ使いました。
タマネギといっしょに炒めてから
マグカップ1杯分のお水を加えて
お米が柔らかくなるまで煮ます。

タマネギが甘くておいしかったので
味付けはゲランドの塩と挽きたての黒コショウでじゅうぶんでした。

雑穀のリゾットは歯ごたえがあるので
そのままではふきのとうのフリットとの食感の相性に懸念が残ると思い
たまごの白身をふわふわに泡立てて
リゾットに混ぜて火を通しました。

余った黄身はお醤油に漬けておきます。
これ、納豆に混ぜると最高です。

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ふきのとうは半分に
冷凍してあった帆立貝柱は1/4に切り
塩コショウをして小麦粉をまぶし
オリーブオイルで軽く揚げてリゾットに乗せました

ふきのとうは食べたことがないぐらい柔らかくて
噛みしめると脳みそのなかが全部その香りになるぐらい
ほろ苦さと甘みの強さに驚きました。

帆立貝のプリプリと
メレンゲリゾットの口に入れたときのふんわりプチプチと
全部飲み込む瞬間までふきのとうの香りは持続します。

それにしてもまだまだふきのとうがたくさんあって
これ全部食べたらしばらくは何を食べてもふきのとう味になっちゃう
と不安になったので
思い切って全部切り刻んでふりかけにしてしまいました。

油を引かないフライパンでふきのとうを炒めて
冷凍してあったしらすぼしと
ミルで挽きたての白ごまをたっぷりと
かつおぶしもミルでさっと粉にして加えて
お酒とお醤油と隠し味にハチミツを一滴混ぜて完成。

これだけしっかり味付けしてもふきのとうのほろ苦は健在です。

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「道の駅」で小さくて紫色のかわいいカブも売ってたので
まずは半分を浅漬けにしてみました。

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蛇腹に切り目を入れて一口大に切ったカブと
細かく刻んだ葉の部分を
境港の売店で買った「つゆの素」を混ぜて
お漬け物の容器に入れました。

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「つゆの素」を買った売店で見つけた
ウニ醤油」も味見したかったので
お豆腐に青ネギのみじん切りを乗せてウニ醤油をタラリ。。。

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。。。お酒が飲みたくなってまいりました。

今日の1曲目:「All I Ever Wanted」Lenny Kravitz

小さいころから「ゲーム機」というデバイスとは
完全に無縁の環境に暮らしてきました。

しかし今日からなぜか
業務上の理由でNintendo 3DSの所有者となりました。

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確かに3Dなのです。
自分のMiiを作ってみましたが
まだ誰ともすれちがってないので
何もおこりません。

3D映像をDLするソフトをまずは入手するというのが
月曜日までのミッションなのですが
そろそろあしたの準備があるのでミッション放棄します。

ほんとに子どもたちはこんなものを使いこなして遊んでるのですか??
はぁ~ん、すごいよねぇ~と
おばちゃん声が出てしまいます。

今日は早めにお仕事を切り上げて
久しぶりに演劇を観て帰ってきました。
早くも週末に突入しちゃって
なんだかお得な金曜日です。
今日の1曲目:「Electricity」Suede

朝起きたらe+からメールが届いていて
Summer Sonicの第1弾発表の内容を眺めながらの目覚めとなりました。

SUEDEが再結成されているというニュースを昨年聞いたときは
苗場に来てほしいな。。。と思っていたのですが
幕張にやって来るのですね。

苗場でも幕張でももう何でもいいのです。
そのバンド名をラインアップに発見した瞬間にベッドから飛び出して
ちょっと思い出深いSUEDEのアルバムをかけました。

夕方の打ち合わせから出てきたらローソンチケットからメールが届き
Fuji Rock Festivalの第1弾が発表されたことを教えてくれました。

イイ感じ!
たのしみ!
ものすごく!

Summer Sonicが昨年末に
Red Hot Chili PeppersとThe Strokesの出演を発表したのを受けて
静かに動揺してみたり
今年は初めてFuji Rockの早割の抽選に挑戦してみたり
そして
このダブル第1弾発表。

ひとり静かにすっかりお祭り気分になってしまい
お仕事をほっぱらかして飲みにいっちゃおうかと思いましたが
現実は冷たい雨の降る3月1日なのでした。

ちなみに初めて挑戦した早割は
「落選」という衝撃的な結果に終わりましたが
Yさんが見事に当選したので
わたしとSちゃんはその恩恵にあずからせていただきます。

先週土曜日は岩盤店頭での早割販売開始でしたが
金曜日の夕方に渋谷を通ったら
もう行列ができていて驚きました。

土曜日の朝6時からの整理券配布に向けて
12時間以上も真冬の渋谷で一晩中並ぶひとたち。。。
早割は一般チケットより7000円安いのですが
12時間並ぶ時間を利用して何かお仕事をしたら
きっと7000円以上稼げるのではないか
と心の中でブツブツ思いめぐらしつつも
「どうしても並びたい」苗場野郎たちのスピリッツも
全く理解できないわけでもないのです。

お仕事が新体制になってしまってから
お休みを取ることが時として難しい局面が増えてしまったのですが
「わたしは7月の最後の週末はいません」アピールを
そろそろ徹底しようと思います。