あわい読書室 読了本 | 固ゆで卵で行こう!

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ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。

本とアイスコーヒーのある書斎

 

雨の「あわい読書室」

 

静かな空間で、アイスコーヒーを飲みながら集中して本を読んでこれました。

 

 

 

さて、先月の読了本です。

 

八ヶ岳が楽し過ぎた影響か、それとも猛暑の影響か、なかなか読書に身が入らない月だったかも。

 

そんな中、シリーズ完結編の『ハウスメイド3』はやはり一気読みの面白さでした。

 

そして、月末は評判が良いと聞いていた『誰が勇者を殺したか』シリーズを読んでみましたが、これがまためちゃ面白かったな。

 

 

8月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2856
ナイス数:167

誰が勇者を殺したか 勇者の章 (角川スニーカー文庫)誰が勇者を殺したか 勇者の章 (角川スニーカー文庫)感想
『誰が勇者を殺したか』シリーズ3作目。今回はリュドニア国の勇者カルロス王子についてと、勇者一行がどのように成長していき、リュドニア国の勇者をどう殺すのかが描かれいきます。預言者によって勇者とされた者と、周囲の期待を一身に背負い勇者となった者。どちらも間違いなく勇者だったのだけれど、銀髪の姫君にとって兄であるカルロス王子こそが真の勇者であったこと。その勇者を殺されたことについての哀しみと恨みの果てに見出した美しきものとは。今回もまた心地よい読後感。しかしマリアってここまでぶっ飛んだキャラだったのかw
読了日:08月31日 著者:駄犬
誰が勇者を殺したか 預言の章 (角川スニーカー文庫)誰が勇者を殺したか 預言の章 (角川スニーカー文庫)感想
『誰が勇者を殺したか』に続くシリーズ2作目。といっても続編ではなく、預言者が勇者を捜しもとめる物語で、金に汚い冒険者レナードを追いかける物語。マリカの戦いで生き残った者たちがパーティを組んで、金のために様々な依頼を引き受けた先にあるものとは果たして。前作も面白かったですが、本作も負けず劣らずの面白さ。預言者の哀しみ、苦しみは、レナードの不器用なずる賢さの前に変化する様が実に胸を打ちました。前作同様、読後感の良い物語で幸せな気分に浸れます。
読了日:08月28日 著者:駄犬
誰が勇者を殺したか (角川スニーカー文庫)誰が勇者を殺したか (角川スニーカー文庫)感想
『葬送のフリーレン』のように魔王討伐後の物語で。魔王討伐後に魔人に倒せれ亡くなったとされる勇者。その勇者は果たして誰に殺されたのか。勇者の仲間たちなどの証言をもとに描かれる物語はミステリー的な要素もあるけど、ある事に関しては途中で気付く人が大半でしょう。とはいえそこに主眼がある訳ではなく、なんとも心地よい読後感に浸れる物語で、なるほど、評判がいいのも納得です。以前から読んでみたかったのですが、こうして読めて良かった。果たして勇者とは何者だったのか。ぜひ読んで確かめて欲しい。
読了日:08月26日 著者:駄犬
フィレンツェに悪魔が彷徨う (新潮文庫 ヒ 7-1)フィレンツェに悪魔が彷徨う (新潮文庫 ヒ 7-1)感想
16世紀のフィレンツェを舞台にした歴史ミステリー。夜間捜査官のアルドが磔にされたキリストを模したかのような殺され方をした男の捜査に乗りだすも、同じような新たな死体が発見されます。宗教、悪魔祓い、同性愛、権力者による権謀術数などを絡め、舞台となる当時の生活感が匂いたつような描写と共に犯人探しが描かれます。相棒となる捜査官ストロッキとのバディぶりも楽しめましたが、何より伯爵夫人のコルテッロのやり取り、駆け引きが楽し過ぎて、事件の真相よりそっちをもっと読みたくなったぐらいw シリーズの他の作品も読んでみたい。
読了日:08月24日 著者:D・V・ビショップ
ハウスメイド3: 最後の秘密 (ハヤカワ・ミステリ文庫)ハウスメイド3: 最後の秘密 (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
シリーズ3作目にして完結編。なんとミリーが結婚して更に子供も2人いるとは、初っ端から予想を超える展開。ハウスメイドだったミリーですが、夢のようなマイホームを手に入れるも、そこに不穏な空気が。更に大きな事件が発生して家族の危機に。ハウスメイドだったミリーが今回は逆にハウスメイドを雇うことになるなど、「そうきたか」と思わせる展開や1作目に通じるホラーみたいな怖さもあって今回も一気読みでした。あとはネタバレになるので感想が書けませんw ところでミリーの血圧が高いことについて結局何だったの?
読了日:08月16日 著者:フリーダ・マクファデン
北部紳士と南部の料理人北部紳士と南部の料理人感想
南部の由緒ある屋敷を借りる若き北部紳士のクレイン。一緒に使用人を四名雇うけれどこれがくせ者揃い。更にそんな使用人たちへ何かと文句をつけたがる客人たちとのドタバタ劇を描いたロマンチックコメディ。美しき料理人のジェイン=エレンを中心に物語は展開し、ユーモラスでありながら時に毒のある会話は軽妙で、更にはちょっとしたミステリー要素もあって、気付いてなかった自分は純粋にびっくりしました(笑)。20世紀初頭の時代の雰囲気を感じさせつつ、当時のものから現代に通じる価値観へとアップデートさせていこうとする様子も痛快です。
読了日:08月10日 著者:アリス・デューアー・ミラー (著), 島村 浩子 (翻訳)
六人の嘘つきな大学生 (角川文庫)六人の嘘つきな大学生 (角川文庫)感想
人が見える見えている月の面と、見えていない裏側とは。人間も同じで見えている部分が真実とは限らない。就活の最終選考で、6人それぞれが嘘をついている。疑心暗鬼に駆られた面々ですが、犯人は果たして。伏線の回収が丁寧で綺麗にひっくり返してくれるので爽快です。人間の悪の面を見せつけてくるような物語かと思いきや、実はという物語の設定と展開の妙に脱帽。それでいてちゃんと黒い面も残してくれているのが印象的で良かった。映画版も観ましたが、やはり原作の方が断然面白いですね。
読了日:08月05日 著者:浅倉 秋成
高宮麻綾の引継書高宮麻綾の引継書感想
入社3年目の高宮麻綾は親会社のコンペで優勝し新規事業を立ち上げることに。しかしリスク回避を理由に立ち消えに。納得いかない麻綾は中止になった真の理由を探り始めるけれど、とにかく暴走気味の麻綾になかなか感情移入しにくかったですw それでも事業を生かすために諦めないその姿勢にいつしか熱くなるものが。とはいえ、その手段は首になってもおかしくないぐらいのものもあって、うまくいかない時などには舌打ちや貧乏ゆすりが止まらない彼女、やはり近くにいたらうざく感じるかもw そんな麻綾が最後にあることを決断する姿は印象的です。
読了日:08月02日 著者:城戸川 りょう

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